脱炭人の踊り

ボロディン「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

案の定、人殺し左翼が温暖化を煽り立てているようだな。

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2013年9月28日の朝鮮日刊新聞朝刊紙面より

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2013年10月1日の朝鮮日刊新聞朝刊紙面より

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2013年10月2日の朝鮮日刊新聞夕刊紙面より

「世界の平均気温の変化」と題するグラフを示して、「温暖化 データは語る」と喚き立ててるけど、それってば、ピグモンと愉快な仲間達が、懐疑論者のチェリーピッキングだぁぁぁ、と喚き散らしてたグラフじゃん。

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図1 「Cherrypicking to Deny Continued Ocean and Global Warming」より

ということは、「温暖化 データは語る」はチェリーピッキング、ということだね。
「温暖化 データは語る」は「温暖化 データは騙る」ということだね。
キャハハ。
墓穴を掘ったようだな、脱炭人は。

余りのマヌケさに脱力しちまったけど、仕方ないから、説明しておくか。

「2000年以降、気温の上昇がやや鈍っていることから、温暖化が停まったのかどうかも焦点だった」、「今世紀に入って気温上昇が鈍っている現象をどう解釈するか。温暖化に否定的な人たちが論拠の一つにしてきただけに、どう説明するのかにも注目が集まった」ということだけど、IPCC第5次報告書の政策策定者向け要約はどう説明しているか。


The long-term climate model simulations show a trend in global-mean surface temperature from 1951 to 2012 that agrees with the observed trend (very high confidence). There are, however, differences between simulated and observed trends over periods as short as 10 to 15 years (e.g., 1998 to 2012).
The observed reduction in surface warming trend over the period 1998-2012 as compared to the period 1951-2012, is due in roughly equal measure to a reduced trend in radiative forcing and a cooling contribution from internal variability, which includes a possible redistribution of heat within the ocean (medium confidence). The reduced trend in radiative forcing is primarily due to volcanic eruptions and the timing of the downward phase of the 11-year solar cycle. However, there is low confidence in quantifying the role of changes in radiative forcing in causing the reduced warming trend. There is medium confidence that internal decadal variability causes to a substantial degree the difference between observations and the simulations; the latter are not expected to reproduce the timing of internal variability. There may also be a contribution from forcing inadequacies and, in some models, an overestimate of the response to increasing greenhouse gas and other anthropogenic forcing (dominated by the effects of aerosols).


(IPCC第5次報告書の政策策定者向け要約15ページ)

ホッケー・スティック曲線の虚実」で紹介しているとおり、脱炭人は、太陽活動がマウンダー極小期並に低下しても、気温を0.1℃下げる効果しかない、と言い張ってたのだから、「the downward phase of the 11-year solar cycle」が気温上昇停滞の理由になるはずない。
もちろん、大きな火山噴火も無いし、「海の真実」の[注3]で紹介しているとおり、また、前回の投稿でも指摘したとおり、脱炭人はエアロゾルを恣意的に過大評価しているから、「volcanic eruptions」も言い訳にならない。
だからこそ、「there is low confidence」と認めざるを得ない。
結局、「a cooling contribution from internal variability」の可能性しかない。
そこで、このグラフを見てちょ。

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図2 「世界の年平均気温の偏差の経年変化」より

実際に観測された気温(青線)は赤い直線の上下を行き来してる。
それが、つまり、青い線と赤い直線の差が「internal variability」。
1950年以降は「a cooling contribution from internal variability」だったのが、20世紀第4四半期は「a warming contribution from internal variability」に転じた。
それが1980年以降の急激な気温上昇の主たる原因。
そして、2000年以降、「internal variability」はピーク状態にある。
つまり、高止まりしているわけで、それが「今世紀に入って気温上昇が鈍っている現象」の主たる原因なんだね。
「a cooling contribution from internal variability」じゃないんだよ。
実は、これから「a cooling contribution from internal variability」が顕在化するんだね。
そうすると、たとえ赤い直線で示された傾向が持続したとしても、今後数年間は気温が上がらない。
実際、脱炭人の急先鋒である英国気象庁でさえ認めざるを得ない。

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図3 英国気象庁の予測

しかも、だ。
図2の赤い直線で示された気温上昇の全てがCO2に帰すわけじゃない。
人為的排出CO2は20世紀後半に激増したから、人為的CO2排出に因る気温上昇は、最大でも、1950年以降にすぎない。
ホッケー・スティック曲線の虚実」で解説しているとおり、20世紀前半の気温上昇は太陽活動に因る。
実際、前回の投稿で紹介したとおり、脱炭人も「It is extremely likely that more than half of the observed increase in global average surface temperature from 1951 to 2010 was caused by the anthropogenic increase in greenhouse gas concentrations and other anthropogenic forcings together」と認めてた。
100年で0.68℃だから、図2の赤い直線での「the observed increase in global average surface temperature from 1951 to 2010」は、つまり、人為的排出CO2に因る気温上昇は、前回の投稿でも解説したとおり、最大でも0.4℃。
そうすると、これまた前回の投稿で解説したとおり、気候感度は0.7℃。
この先は0.3℃上がるだけだから、図2の赤い直線がそのまま続くことはない。
赤線の傾きは緩やかになるはず。
そうすると、上で述べたとおり、この先は「a cooling contribution from internal variability」が顕在化するから、図2は「2000年以降の温暖化は一時的な現象で、気温が下がる可能性を示唆している」。
「温暖化の停滞は一時的な現象で、再び上昇基調に戻る可能性を示唆している」と喚き立てているけど、そんな証拠は何処にも無い。

「停滞の原因として考えられるのが、深海の調整機能だ。・・・03~10年の深さ700㍍までの水温上昇は、それ以前の10年と比べ緩やかになっているのに対し、700~2千㍍の上昇は勢いよく続いている」と言い立てているけど、それは海に熱が溜まったから。
そこで、海に溜まった熱を調べると、やはり前回の投稿で解説したとおり、放射強制力は0.3W/(m^2)であり、それに伴う気温上昇は0.24℃にすぎないことが判る。
つまり、図2の赤い直線で示された1950年以降の気温上昇0.4℃のうち、人為的排出CO2に帰せられるのは0.24℃にすぎない。
(残りの0.16℃は海洋貯熱に寄与しない気温上昇だから、乱開発・都市化・気温観測の劣化に因ると考えられる。実際、近藤純正氏は「(我国の)気象官署の気温上昇率は、特に戦後の1950年以後に(都市化の影響で)大きくなった(「温暖化は進んでいるか(2)」)」と指摘している。もちろん、それも人為的要因に違いないから、その意味からすれば、上図の赤い直線で示された1950年以降の気温上昇0.4℃はほぼ人為的温暖化だと言える。)
1951年~2010年の60年間で0.24℃だから、10年当りでは、たったの0.04℃。
一方、IPCC第5次報告書の政策策定者向け要約(5ページ)に依れば、1998年~2012年までの気温変化は10年当り0.05℃。
誤差を考慮すれば、二つの値は一致している。
ということは・・・
「2000年以降、気温の上昇がやや鈍っていることから、温暖化が停まったのかどうかも焦点だった」のではなく、実は、全く逆に、「2000年以降、気温の上昇がやや鈍っている現象」、それこそが人為的な温暖化だった、ということ。
始めに解説したとおり、2000年以降、「internal variability」は高止まりしている、つまり、「internal variability」に因る気温上昇は無いから、「気温の上昇がやや鈍っている現象」は人為的温暖化を忠実に反映してるんだよ。
「温暖化 データは語る」とは正にこのこと。
「温暖化に否定的な人たちが論拠の一つにしてきた」のは、結果として、正しかったんだね。
逆に、「温暖化はいずれ戻ってくる」だの、「温暖化の停滞は一時的な現象で、再び上昇基調に戻る可能性を示唆している」だのと言い張るのは「温暖化 データを騙る」以外の何物でも無い。

CO2の効果は10年当りで0.04℃だから、100年後に「4度上昇する可能性が高い」は、よくも吹いたりという大法螺で、その10分の1しか上昇しない。
「気候システムに蓄えられたエネルギーの90%以上を海が占める」 → 「IPCCに蓄えられたエネルギーの90%以上をプロパガンダが占める」
しかも、前回の投稿で解説したとおり、CO2に因る気温上昇が0.24℃ならば、気候感度は0.42℃だから、気温上昇は高々0.2℃。
「2度以内に抑える最も低い将来像を実現するには、大気中に出したCO2まで取り除くなどの対策が必要とみられる」だの、「地球環境の激変を避ける、産業革命からの気温上昇が『2度以内のシナリオ』を66%の確率で実現するには、累積排出量を3兆6700億㌧以内に抑える必要がある」だのと喚き散らしているけど、2℃上昇は「世界がよほど思い切ったCO2排出策を打っても、実現は困難だ」。

もちろん、「今世紀末にはさらに26~82㌢上昇する」も「温暖化 データを騙る」。
実際、上で述べたとおり、図2の赤線の20世紀前半部分は自然要因であり、「世界の海面推移は1901年以降、19㌢上昇した」のもそれが主な原因。
前回の投稿でも指摘したとおり、脱炭人も「It is likely that similarly high rates occurred between 1920 and 1950」と認めてた。
それどころか、最新の研究[J.Climate,26(2013)4476]に拠れば、20世紀前半の方が海面上昇率は高かった。
始めに指摘したとおり、20世紀第4四半期の急激な気温上昇の主たる原因は「internal variability」であり、「700~2千㍍の上昇は勢いよく続いている」のも、「上昇率は加速しており」もそれが主因。
(もう一つの要因は、8月26日の投稿で紹介したけど、日射量の増加。)

「グリーンランドの氷床がほぼ失われると・・・産業革命前と比べて世界平均1~4度の気温上昇で起きる可能性があるという」と喚き立てているけど、今年2月、朝鮮日刊新聞は次のように報じていたんだよ。


温暖な間氷期、氷床あまりとけず グリーンランドで調査
2013年2月6日23時25分
【波多野陽】13万年前のグリーンランドは、平均気温が現在より最高で8度も高かったのに、氷床の体積は現在の9割とあまりとけていなかったことが、掘り出した氷の分析でわかった。デンマークや日本など14カ国の研究者グループが英科学誌ネイチャー[Nature,493(2013)489]に発表した。
近年はわずかな温度上昇でも氷床の大きな融解が起き、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書では、グリーンランドの気温が現在より3~6度高い状態が数千年続くと、氷床はほぼ完全にとけてなくなると予測している。今回の調査結果は、氷床がとけるのは気温上昇だけでなく、ほかの要因もからむ複雑なメカニズムによることを示している。


(朝日新聞デジタル)

因みに、「温暖化を抑えるためには温室効果ガスの実質的な削減が必要だ」と喚き立てているトーマス・ストッカーはこの論文の著者に名を連ねている。
って、言うか、上のリンク先はストッカーのホームページ。
キャハハ。

人為的排出CO2に因る気温上昇は10年当り0.04℃なのに、つまり、人為的排出CO2で気温は「微動している」だけなのに、「地球温暖化がこれからも進むという見解は、微動だにしていない」と喚いてるけど、実のところ、IPCCの虚構を白日の下に暴き出されて、恐怖の余り硬直し、「微動だにできない」んだよ、脱炭人は。
本当にマヌケな奴らだな~。

<追記>
図2の「internal variability」は赤い直線が水平になるように回転させると解り易い。

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図4 図2を回転させたグラフ

これを見ると、1970年から2000年までの「a warming contribution from internal variability」はおよそ0.2℃。
従って、この先、「a cooling contribution from internal variability」が顕在化すれば、30年間で0.2℃下がる。
一方、図2の赤い直線は1950年から2010年までの60年間で0.4℃の上昇だから、上では「今後数年間は気温が上がらない」と言ったけれど、赤い直線が持続しても、今後30年近く気温上昇は無い。

もう一つ。
「人類の輩出した二酸化炭素の累積量と世界の平均地上気温は、ほぼ比例関係にある」と言うことは、1850年以降の気温上昇は偏に人為的排出CO2が原因、と言うことに他ならない。
実際、第5次報告書には次のようなグラフが載ってる。

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図5 IPCC第5次報告書第6章の図6.40

前回の投稿では「IPCCは、20世紀後半以降の気温上昇0.6℃は偏に人為的要因、と言い張ってるわけだ」と言ったけれど、未だに、(1850年以降の)温暖化は専らCO2が原因、と考えているようだ。
「新たに打ち出した」は真っ赤な左翼の真っ赤な嘘で、脱炭人は執拗にホッケースティックを振り回している、ということ。
しかし、それはIPCCの、であるから、人為的温暖化説の非科学性を完全に露呈している。

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