キーセンが江守正多を恋う狂曲

シューベルト「交響曲第5番」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

昨日の投稿で紹介したとおり、NASA(GISS)が公表している全球平均気温には、ヒートアイランド現象が著しい東京や大阪のような都市のデータが含まれている。
IPCCはNASAのデータを採用しているのだから、IPCCが騒ぎ立てている「温暖化」は都市化の影響で水増しされている可能性がある。
それに対して、「地球温暖化懐疑論批判」は「議論3」で「全球平均地上気温を計算している各研究グループでは、ローカルな影響を受けた観測値を除外あるいは補正する努力をそれぞれ行なっている・・・このことは『都市化による全球気温のバイアス』が幻想であることを示している」と喚き立ててた。

じゃあ、東京での「ローカルな影響を受けた観測値を除外あるいは補正する努力」を見てみるか。(NASAのデータでは、寒暖計の記録が1991年で終わってるので、それ以降は気象庁のデータを使った。)

2015022201
図1 東京の年平均気温(青線)とGISSが補正したデータ(赤線)

なんじゃ、こりゃ?

寒暖計の記録にはヒートアイランドの影響が含まれているから、それを補正したら、赤線は青線よりも下がるはず。
それなのに、赤線が青線より上にある。

青線と赤線を入れ間違えたんじゃないんだよ。
私めも、データを取り違えたかな、と思って再確認したんだけど、間違ってなかった。

なんじゃ、こりゃ?

これだと、20世紀第4四半期以降はヒートアイランドは無い、ということになる。
だから、「『都市化による全球気温のバイアス』は幻想である」と喚いてた、ということになる。
逆に、1970年以前は都市化の影響が大きかった、ということになる。
過去に遡れば、遡るほど、都市化の影響が大きかった、ということになる。
しかも、都市化の影響で気温が低かった、ということになる。

そんな、アホな!

んなわけねえだろ!
常識で考えたら、青線の20世紀第1四半期までは、都市化の影響が無いはず。
だから、赤線の左の方が青線の左の方と一致するように補正すべきだろ。
そうすると、こうなる。

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図2 東京の年平均気温(青線)と正しく補正したデータ(赤い破線)

これだと、東京では既に20世紀前半から都市化の影響が現れ、1960年以降に都市化の影響が顕著になる。
そして、恐らく、それは事実と合致している。
実際、東北大学名誉教授で、地表面に近い気象の研究の専門家である近藤純正氏も次のように指摘してる。


注目すべきは、1923年9月1日の関東大震災で東京の大半が焼失し、その後約10年間に急速に都市化が進み気温上昇が生じたことがわかる。
1940年代は太平洋戦争の開始と空襲による焼失で都市の発展は停滞したことがわかる。
1950年ころから復興の兆しが見え始め、1960~1980年に都市温暖化量が大きい傾斜で増加している。この時代は東京オリンピックの開催、東海道新幹線の開通、経済の高度成長期である。


(「都市の温暖化量、全国91都市」より)

図1の赤い実線を1.5℃下にずらしたのが図2の赤い破線。
ということは、NASAは東京の気温を1.5℃も高く評価している、ということ。
無茶苦茶しよるな、IPCC党は。

ついでに、大阪での「ローカルな影響を受けた観測値を除外あるいは補正する努力」も見ておくか。(図2と同様、1991年以降は気象庁のデータを使った。)

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図3 大阪の年平均気温(青線)とGISSが補正したデータ(赤線)

やっぱり、赤線が青線よりも上にある。
図2と同様に正しい補正を施すと、こうなる。

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図4 大阪の年平均気温(青線)と正しく補正したデータ(赤い破線)

図3の赤い実線を0.6℃下にずらしたのが図4の赤い破線。
ということは、NASAは大阪の気温を0.6℃高く評価している、ということ。
(大阪の方が無節操な開発をしてるから、都市全体としては大阪の方が都市化の影響は大きいはずだけど、アメダスが大阪城公園にあるから、東京よりも小さいのかもしれない。)
本来ならば、青線の左の方を基準にして補正すべきなのに、「『都市化による全球気温のバイアス』は幻想である」と喚き散らして、1970年頃を基準にして補正(すなわち、改竄)し、気温を吊り上げているんだね。

こんなことしてる連中が、人為的排出CO2で重大な気候変動が起こる、と言い立てているんだよ。
つまり、気候モデルは図1や図3の赤線と同じことをしている、ということだな。
IPCCのイカサマは明らかだろ。
昨日の投稿の図4で示したようなデータ改竄は海外でも話題になってるけど、むしろ、図1のデータ改竄の方が重要と思われる。)

人為的排出CO2で重大な気候変動が起こると言うのは、キーセンが、日本軍の慰安婦にされた、と言ってるのと全く同じレベルのデタラメだ!

「『都市化による全球気温のバイアス』は幻想である」だと?
江守正多は「地球温暖化懐疑論批判」の著者。
その江守はIPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者。
IPCCのデタラメは明らかだな。

2月13日の投稿で「IPCC第5次報告書政策策定者向け要約の日本人唯一の執筆者である江守正多は、この朝鮮日刊新聞に協力して、『朝日地球環境フォーラム2014』で市民を騙してたんだね」と言ったけど、その直ぐ後、朝鮮日刊新聞の「WEBRONZA」に江守が登場。

2015022205

私めは貧乏人だから、こんなのに金払って読む余裕は無いから、これを論じる気はないけど、IPCCの人為的温暖化説は、キーセンが、日本軍の慰安婦にされた、と言ってるのと全く同じである、ということを理解すれば、江守が「WEBRONZA」にまで出てきた理由が分かるだろ。

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