超絶温暖化詐欺練習曲第5番

リスト「超絶技巧練習曲」より第5番「鬼火」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

前々回の投稿前回の投稿に続いて、またまた、「インチキ Panel on Climate Change(IPCC)」の第5次報告書を採り上げるだよ。


Climate-ice sheet models with varying degrees of complexity and forced by orbital variations and reconstructed atmospheric CO2 concentrations simulate ice volume variations and other climate characteristics during the last and several previous glacial cycles consistent with paleoclimate records (Abe-Ouchi et al., 2007; Bonelli et al., 2009; Ganopolski et al., 2010) (see Figure 5.3).
There is high confidence that orbital forcing is the only external driver of glacial cycles. However, atmospheric CO2 content plays an important role as internal feedback.
・・・中略・・・
Such close linkages between CO2 concentration and climate variability are consistent with modelling results suggesting with high confidence that glacial-interglacial variations of CO2 and other greenhouse gases explain a considerable fraction of glacial-interglacial climate variability in regions not directly affected by the Northern Hemisphere continental ice sheets (Shakun et al., 2012; Timmermann et al., 2009).
・・・中略・・・
According to these mechanisms, southern temperature lead over Northern Hemisphere neither contradicts the northern hemisphere forcing of deglacial ice volume changes (high confidence), nor the important role of CO2 in generating glacial-interglacial temperature variations due to the greenhouse effect.


(IPCC第5次報告書草稿第2稿第5章の16頁及び17頁より)

いま問題となっているのは、20世紀の気温上昇は人為的CO2排出が原因か否か、ということだね。
と言うか、そのためにIPCCが組織されたんだね。
それなのに、なぜ氷河期から間氷期への移行を問題にする必要があるのか?

(1)氷河期の凍てついた気候から現在のような温暖な気候になったのは、大気中のCO2が増えたからざます。
(2)ですから、石油や石炭を燃やして大気中のCO2が増えると気温が上がるざます。
(3)ですから、20世紀の気温上昇は人間が原因ざます。

と言いたいわけだな。
けど、(1)が成り立つとしても、(2)(3)が成り立つとは限らない。

Gavin Schmidtらの論文に依れば、1980年時におけるCO2の温室効果は全温室効果33℃の19%、つまり、6.3℃。
サイドバーにアップロードしている“「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の表10-1に依れば、この場合の「吸収・射出の平均回数」は50。
1980年時の大気中CO2濃度は338.7ppmだから、「吸収・射出の平均回数」は濃度に比例すると仮定すれば、産業革命時(CO2濃度280ppm)における「吸収・射出の平均回数」は(280÷338.7)×50=41。
ここから逆算すると、産業革命時におけるCO2単独の温室効果は6℃。

(1)式

(1)式

一方、氷河期の大気中CO2濃度は180ppm。

図1 IPCC第5次報告書草案第2稿の図5.3(d)

図1 IPCC第5次報告書草案第2稿の図5.3(d)

この時の「吸収・射出の平均回数」は、(180÷338.7)×50=27。
であるから、CO2単独の温室効果は5℃。

(2)式

(2)式

従って、氷河期と間氷期との差は1℃。
但し、これがフィードバックで3倍に増幅される。


Therefore, although carbon dioxide is the main anthropogenic control knob on climate, water vapour is a strong and fast feedback that amplifies any initial forcing by a typical factor of three. Water vapour is not a significant initial forcing, but is nevertheless a fundamental agent of climate change.


(IPCC第5次報告書草稿第2稿第8章の63頁より)

従って、氷河期と間氷期の気温差に占めるCO2の寄与は3℃。
[Shakun et al., 2012]に依れば、氷河期と間氷期の気温差(全球平均気温)は4℃ほど。

図2 最終氷河期からの気温推移(青線)

図2 最終氷河期からの気温推移(青線)

そうであれば、確かに「There is high confidence that orbital forcing is the only external driver of glacial cycles. However, atmospheric CO2 content plays an important role as internal feedback」ということになる。
つまり、上記の(1)が成り立つ。
しかし、11月14日の投稿で解説したとおり、CO2の吸収帯域には水蒸気の温室効果が重なるから、CO2の温室効果は既に飽和に近い。
であるから、上記の(1)が成り立つとしても、(2)(3)は成り立たない。
(以上の考察はGavin Schmidtらの論文を、すなわち、IPCCの気候モデルの結果を受け容れた場合の話であり、現実には、前々回の投稿前回の投稿で指摘したとおり、気候モデルは破綻しているから、(1)が成り立つとは限らない。しかし、(1)が成り立つと仮定しても、やはり、(2)(3)は成り立たない、つまり、どちらに転んでも人為的温暖化論は破綻している、ということ。)
IPCCは「water vapour is a strong and fast feedback」と言い立てているけれど、水蒸気はフィードバックとして働くだけじゃない。
「Water vapour is not a significant initial forcing」ではあるけれど、間氷期には既に十分な水蒸気が存在するから、その温室効果の故にCO2の温室効果が飽和しているんだね。
「地球は水の惑星」たる所以だな。

もちろん、IPCC党は、CO2の温室効果は飽和しないざますぅ~~~、と泣き叫ぶわけだけど、CO2の温室効果が飽和しないのであれば、(1)が成り立つから(3)が成り立つ、などと言い立てる必要はない。
2011年9月7日の投稿で紹介したとおり、松野太郎は「CO2増加による温暖化は物理法則に基づく理論」と言い立て、12月22日の投稿で紹介したとおり、IPCCも「It is supported by basic physical arguments」と言い立て、そして、2011年11月24日の投稿で紹介したとおり、自称「地球温暖化の研究に真面目に取り組む科学者」は「大気中の二酸化炭素がふえることが温暖化をもたらすしくみに関する確信」と高言してたけれど、産業革命以降でも「大気中の二酸化炭素がふえることが温暖化をもたらす」が本当に「物理法則に基づく理論」「basic physical arguments」ならば、20世紀の気温上昇が人為的排出CO2に因るという論拠に(1)を持ち出す必要は全く無いはず。
にもかかわらず、阿部彩子が「Climate-ice sheet models with varying degrees of complexity・・・」などと出しゃばるのは、「確信」が無いからに他ならない。

1月11日の投稿では「本当の『科学者』ならば、正しい『理屈=未飽和論』は此れ此れこうであり、君の展開している『理屈=飽和』は此れ此れこの場合に相当するけれど、それは非物理的だから誤りである、というような批判をするはずなんだね」と指摘したにもかかわらず、2月11日の投稿で紹介したとおり、自称「地球温暖化の研究に真面目に取り組む科学者」は尚も「わたしはRealCrazyClimateがそのたぐいのものではないかと疑っていますが、確証がもてません」と喚き立てていたけど、「確信」がないから、破廉恥で醜悪な悪態を吐き散らすしか術が無いんだね。
「確信」が無いにもかかわらず「大気中の二酸化炭素がふえることが温暖化をもたらすしくみに関する確信」と高言するのは、嘘をついている証拠であり、であるから、CO2の温室効果は飽和しないというIPCCの主張が嘘である証であり、であるから、CO2の温室効果は既にほぼ飽和していること、従って、人為的温暖化論がインチキにすぎないことは明らかだな。

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