南極氷床崩壊の幻覚セレナード(2)

スーク「弦楽セレナード」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

5月14日の投稿で紹介したとおり、尻に火がついたIPCC党は、人間の排出するCO2が原因で南極の氷床が解けてるんだよ~~~、と喚き立てていたけど、なぜCO2が増えると南極の氷床が解けるのか?
その問いに対する答えがこれ、ということらしいぞ。


南極海に吹く風、過去1000年で最も強く 豪研究
2014年5月19日 16:51 発信地:シドニー/オーストラリア
気候変動に起因する気象パターンの変動により、南極海では過去1000年で最大級の強風が吹き、また南極での気温低下とオーストラリアでの干ばつも増加しているとの研究論文がこのほど、英科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)」に掲載された。
「吠える40度」との異名をとる南極海周辺の海域では、西風が非常に強く吹く。今回の研究を発表したオーストラリア国立大学の研究者らによると、大気中の二酸化炭素濃度が上昇することでその風力はさらに増し、またルートも南極側に移動するという。
研究を率いたネリリー・アブラム(Nerilie Abram)氏は、地球上で最大級の波がうねり、最強クラスの強風が吹くことで知られる南極海について、「風の威力は過去1000年で最も強まっている。風力の増大は過去70年でとりわけ顕著にみられ、我々の観測結果と気候モデルとを照らし合わせると、温室効果ガスの上昇との関連性があることは明白だ」と述べた。
研究ではまた、他の大陸と同じような気温の上昇が南極でみられない理由についても明らかにされている。
同氏によると、海域に吹く西風は、南極の東部地域までは達しないものの、循環して上空を覆う寒気を集め、オーストラリアにもたらすはずの雨を奪うと説明。「地球全体で温暖化が進行し、とりわけ北極地域では世界中で最も速いペースで気温の上昇が観測されているのにもかかわらず、南極で気温の上昇がみられないのはこうした理由からだ」と述べている。
今回の研究では、南米で採取した樹木の年輪や湖沼のデータや、南極で採取した氷床コアを南半球一の性能を誇るANUのスーパーコンピュータ「ライジン(Raijin)」を使用して分析した。
■局地的に進む温暖化を説明
今回の研究は、西風が極寒の南極大陸をさらに寒冷化させ、同時に大陸で唯一直接吹き付ける南極半島を「例外的な速さ」で温暖化を進行させている理由を説明するものにもなっている。
風力の増した西風は、南極海から温暖で湿った空気を運び、南極半島──西風が直接当たる大陸唯一の場所──の気温を上昇させる。ここでの温暖化のペースは南半球で最も速く進行しており、科学者たちは氷床の融解および周辺地域での海面上昇に懸念を抱いているという。
今回の研究で気候モデリングを担当したニューサウスウェールズ大学のスティーブン・フィップス(Steven Phipps)主任研究員は、人類が二酸化炭素を排出してきたことで、20世紀には風速200キロ程度とみられていた西風に変化が生じ、さらに1970年代からは、フロンガスの排出によって引き起こされたオゾンホールの拡大によってこの変化が加速化してきたと説明する。
同氏は「今後予想される気候変動シナリオのうち中程度のものでさえ、この傾向が21世紀も続くことが考えられる」と指摘し、オーストラリアの冬はより乾燥することになるだろうとした。


(AFP)

あ~、あ~、なに言ってるかな?、オーストラリアの晴子さんは。
下図を見ると、案の定、気候モデル(パネルc)はホッケー・スティック状になっていて、1900年以前のデータ(パネルa)を全く再現できない。

2014060101
図1 「nclimate2235」の図3より

それは法華スティックの虚構を示している。
IPCCの気候モデルの拠りどころは法華スティックだから、それは気候モデルの根本的欠陥を示しているんだよ。
1900年以降だけの「観測結果と気候モデルとを照らし合わせ」て、「温室効果ガスの上昇との関連性がある」と泣き喚くのは非科学的な態度と言わざるを得んな。

それでも、オーストラリアの晴子さんは尚も「STAP細胞はあります」、じゃなかった、「風の威力は過去1000年で最も強まっている」と言い張るわけだけど、1800年頃の風がCO2の影響であろうはずがないから、1800年頃も1940年頃と同じほど風が強かったということは、少なくとも20世紀前半までは自然現象、ということ。
「20世紀には風速200キロ程度とみられていた西風に変化が生じ」は嘘で、人為的要因で風が強まったとしても、20世紀後半のみ。
それは何を意味しているか?
IPCC第5次報告書の市民向け要約」で解説しているとおり、IPCCの気候モデルはCO2の影響を著しく過大評価しているんだね。
つまり、パネルcの赤線はCO2の効果を過大評価しているんだよ。
だから、「今後予想される気候変動シナリオのうち中程度のものでさえ、この傾向が21世紀も続くことが考えられないことは明白だ」な。

その証拠に、図1のパネルaの1900年以降を詳しく見ると。

2014060102
図2 「nclimate2235のSupplementary Information」の図3

図1のパネルaは「proxy based」だけど、「station based」と比べると、1920年から1940年が全く異なる。
もちろん、「station based」の方が信頼性は高い。
「station based」では、2000年前後は1930年代よりも僅かに強いだけ。
後者はもちろん自然要因だから、「温室効果ガスの上昇との関連性が弱いことは明白だ」
気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」で解説しているとおり、20世紀後半の気候変動には60~70年周期の自然変動が寄与している。
今後、自然変動は低下に転じるから、「大気中の二酸化炭素濃度が上昇することでその風力はさらに増し、またルートも南極側に移動する」ことはない。

どうせ、一般市民は論文の中身までチェックしないと高を括って、CO2温暖化を煽り立てているんよ、晴子は。
なめんじゃねぇ、このスベタ!

2014060103
図3 オーストラリアの晴子、こと、ネリリー・アブラム

さらに。
「研究ではまた、他の大陸と同じような気温の上昇が南極でみられない理由についても明らかにされている」、「風力の増した西風は、南極海から温暖で湿った空気を運び、南極半島──西風が直接当たる大陸唯一の場所──の気温を上昇させる」と言い張っているけど、南極海の西風と南極の気温に明確な相関は認められない。
実際、図1のパネルaでは、西暦1400年頃から1800年頃にかけて南極海の西風は「強まっている」けど、下図に見えるとおり、その間、南極の気温は殆ど変わらない。
また、西暦1400年頃は1000年頃よりも風が弱いから、南極の気温は高いはずだけど、下図に見えるとおり、西暦1000年頃の方が気温は高い。
それはいわゆる中世温暖期を裏づけている。

2014060104
図4 「nclimate2235」の図1より

南極海の西風との相関が認められるのは、南極ではなく、南米の気温。
その南米では現在の気温と西暦1200年頃から1350年頃までの気温は殆ど同じ。
その間の気温上昇に「温室効果ガスの上昇との関連性がないことは明白だ」から、「温室効果ガスの上昇との関連性があることは明白だ」などと言えるはずがないことは「明白だ」な。

「温室効果ガスの上昇との関連性があることは明白だ」だの、「大気中の二酸化炭素濃度が上昇することでその風力はさらに増し、またルートも南極側に移動する」だのと言い立てているけど、実のところ、この論文は法華スティックの虚構を、そして、IPCCの気候モデルが人為的排出CO2の効果を著しく過大評価していることを裏づけてしまったんだね。
さすがは晴子
天晴れ、天晴れ。

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