超絶温暖化詐欺練習曲(2)

リスト「パガニーニの主題による超絶技巧練習曲」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

今日は、2011年9月7日の投稿に続く「超絶温暖化詐欺練習曲」の第2弾として、これを採り上げようかね。


CO2急増が氷河期終わらせる
2012年4月5日 02時00分
約1万年前に地球規模の温暖化で氷河期が終わった最大の要因は、大気中の二酸化炭素(CO2)の急激な増加だったとする研究結果を、米ハーバード大などのチームが5日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
チームの研究者は「現在は氷河期の終わりより早いペースでCO2濃度が上昇しており、大きな影響が出る可能性がある」としている。
チームは約2万2千年前に太陽を回る地球の軌道の変化で北半球の陸の氷が局地的に解け、海流変化が起きて約1万9千年前に深海から大量のCO2が大気中に放出されたとみられるのを突き止めた。


(共同)

元論文はコチラからダウンロードできるけど、素人(私めも含めて)にはBBCの解説の方が解り易いので、そちらを見てみると。

図1

これは、氷河期から間氷期への移行における、気温と大気中CO2濃度の推移を表したグラフだな。
上半分のグラフは南極のデータ。
これに関しては、気温の上昇がCO2の上昇に先行しているから、気温が上がった結果としてCO2が増えたのであって、このデータを盾に「約1万年前に地球規模の温暖化で氷河期が終わった最大の要因は、大気中の二酸化炭素(CO2)の急激な増加だった」などとは言えない、と言われてた。
で、そのような批判を覆そうと企画されたのがこの論文。
気温上昇とCO2増加の因果関係を論じるには、南極という一地域の気温ではなく、全球平均気温と比べるべきです、と。
そこで、氷河期から間氷期への移行過程における全球平均気温を調べてみました、と。
それが下半分のグラフですよ、と。
それを見ると、CO2の上昇が気温の上昇に先行しているから、CO2の増加が気温上昇をもたらしたのは明らかです、と。
一方、IPCC党のコンピュータシミュレーションでは、大気中CO2濃度が倍増すればCO2の温室効果は1℃、フィードバックを考慮すれば気温は3℃上がる。
氷河期のCO2濃度は180ppmで間氷期は280ppmだから、倍増はしていないけど、「約1万年前に地球規模の温暖化で氷河期が終わった最大の要因は、大気中の二酸化炭素(CO2)の急激な増加だった」ことは明らかです、と。
逆に言えば、CO2が倍増すれば気温は3℃上がることが確かめられました、と。
であるから、「現在は氷河期の終わりより早いペースでCO2濃度が上昇しており、大きな影響が出る可能性がある」というわけ。

これは画期的な研究ですよ、と。
第2のホッケースティックですよ、と。
だからこそ、またもや佞チャーに発表されたんだね。
だからこそ、人為的温暖化を煽り立ててきたBBCがまるで天下を取ったみたいにはしゃいでいるんだね。

けれど、3月24日の投稿で解説したとおり、氷河期から間氷期への移行過程において大気中CO2濃度が倍増すればCO2の温室効果が1℃上がるとしても、であるから、「約1万年前に地球規模の温暖化で氷河期が終わった最大の要因は、大気中の二酸化炭素(CO2)の急激な増加だった」としても、人為的排出が原因で大気中CO2濃度が産業革命時の倍になってもCO2の温室効果は0.5℃上がるだけ。
であるから、1月22日の投稿で紹介したとおり、これまでのペースでCO2の排出が続いたとしても、今世紀中に気温は0.5℃上がるだけ。
IPCC党は、CO2の排出を抑制しなければ今世紀中に気温が2℃上がる、と言い立てているけど、それは全くの誇張。
しかも、今世紀中に0.5℃上がるというのは、20世紀の気温上昇は専らCO2の増加が原因と仮定した場合の話にすぎない。
現実には、サイドバーにアップロードしている”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の第7節で解説したとおり、20世紀前半の気温上昇は主に日射量の増加と気候の内部変動に因る。
そのことを考慮するならば、”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の第11節で解説したとおり、CO2の吸収帯域における赤外放射の吸収・射出の平均回数は産業革命時に300に達していたと考えられるんだね。
この場合、CO2の温室効果は7.72℃。
ここから逆算すると、氷河期における吸収・射出の平均回数は300×180÷280=190で、CO2の温室効果は、

式(1)

だから、フィードバックで3倍になるとしても、氷河期から間氷期への気温上昇約3.5℃に占めるCO2の寄与は0.5℃にすぎない。
「約1万年前に地球規模の温暖化で氷河期が終わった最大の要因は、大気中の二酸化炭素(CO2)の急激な増加だった」は全くのデタラメ。
そして、これまでのペースでCO2の排出が続いたとしても、今世紀中に気温は0.2℃上がるだけだから、「現在は氷河期の終わりより早いペースでCO2濃度が上昇しており、大きな影響が出る可能性がある」も真っ赤な左翼の嘘

もちろん、IPCC党とIPCC信者は尚も、CO2の上昇が気温の上昇に先行しているのが何よりの証拠ですぅ~~~、と喚き立てるだろうけど、その主張自体がナンセンス!
図1の下半分のグラフでは、水色の点が青色の線よりも速く上昇するから、CO2が気温に先行しているように見えるだけ。
単位が全く異なるのに、CO2の上昇が気温の上昇よりも速い、などと言い立てても全く無意味。
もう判っただろうけど、データを適当にスケーリングし、CO2と気温を同一のグラフ上に書き込むことに依って、CO2の上昇が気温の上昇に先行しているように見せ掛け、「約1万年前に地球規模の温暖化で氷河期が終わった最大の要因は、大気中の二酸化炭素(CO2)の急激な増加だった」と思い込ませようと図ったんだな。
グラフを使った典型的なペテン。
グラフというのは視覚的だから解り易い、特に、素人を理解させるには効果的なんだけど、目くらましにもなり得るのよ。

結局のところ、人為的温暖化を正当化しようと図って、逆に、人為的温暖化の非科学性を露呈してしまった、ということであり、IPCC党はこんな破廉恥極まるペテンを使わざるを得ないまでに追い詰められてしまった、ということ。
哀れな連中だわ、IPCC党は。

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