温暖化詐欺に「さよならをもう一度」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

9月7日の投稿以来ゴチャゴチャと書き立ててきたことを、ここらで少しまとめてみようかね。
要は、CO2の温室効果は飽和しているか、ということだけど。
サイドバーにアップロードしている”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の(10-22)式で求めたとおり、CO2の温室効果の上限は8℃。
(繰り返すけど、正確にはCO2の吸収帯域からの寄与で、水蒸気も寄与しているけど、其処ではCO2の寄与が支配的だから、便宜上、CO2の温室効果と呼ぶことにする。)
但し、10月7日の投稿で指摘したとおり、飽和しているかどうかは産業革命時における全温室効果33℃に占めるCO2の寄与の如何に依るんだな。
だから、其処のところを明確にしないと、温室効果は飽和しているからCO2の人為的排出で有意な温暖化は起こり得ない、すなわち、人為的温暖化はでっち上げ、とは言い難い。

多層大気模型と気温のデータだけでそれを論じることが可能か?
9月25日の投稿で紹介したとおり、江守正多も「モデル以前の問題」と認めていたんだから、不可能ではないはず。
(江守の言う「モデル」とはコンピュータシミュレーションのこと。一方、多層大気模型は純粋な理論。同じ言葉を使っているけれど、中身は全然違うので、勘違いしないように。)
そこで、まず、多層大気模型だけで何処までのことが言えるかを考えてみた。
11月19日の投稿で解説したとおり、大気中のCO2濃度が280ppmの時、赤外線が大気中を1m進む間に平均して5%だけ吸収されるとすると、100mの厚さを一つの層と見なせば多層大気模型が適用できる。
で、11月4日の投稿で指摘したとおり、対流圏だけ考えれば十分だから、その場合、対流圏は100層から成り、CO2の温室効果は7.2℃であることが判る。

実際、今現在CO2が280ppmから400ppmに増えた結果、それに比例して大気層が産業革命時の100層から140層に増したとすると、10月16日の投稿で解説したとおり、CO2の温室効果は0.24℃上がったことになる。
11月30日の投稿で紹介したとおり、IPCC党は気候感度3℃を主張しているから、それを真に受けて、フィードバックで3倍になるとすると、20世紀の気温上昇(下図の紫色の線)を再現できる。

図1 IPCC第4次報告書より

ところが、これまた11月19日の投稿で指摘したとおり、1mの空気柱当り5%しか吸収されなくても、その1mの層からも放射があるはずで、現実には多層大気模型の場合よりも吸収・射出をくりかえす回数がふえるから、正しい値は7.2℃よりも高いはずなんだな。
それならば、多層大気模型で20世紀の気温上昇を再現できたことと矛盾するけれど、それは、0.74℃の全てがCO2の増加に因るわけではないことを、意味している。
実際、「地球温暖化懐疑論批判」は「IPCCが20世紀後半以降の温暖化の大部分が人為起源である可能性が非常に高いと結論した(議論10)」と記していた。
つまり、IPCC党でさえCO2に因る温暖化はその半分、すなわち、0.37℃と認めている。
さらに、2000年以降は温暖化が停滞しているという事実が追い討ちをかける。
IPCC党はそれを自然変動に帰しているけれど、それならば、11月23日の投稿で解説したとおり、0.37℃のうちの半分は自然変動による温暖化だったということに、すなわち、CO2に因る温暖化は0.2℃未満ということになるんだな。

これに対して、図1の紫色の線は1990年以降のデータ(黒丸)よりも低いから、紫色の線は自然変動分を除いた温暖化量のはずで、11月23日の投稿のように、そこからさらに自然変動分を差し引くのは間違い、という反論があるかもしれないけど、それは違う。
図1の紫色の線から得られる「20世紀後半以降の温暖化」、すなわち、0.37℃の気温上昇は、黄色の線で表される1980年以降2000年までの気温上昇と一致している。
だから、「20世紀後半以降の温暖化」というのは、事実上、黄色の線で表される1980年以降の温暖化に他ならないんだな。
1990年以降のデータが紫色の線よりも上にあるのは、黄色の線が紫色の線よりも上に突き出ていることと同一だから、黄色の線で表される1980年以降の20年間の気温上昇の半分は自然変動に因るということに他ならず、IPCCは自然要因の温暖化を人為的要因であるかのように煽り立てていたと認めたにすぎないんだね。

結局、CO2に因る温暖化は観測されている20世紀100年間の温暖化量0.74℃の4分の1にすぎないわけ。
しかも、それはフィードバックで増幅された値だから、気候感度が3℃だとすると、CO2の温室効果の上昇はさらにその3分の1、すなわち、0.06℃。
つまり、大気が100層から成ると考えた場合の4分の1にすぎない。

では、CO2濃度が280ppmから400ppmに増し、それに比例して大気層数が1.4倍になり、その結果、CO2の温室効果が0.06℃だけ上がったのならば、産業革命時に大気は何層から成っていたか?
産業革命時において400層から成っていたとすると、10月16日の投稿で示した式に基いて計算すれば、CO2の温室効果は

で、これが560層になると、

温度差はちょうど0.06℃。
(始めに述べたとおり、多層大気模型そのものを適用できるのは100層までだから、此処で400層や560層と言うのは、多層大気模型で400層または560層として計算した場合と同等、という意味。)
つまり、産業革命時におけるCO2の温室効果は7.79℃で、上限までは0.2℃しか残っていないわけだから、殆ど飽和状態だと言える。
実際、CO2濃度が倍になり、それに比例して大気層が800層になっても、

CO2の温室効果は産業革命時から0.1℃増田け、じゃなかった、増すだけ。
後は0.1℃残っているだけだから、始めに示した表を見れば判るとおり、CO2が増えても気温はほんの少しずつ上がっていくだけ。

以上は、2000年以降の気温上昇停滞に注目して考察したわけだけど、停滞の理由は定かではないという反論もあるだろうね。
そこで、「20世紀後半以降の温暖化」、すなわち、0.37℃の気温上昇は全て人為的原因と考えてみよう。
それでも、人為的原因の全てがCO2の人為的排出ではないんだな。
10月16日の投稿11月30日の投稿、そして、前回の投稿で指摘したとおり、0.37℃の気温上昇には「都市化によるバイアス」がかかっている。
近藤純正氏に依れば、都市化による全球気温のバイアスを除いた正味の温暖化は公表されている値の6割。
もちろん、それもフィードバックで増幅された値だから、CO2の温室効果の上昇はさらにその3分の1。
だから、CO2の温室効果の上昇は観測されている20世紀100年間の気温上昇の1/2×6/10×1/3=1/10。
つまり、CO2の温室効果の上昇は観測されている20世紀100年間の気温上昇のうちの10年分、0.08℃にすぎない。
大気が100層から成ると考えた場合の3分の1。

これを再び多層大気模型に当て嵌めて考えてみよう。
産業革命時において大気が実質的に300層から成っていたとすると、CO2の温室効果は

で、これが420層になると、

温度差はちょうど0.08℃。
つまり、産業革命時におけるCO2の温室効果は7.72℃で、上限までは0.3℃しか残っていない。
CO2濃度が倍になり、それに比例して大気層が600層になっても、

CO2の温室効果は産業革命時から0.14℃増すだけ。
結局、CO2の温室効果は産業革命時において十分飽和に近かったという結論は覆らない。

ここでもう一つ注目して欲しいのは、いわゆる懐疑論者が最近主張している宇宙線の影響云々は全く考慮していない、と言うよりも、必要としない、ということ。
8月28日の「気候変動・千夜一夜」は「しかし、その結果がどうなっても、1970年ごろ以後の全球平均気温の上昇の原因が宇宙線であるということにはならないでしょう」と言ってるけど、不肖私めはそれに反論する気は全く無いのよ。

それでも、CO2の温室効果はほぼ飽和している。
10月7日の投稿で紹介したけど、吉村純も「飽和に近い」と白状していたんだね。
人為的温暖化の余地は残っていても、危惧するようなことではないんだな。
その意味において、人為的温暖化はでっち上げと言って間違いないんだよ。

さよなら、人為的温暖化詐欺。
さよなら、IPCC党。

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