微動だにしていない、1998年以降の気温のように

ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」より「冷たく、動かない、まるで彫像のように」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

1998年以降の気温上昇停滞(ハイエイタス)が何を意味するか、10月5日の投稿、及び、「気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」で解説したにもかかわらず、マヌケなコンピュータ魔術師が尚も「(IPCCの信頼性は)微動だにしていない」と泣き喚いているようだな。


3年連続「寒冬」の日本 背景には「温暖化」?
11月に入って一気に気温が下がった感のある日本。今年の冬は例年に比べて寒くなるという。気象庁は12~2月の寒候期の予測を9月に発表した。気象庁の藤川典久予報官(季節予報担当)は話す。
「気象条件により、暖かい冬になる可能性は低い」
ここで気になることがある。日本の冬は東日本、北日本では2年、西日本に至っては3年連続の寒冬だ。地球は温暖化しているはずだったのに、なぜ寒い冬が到来するのか。
実は、「温暖化」こそが、寒い冬の要因の一つとして考えられる、と言うのは国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書の執筆者、東京大学の木本昌秀教授(気象学)だ。
「ここ数年は温暖化が日本の冬が寒いことの要因の一つでした。北極付近の氷が溶け、周辺の大気の温度が高くなる」
その結果、大気の流れが変わり、日本に強い寒気をもたらす「シベリア高気圧」が拡大する配置になりやすい。ただし、これが今年の冬にあてはまるかどうかについては不明だという。
日本の冬の気温はここ10年は上昇していない。世界の気温も上昇しているようには見えない。別の要因があると、木本教授は続ける。
「この10年の温暖化のハイエイタス(中断)傾向には海水の温度が影響していました」

太平洋ではアラスカ沖から赤道付近にかけた海域と日本近海の間で、海水温の高温域と低温域の分布が約10~20年周期で交互に入れ替わる。現在は日本付近の低温域が「広い」ため、地球全体の気温を下げる方向に働いているという。
それなら「寒冷化」か、と早合点してはいけない。木本教授は断言する。
これから本格的に温暖化することは間違いない
北極の氷は減り続けており、海が熱を吸収しているのも確実で、温暖化は疑いようがない。
「その年、その場所の天気や気温などの一つ一つの事象は『自然のゆらぎ』によって変動がある。ですが、地球温暖化が進むというIPCCや科学者の見解は、微動だにしていない


(AERA 2013年12月9日号より)

どこまでアホなの?
気候の専門知識がなくても、基本的な論理さえ追いかけていけば、IPCCの非は自ずと明らかなんだよ。
耳の穴かっぽじって、よく聞きやがれ。

大気中CO2濃度が倍増すれば、それだけで気温は1℃上がる、それがフィードバックで3倍に増幅されるから、大気中CO2濃度が倍増すれば気温は3℃上がる、というのが「IPCCや科学者の見解」。
これが「微動だにしていない」のなら、「気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の(9-1)式で解説したとおり、1998年以降、気温は0.3℃上がっているはず。
実際、IPCCが「新しい見解」と嘯いているグラフ、すなわち、12月4日の投稿の図1を見ると、確かに気温は0.3℃上がっている。
だから、「海水温の高温域と低温域の分布が約10~20年周期で交互に入れ替わる」こと、つまり、自然の周期的変動が「ハイエイタス」の原因、ということは、CO2の増加に因る0.3℃の気温上昇が自然変動で相殺された、ということだから、自然変動だけならこの16年間に気温は0.3℃下がっていた、ということだな。
で、自然変動だから、つまり、上がったり下がったりを繰り返すということだから、この16年間下がっていたということは、それ以前は上がっていたということだな。
ということは、それ以前の気温上昇のうちの0.3℃は自然変動が原因、ということだな。
IPCC第5次報告書第10章(883ページ)に依れば、「Over the 1951-2010 period, the observed GMST increased by approximately 0.6°C」だから、20世紀後半以降の気温上昇0.6℃に占めるCO2の寄与は0.3℃、ということになるだろ。
60年間で0.3℃だから、10年当り0.05℃。
ところが、11月12日の投稿で紹介したとおり、「1998年~2012年、地球全体の平均温度は10年当たり平均0.05度の割合で上昇した」
ということは、「世界の気温も上昇しているようには見えない」現象こそが人為的排出CO2に因る温暖化、ということだろ。
ということは、「別の要因がある」は嘘で、10月5日の投稿、及び、「気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」で解説したとおり、「約10~20年周期」ではなく、約60~70年周期の自然変動がピーク状態にあることが「ハイエイタス」の原因、ということだな。
だから、「これから本格的に寒冷化することは間違いない」んだね。
にもかかわらず、安倍こべに「これから本格的に温暖化することは間違いない」だと!
「本格的」なバカだろ。

しかも、だ。
たとえ、「IPCCや科学者の見解」を真に受けたとしても、11月13日の投稿で解説したとおり、気候感度は1.5℃。
気温上昇を2℃以内に抑えると唱えているのだから、そのためのCOPなのだから、気候感度が1.5℃なら、温暖化対策のありようは全く変わってくるにもかかわらず、「微動だにしていない」ということは、温暖化を煽り立てる姿勢は「微動だにしていない」ということに他ならず、IPCCの非科学性を露呈しただけ。
「本格的」なバカだな。

気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」で紹介したとおり、あのトレンバースでさえも「It was a time when natural variability and global warming were going in the same direction, so it was much easier to find global warming」と認めてしまったのに、「これから本格的に温暖化することは間違いない」
トレンバースでさえも「the IPCC has not paid enough attention to natural variability」と認めざるを得なくなったのに、「微動だにしていない」
11月25日の投稿で紹介したとおり、江守不正多は「科学的な説明を試みても温暖化を信じない人は聞く耳をもたない」と喚き散らしてたけど、本当に「聞く耳をもたない」のが何処の誰かは明らかだな。

「実は、『温暖化』こそが、寒い冬の要因の一つとして考えられる」が戯言にすぎないことはもはや説明するまでもないだろうけど、一言、言っておくと。
1月12日の投稿で採り上げた2013年1月9日の朝鮮日刊新聞記事に見えるとおり、IPCC党は、温暖化が原因で諏訪湖の御神渡りや「たろし滝」の出現回数が激減していますぅぅぅ~、と泣き叫んでたな。
さらに、日本経済破壊新聞には、こんな表が掲載されてる。

2013121001

「『温暖化』こそが、寒い冬の要因」と矛盾してるだろ。
「温暖化」で暖冬だとしても、「温暖化」で厳冬だとしても、上で解説したとおり、その「温暖化」は主に自然要因。
人為的排出CO2の気候への影響は軽微。
なぜなら、「温暖化対策の愚」で解説したとおり、CO2の温室効果は飽和に近いから。
「本格的に温暖化詐欺していることは間違いない」んだね。

士、別れて三日、即ち刮目して相待すべし

9月7日の投稿で解説してやったのに、三ヶ月経っても、この阿呆は「微動だにしていない」
三ヶ月あれば、亀でも少しは動くぞ!

もしもし 木本よ 木本さんよ
せかいのうちで おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか

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