青二才のための温暖化詐欺入門

ブリテン「青少年のための管弦楽入門」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

IPCC党が、人為的温暖化が証明されたぞ、うほほ、ほ、ほ~~~、と喜んでいるようだな。


地球の気温、過去1万1000年の大半より高い
2013年3月08日 13:35 JST
By GAUTAM NAIK
2000年から09年の10年間の地球の平均気温は、過去1万1300年の大半の期間よりも高かった。科学誌サイエンスが7日公表した新たな研究で明らかになった。この発見は現代の気候変動を評価する際の長期的な背景状況を提供するものだ。
温暖化が進む地球。1度変動するのに過去1万1300年かかった。しかし、同じ1度変動するに現在では150年間しかかかっていない。
今回の研究の目的は、過去1万1300年間の地球の気温の全体的な概況を提供することにあった。この期間は「完新世」と呼ばれる比較的温和な時期で、最終氷河期の終了後に始まり、現代を含む人類の文明期全てが含まれている。
研究論文によると、地球は気温が1度変動するのに、最終氷河期が終わってから約1万1000年かかった。しかし、同じく1度変動するのに、産業革命の初期から現在までの150年間で再現されていることが判明したという。
この150年間の枠組みの中では、2000‐09年の10年間が近代的な形で記録を取り始めてから最も温暖だった時期の1つだが、世界の気温の中央値は、完新世の初期の水準ほど高くなかった。しかし、研究論文によると、世界の気温の中央値は今後、その水準に達する公算が大きいという。科学者らの予想が正しければ、2100年の地球の気温は過去1万1300年よりも高くなるとみられる。
研究はオレゴン州立大学とハーバード大学が共同で実施し、全米科学財団(NSF)から資金援助を受けた。この研究は、ある重要な疑問に焦点を当てることも目的としている。それは、過去150年に記録された地球の気温上昇が異例なものなのか、つまり人的活動から生じる温室効果ガスの排出によるのか、それとも長期的な気温の自然変動なのかという疑問だ。
研究論文は、この原因が人的活動にあると指摘した。理由は、気温の急激な変化が長期的なトレンドと一致していないように見えるからだ。
論文の主執筆者でオレゴン州立大学の古気候学者のショーン・マーコット博士は「違うのは変化の速さだ」と指摘し、「過去150年にわれわれが目撃した変化は、過去1万1000年で目撃したどの変化よりも急激だ」と述べた。
古気候学として知られる古代の地球の気候を推測する学問は、難しい作業だ。それはプロキシ(代用的)尺度に依存しているためだ。つまり、過去の温度の物理的な記録を提供する海の化石や氷床コアから採取した代用的な指標だ。例えば、科学者らはこのプロセスの一環として、さまざまな温度条件で海洋生物を育て、異なる水温と、海洋生物の殻の化学的な特徴の変化とを関連づける。こうして得られたデータは海の化石の研究に使うことができる。発見した結果を裏付けるため、研究者は通常、ある1つの情報源(例えば海の化石)から得られた温度の記録が、これと関連のない別の情報源(例えば氷床コア)から得られた温度記録と合致するかをチェックする。
今回出された新しいデータは、地球の気温上昇の理由をめぐる議論を再燃させる可能性がある。多くの科学者は二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出増が原因だとしているが、雲の量が増えるといった自然的な要因が原因だと反論する向きもある。
完新世の気温をめぐる従来の再現作業は、地域に限定されがちだった。これに対し、マーコット博士のチームは73カ所からデータを収集し、1万1300年前以降のもっと地球規模の姿を構築した。データは海洋化石のほか、グリーンランドの氷床や湖からの花粉の記録から得た。
温度の再構築作業の結果、最近の温暖化傾向は過去2000年間という脈略でみると型破りだったことが既に示されてきた。新研究は、これは1万1300年間のスパンで見ても同様に異例だと結論した。
世界の平均気温は完新世の間、セ氏1度の範囲内で変動した。それは主として地球の軌道が徐々にシフトしたことによるものだった。軌道のシフトで、地球の異なる部分に降り注ぐ太陽光の量が変化した。
完新世の前半期は温暖だった。その後、冷却トレンドになり、5000年程度続いた。200年ほど前、温度は着実に上昇し始めた。
予測では、地球の大気の温度は2100年までにセ氏2-5度上昇する可能性があるという。
米海洋大気局(NOAA)で古気候学プログラムを指揮しているデービッド・アンダーソン氏は「この論文は、地球が温暖化途上にあることを示すことによって、(温暖化否定論者に)挑戦状を突き付けている」と述べ、「2100年までには、地球は1万1000年前よりもはるかに温暖になっているだろう」と語った。同氏は今回の研究に関与していない。


(ウォールストリートジャーナル)

「(温暖化否定論者に)挑戦状を突き付けている」って?
全然、逆じゃねえの?

私めは論文にアクセスできないから、また、論文は何処にもアップロードされてないから、中身は見てないけど、論文中のグラフと思しき物がこちらのサイトに掲載されていたので、それを見ると。

図1

図1

横軸のBPは「before present」の意味だけど、じゃあ、「present」は、つまり、横軸の目盛0は何年なのか?
一見、西暦2000年に思えたけど、それだと、Mannのグラフ(濃い灰色の線)の右端は西暦2050年になってしまう。
それはありえないから、横軸の目盛0は西暦1950年と考えられるんだな。
実際、Mannの論文を確かめたところ、1940年前後の気温偏差は0になってた。
だから、紫色の線の右端も1940年頃と考えられるんだね。

な、な、なんと!
この新論文は、1940年の気温偏差は0.6℃、という驚くべき結果になってるんだよ。
これが如何に衝撃的であるかは、IPCC第4次報告書のこのグラフを見れば明らかだろ。

図2 IPCC第4次報告書のFAQ3.1の図1

図2 IPCC第4次報告書のFAQ3.1の図1

IPCCに依れば、1940年頃の気温偏差は0。
図1の紫色の線が正しいのなら、1940年頃の気温は現在と同じほど高い、もしくは、現在よりも高いから、IPCCは嘘を言ってる、ということになるな。
2月23日の投稿で紹介したとおり、人為的温暖化の影響が顕著に現れるはずの北半球高緯度では、1940年頃の気温が現在と同じほど高いけど、実は、全球平均気温も同様、ということだね。
人為的CO2排出は20世紀後半に激増したから、一方、サイドバーにアップロードしている”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の図7-1で紹介したとおり、太陽の活動は20世紀前半に強まり、20世紀後半も強い状態が続いているから、IPCCの人為的温暖化説が正しいのなら、1940年の気温が現在と同じほど高いはずは無い。
だからこそ、IPCCは図2をひけらかしているんだな。
であるから、この新論文が正しいのなら、人為的温暖化説は完全に否定されてしまうんだね。
「(温暖化否定論者に)挑戦状を突き付けている」んじゃなくて、全く逆に「(温暖化論者に)挑戦状を突き付けている」んだよ、この新論文は。

では、IPCCと新論文のどちらが正しいのか?
もちろん、私めには知る術も無いけど、IPCCが嘘を言ってる可能性を排除できないんだな。
その一例を紹介すると。

GISS Surface Temperature Analysis」のサイトで室戸岬の気温を選ぶとこんなグラフが表示される。

図3 室戸岬の気温推移

図3 室戸岬の気温推移

このグラフのurlを見ると、最後が「ds=14」になってる。
これを「ds=1」に書き換えると、こんなグラフが表示される。

図4 室戸岬の気温推移

図4 室戸岬の気温推移

1960年以前の気温が図3よりずっと高い。
「地球は気温が1度変動するのに、最終氷河期が終わってから約1万1000年かかった。しかし、同じく1度変動するのに、産業革命の初期から現在までの150年間で再現されていることが判明した」と喚き立ててたけど、1940年の気温は本当に「1度変動」してるぞ。
その結果、現在の気温は1940年と同じ。

実は、図4が寒暖計の記録で、図3はそれを修正した結果なんだよ。
自分で調べてもらえば判るけど、世界中の観測点でこんな修正(改竄?)が施されているんだな。
で、図3のグラフ、つまり、修正されたデータを使って描かれたのが図2のグラフなんだよ。
図4のグラフ、つまり、素直に寒暖計の記録を使えば、図1の紫色の線のように、1940年頃の気温が現在と同じほど高くなるかもしれないんだね。

まあ、真相は藪の中だけど、新論文が人為的温暖化説と相容れないことだけは紛れも無い事実。
それなのに、論文を書いた本人達が「この原因が人的活動にあると指摘した」だと!

「過去150年に記録された地球の気温上昇が異例なものなのか、つまり人的活動から生じる温室効果ガスの排出によるのか、それとも長期的な気温の自然変動なのかという疑問だ」という問題設定が既に非科学的。
「最近の温暖化傾向は過去2000年間という脈略でみると型破りだった」としても、「過去150年にわれわれが目撃した変化は、過去1万1000年で目撃したどの変化よりも急激だ」としても、それだけでは「人的活動から生じる温室効果ガスの排出によるのか、それとも長期的な気温の自然変動なのか」は判断できない。
20世紀の気温の推移も考慮して、初めて正しい判断ができる。
そうすると、上で説明したとおり、「この原因が人的活動にある」という結論には決してならない。
全く逆に、「人的活動から生じる温室効果ガス」の気候への影響は弱い、という結論にしかならない。
しかも、”「地球温暖化懐疑論批判」の不都合な真実”の第7節では、1940年の気温偏差は太陽放射の増加で説明できると言ったけど、それは図2が正しいという前提に基いているから、気温偏差が0.6℃ならば、それだけでは説明できず、従って、例の「宇宙線で雲の量が増えるといった自然的な要因」が現実味を帯びてくるんだね。

そもそも、図2、つまり、IPCCのデータを否定する結果を出しておきながら、その事実に言及しないことが「異例」だろ!

昨年2月4日の投稿で、始めから人為的温暖化という結論が設定されている、と指摘したけど、自ら人為的温暖化と相容れないデータを出しながら、非科学的な論理を振りかざして「この原因が人的活動にある」と言い張るのは、その指摘を裏づけたと言える。
それはIPCC党の非科学性を、であるから、人為的温暖化の虚構を白日の下に曝け出したんだね。
昨年12月22日の投稿12月24日の投稿、そして、12月26日の投稿で解説したとおり、IPCC第5次報告書には人為的温暖化を正当化できる根拠が全く見当たらない。
そこで、起死回生を狙ってこんな論文を出してきたのだけど、逆に、人為的温暖化がでっち上げにすぎないことを立証してしまった、というわけ。
本当にマヌケな奴らだな~、IPCC党は。

パーセル「アブデラザール」より「ロンド」(ブリテン「青少年のための管弦楽入門」の主題の原曲)

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