毒入りコーヒー・カンタータ

バッハ「コーヒー・カンタータ」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

8月10日の投稿、そして、8月26日の投稿で糾弾したにもかかわらず、ナショナルジオグラフィックが性懲りも無く人為的温暖化を煽り立てているようだな。


気候変動でアラビカ種コーヒーが絶滅?
Amanda Fiegl
for National Geographic News
November 9, 2012
世界中の人々が愛飲するコーヒーは、1日に16億杯が消費されている。しかし、イギリスの王立植物園キューガーデンがこのほど発表した研究結果によると、一番飲まれている野生のアラビカ種が2080年までに絶滅する恐れがあるという。気候変動が原因だ。
野生種に限った話なので深刻な状況とは思えないかもしれないが、市場に出回るコーヒー豆はその野生種を基にした栽培種から収穫されている。野生種が絶滅すると、栽培種も遺伝子的な面からさまざまな脅威に弱くなる危険性がある。その結果、やがては私たちの口に入るコーヒーの品質が低下し、価格が上昇するかもしれない。
「元来アラビカ種は病気や害虫に弱く、生産性の面で問題が多い。生産者は、常に野生種を利用して遺伝的多様性を維持している」と、キューガーデンによる今回の調査プロジェクトを主導したアーロン・デイビス(Aaron Davis)氏は話す。
栽培種のコーヒーは、大きく分けてアラビカ種(野生種の「Coffea arabica」由来)と、ロブスタ種(「Coffea canephora」由来)の2種に限られる。しかし、コーヒーの木を15年間調査してきたデイビス氏によると野生種は125以上あり、しかも未確認の種がさらにあるという。
「調査し始めて最初に驚いたのはその点だ。非常に重要度の高い作物だが、いまだに全種の解明には至っていない。そして、そうした野生種の中に有効な遺伝子を持つ種がある」。
◆アラビカ種の危機
国際コーヒー機関によると、アラビカ種は世界の生産量の7割を占めており、コーヒー産業の中核を成しているという。しかし、その大部分の先祖は17~18世紀にエチオピアで採取されたごく少数の原木に溯る。遺伝子プールが狭く(遺伝子の多様性が低く)、「それがひ弱さにつながっている」とデイビス氏は指摘する。
今回の研究では、フィールド調査とコンピューター・モデリングを組み合わせ、さまざまな気候条件下で、野生のアラビカ種にどのような影響が出るかシミュレートされた。栽培種の原産地でアフリカ最大のコーヒー生産地エチオピアと、南スーダンの一部の地域に焦点が当てられている。
その結果は「非常に深刻」なものだった。最良の気候条件下でも、2080年までにアラビカ種に適した生育地の66%が消失。最悪の条件下に至っては、ほぼ全滅する恐れがあるという。しかもこの想定には気候変動だけが条件として取り入れられており、森林破壊は考慮されていない。
デイビス氏のチームは4月、南スーダンのボマ高原(Boma Plateau)を訪れた。当初はコーヒー生産の可能性を探るための調査だったが、深刻な野生アラビカ種の状況に気付いたという。
「現地の森林を調査してから、救済措置を探る方に目的が変わった」と同氏は言う。研究では、ボマ・プラトーの標本をできるだけ早く種子バンクに保管する必要性を提唱している。2020年までに絶滅するおそれがあるためだ。
アメリカ、ミズーリ植物園の植物学者ピーター・レイブン(Peter Raven)氏は今回の研究には関係していないが、「アラビカ種は通常、熱帯地域の高地の植生で生育する。既に生態系の中で危機的な状況に追い込まれているため、気温が上昇すると行き場を失ってしまう」と話す。
国連開発計画(UNDP)がまとめたレポートによると、アラビカ種コーヒー生産世界第3位のエチオピアでは、1960年以降、年間平均気温が1.3度上昇しているという。
「生育に適した気温の幅はごく狭く、野生種も栽培種も気候変動には弱い」とデイビス氏は語る。「アラビカ種が気候変動の進行に脅かされていることは、単純なシミュレーションでもすぐにわかる。このまま放っておけば、やがてはコーヒー生産に悪影響が出るのは間違いない」。
今回の研究結果は、「PLOS ONE」誌に11月7日付けで掲載されている。


(ナショナルジオグラフィック)

10月28日の投稿で紹介したとおり、自称「地球温暖化の研究に真面目に取り組む科学者」は「温室効果ガスを含む大気は、地表から出た赤外線を吸収するだけでなく、 大気から出た赤外線も吸収する。1回吸収したら終わりではなく、何度も吸収・射出をくりかえすのである」と言い立てていたけれど、それは多層大気模型のこと。
但し、今、問題にしているのは、人為的に排出されたCO2が温暖化を引き起こすかどうか、ということだから、多層大気模型はCO2の吸収帯域のみに適用すべき。
そうすると、サイドバーにアップロードしている”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の第10節で解説したとおり、CO2の温室効果は最大で8℃で、CO2の増加に因る気温上昇、すなわち、人為的温暖化は”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の(11-2)式で決まる。

但し、ここで言う「CO2の温室効果」とは、CO2の赤外吸収が存在する13μmから17.5μm帯域の温室効果で、水蒸気の効果も含む。
自称「地球温暖化の研究に真面目に取り組む科学者」は「著者(池田清彦)は、二酸化炭素の増加が温暖化をおこすことを示している気候シミュレーションを全く信頼しようとしない」と喚き散らしてたけど、8月10日の投稿の図2で示したとおり、CO2の効果だけを考えるならば、確かに、IPCCの気候シミュレーションのとおりになる。
けど、水蒸気が存在するから、13μmから17.5μmの帯域の温室効果は殆ど飽和しているんだね。

もう少し判り易く説明しよう。

Gavin Schmidtらの論文(J.Geophys.Res.115(2010)D20106)に依れば、1980年時におけるCO2の温室効果は全温室効果33℃の19%、つまり、6.3℃。
“「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の表10-1に依れば、この場合の「吸収・射出の平均回数」は50。
1980年時の大気中CO2濃度は338.7ppmだから、「吸収・射出の平均回数」は濃度に比例すると仮定すると、産業革命時(CO2濃度280ppm)における「吸収・射出の平均回数」は(280÷338.7)×50=41。
ここから逆算すれば、産業革命時におけるCO2単独の温室効果は6℃

一方、”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の(11-4)式で示したとおり、産業革命時における15μm帯域の温室効果、つまり、CO2と水蒸気の温室効果の総和は7.7℃。
であるから、産業革命時における水蒸気単独の温室効果は1.7℃。
(もちろん、ここで言う「水蒸気の温室効果」は15μm帯域における水蒸気の効果。水蒸気の赤外吸収は「大気の窓」を除く広い帯域に及んでいるから、水蒸気の全温室効果はCO2のそれよりも大きい。)
以上の結果を棒グラフで表すと。

左のグラフはCO2(赤色)だけの温室効果、右のグラフはCO2と水蒸気(水色)の温室効果を示している。
IPCCは左側のグラフに基いて、人為的な排出で大気中CO2濃度が増えると赤いグラフが伸びていく、だから、CO2が増えれば顕著な温暖化が起こる、と主張しているんだよ。
実際、左の赤いグラフが伸びていくならば、気温は8月10日の投稿の図2のように上がる。
つまり、IPCCの気候シミュレーションのとおりになる。
けど、水蒸気の効果があるから、本当は右側のグラフのようになっている。
従って、赤い棒グラフが伸びていく余地(灰色の部分)は僅かしか残っていない。
(上で述べたとおり、棒グラフが8℃を超えることはない。)
つまり、CO2の温室効果はほぼ飽和している。
従って、8月10日の投稿の図2やIPCCの気候シミュレーションのとおりにはならない。

“「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の(11-2)式は、IPCCの気候シミュレーションを説明できると同時に、その誤りも説明できるんだよ。

「2080年までに絶滅する恐れがある」などと喚き立てているけど、そして、IPCCの気候シミュレーションどおりなら、2080年までに現在よりも2℃以上温暖化するから、そういうこともあり得るけど、CO2の温室効果はほぼ飽和しているから、”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の第11節で解説したとおり、2080年に大気中のCO2濃度が産業革命時の倍になっても、気温上昇は高々0.2℃。
たとえ、20世紀の気温上昇が全て人為的なCO2排出に因ると仮定しても、1月9日の投稿で示したとおり、気温上昇は高々0.5℃。
IPCCの気候シミュレーションの破綻は明白。

1月2日の投稿で紹介したけど、江守正多が「観測された変動がシミュレーションの幅の中に入っていること、いわば『想定の範囲内』であることは、一目瞭然ですね」と言い立てていたことから明らかなとおり、IPCC党の拠りどころは、気候シミュレーションが20世紀の気温上昇を再現できる、ということ。
であるから、IPCCを論破するには、コンピュータに依らず、20世紀の気温上昇を説明して見せねばならない。
その上で、IPCCの誤りを指摘しなければならない。
残念ながら、従来のいわゆる「懐疑論」はそれが出来なかったけど、私めはそれを為し得た。
だからこそ、1月11日の投稿で紹介したとおり、自称「地球温暖化の研究に真面目に取り組む科学者」は「読者に理屈を理解してもらうよりは、むしろ笑いをとろうとしているように思われます」と喚き散らして、私めが論じている問題をはぐらかそうとしたんだね。
2月11日の投稿で紹介したとおり、温室効果の飽和・未飽和を論じてもいないブログを持ち出してきて、「わたしはRealCrazyClimateがそのたぐいのものではないかと疑っています」と喚き立てたのもそれ故。
けれど、「科学者」を自称しながら、科学的な反論が出来ず、誹謗中傷に奔ったという事実は、温室効果が飽和しているという事実を裏づけただけ。
であるから、IPCC党の非科学性を、そして、人為的温暖化の虚構を満天下に曝け出しただけ。
本当に愚劣で下劣で卑劣なヤツラだね、IPCC党は。
毒入りコーヒーを飲んで死になさい。

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