風と共に民主主義は去りぬ

ドビュッシー「前奏曲集第1巻」より「西風の見たもの」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

前回の投稿にコメントを頂きましたが、英国のエネルギー政策に関しては、例の「国際環境経済研究所」にこんな論評が載ってましたね。


5月7日の英国総選挙は、保守党、労働党ともに過半数を割り込み、ハング・パーラメントになるとの世論調査の予測を大きく裏切り、保守党が単独過半数を占めることとなった。保守党と連立を組んでいた自民党は壊滅的な敗北を喫し、エド・デイビーエネルギー気候変動大臣も議席を失った。
・・・中略・・・
もともと、自民党はグリーン色が強く、2010年の連立政権発足以来、エネルギー気候変動大臣のポストは自民党出身の大臣が占めてきた。しかし、連立政権の中では経済重視、天然ガス重視のオズボーン財務大臣と再生可能エネルギー重視のデイビーエネルギー気候変動大臣の間での路線対立が顕在化したのは、以前、本コラムで書いた通りである。
その自民党が表舞台から姿を消し、保守党単独政権が誕生したわけだが、まず注目を集めたのは、保守党の中で誰がエネルギー気候変動大臣になるかということだった。特に再生可能エネルギー団体は、「ウィンドファームをこれ以上英国にちりばめるな」と主張していた連立政権当時のパターソン環境政務次官をはじめ、保守党内にはアンチ風力の議員がたくさんおり、再生可能エネルギーに大逆風が吹くのではないかと懸念したのである。
キャメロン首相が任命したのは、エド・デイビー大臣の下で気候変動担当政務次官であったアンバー・ラッド女史である。ラッド大臣は、大規模メガソーラーには消極的ではあるが、風力をサポートしており、グリーン団体は彼女の任命を概ね歓迎している。注目されるのはラッド大臣が、かつてオズボーン財務大臣の補佐官を務めたことがあり、オズボーン大臣に近いと見られることだ。
英国の再生可能エネルギー促進策に伴う間接補助は、財務省が担当する課金管理システムの下で総枠が管理されている。
・・・中略・・・
しかし、間接補助財源が足りなくなったからといって、オズボーン財務大臣が上限引き上げを認めるかどうかは疑問だ。総選挙で勝利した英国は引き続き、財政緊縮政策を続けることとしている。こうした中で国民の負担増につながる間接補助の拡大をそう簡単に認めるわけにはいかない。
・・・中略・・・
こう考えると、オズボーン財務大臣に近いラッド大臣の就任は、今後の英国の再生可能エネルギー政策の遂行に当たって、オズボーン財務大臣の間接的影響力が更に強まる可能性を示唆している。
原子力、シェールガスを推進することについては、連立政権当時と変わらない。むしろオズボーン大臣がシェールガスの熱心な推進者であったことを考えると、シェールガス推進に拍車がかかる可能性もある。


(「総選挙後の英国のエネルギー環境政策」より)

ということは、「英国では補助金カットのため、計画中のウィンドファーム250か所(風車2、500基)がボツ」は規定路線だった、ということですな。
「風力をサポートしており」はリップサービスで、「彼女の任命を概ね歓迎している」グリーン団体は一杯食わされた、ということだね。
けど、それは当然だろ。
「自民党はグリーン色が強く」が「壊滅的な敗北を喫し」た最大の原因だから、つまり、英国民が、再生可能エネルギーはもう十分、と意思表示したわけだから、そして、民主主義国家において民意を無視することは絶対に許されないのだから、民意に従って、風力発電のこれ以上の拡大は阻止せざるを得ないわけだ。

4月14日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説は「英国のエネルギー気候変動相が日本の環境相や外相、経済産業相に『30年に05年比40%減』と数字を挙げて、早期提出を促す異例の書簡を寄せた。国際社会のいらだちは高まっている」と喚き散らしてたけど、その「エド・デイビーエネルギー気候変動大臣も議席を失った」
英国民からNOを突きつけられた政治家を盾にして「国際社会のいらだちは高まっている」と喚いてたんだね、左翼は。
各国の市民とその民意こそが「国際社会」
それ以外に「国際社会」など存在しない。
民意に背を向けて「国際社会のいらだちは高まっている」などと喚くのは、民主主義を否定する以外の何物でもないな。
6月18日の投稿でも指摘したけど、「国際社会のいらだちは高まっている」と喚き立てることで、日本国民を疎外しようと、であるから、民主主義を封殺しようと図ったんだよ、左翼は。

IPCC信者の再生可能エネルギー烏は、その邪説は英国の総選挙の前じゃないですカァ~、カァ~、カァ~、と鳴くだろうけど、そんな言い逃れは通用しねぇぜ。
その時点で既に「保守党と連立を組んでいた自民党は壊滅的な敗北を喫し」は予想されていたことなんだね。
つまり、英国民が、再生可能エネルギーはもう十分、と考えていることは明らかだったんだよ。
にもかかわらず、「英国のエネルギー気候変動相が日本の環境相や外相、経済産業相に『30年に05年比40%減』と数字を挙げて、早期提出を促す異例の書簡を寄せた。国際社会のいらだちは高まっている」と喚き立てたのは、「国際社会」を嘯いて民主主義を封殺しようとの意図に他ならない。
実際、6月5日の投稿で採り上げた邪説でも、国民の頭越しに再生可能エネルギーを煽り立ててた。
4月22日の投稿で採り上げた4月10日の邪説でも、「日本は原発事故に学び、再エネへと切り替える必要性を痛感した」と勝手に決めつけていたんだね。

さらに決定的な証拠がこれ!

2015062401
2015年6月24日の朝鮮日刊新聞朝刊紙面より

う~~~ん、何と言うタイミングの良さ。
って言うか、tokyoboy氏がこの記事を見透かしていたという事実の方にビックリしちゃったよ。

英国で「計画中のウィンドファーム250か所(風車2、500基)がボツになりそう」と報道されているにもかかわらず、それには知らぬ顔の半兵衛を決め込んで、「世界では、風力は安くたくさんの発電ができる、再生可能エネルギーの主流だ」だの、「原発を優先し、風力を抑えてきた日本のエネルギー政策が続いている」だのと喚き散らしてるんだね。
だから、「英国のエネルギー気候変動相が日本の環境相や外相、経済産業相に『30年に05年比40%減』と数字を挙げて、早期提出を促す異例の書簡を寄せた。国際社会のいらだちは高まっている」は英国の総選挙前の社説、が言い逃れにすぎないことは明らかだろ。
事実は全く逆であり、「保守党と連立を組んでいた自民党は壊滅的な敗北を喫し」が目に見えていたから、そうすると、「英国のエネルギー気候変動相が日本の環境相や外相、経済産業相に『30年に05年比40%減』と数字を挙げて、早期提出を促す異例の書簡を寄せた」と言い立てられなくなるから、「エド・デイビーエネルギー気候変動大臣も議席を失う」前に駆け込みで、「国際社会のいらだちは高まっている」と喚き立てたんだよ。
だから、「補助金カットのため、計画中のウィンドファーム250か所(風車2、500基)がボツになりそう」ということは、「風力は安くない」ということであるにもかかわらず、しかも、2012年3月20日の投稿で採り上げた2012年3月7日の朝鮮日刊新聞邪説が「既存の風力発電の中には、建設時に補助金は得たものの、買い取り価格が低すぎて経営難に陥っているところもある」と喚いていたにもかかわらず、「風力は安く」と嘘吐いてるんだね。

2011年8月14日の投稿で採り上げた2011年6月6日の朝鮮日刊新聞邪説は「東北を太陽光発電のベルト地帯とする内館牧子さんの構想も魅力的だ」だの、2012年7月5日の投稿で採り上げた2012年7月4日の朝鮮日刊新聞邪説でも「風力の適地である東北や北海道では、送電網の限界から風力発電の買い取り枠が埋まりつつある。これでは、せっかくの潜在資源を生かし切れない」だのと喚いてたけど、火力や原子力で発電した電気ですら、送電網のロスを考えれば、北海道や東北から関西に届かない。
まして、一定の高電圧を保てない風力発電の電気が北海道や東北から関西に届くことなど絶対にない。
そもそも、2012年1月5日の投稿3月20日の投稿7月2日の投稿9月10日の投稿2013年1月15日の投稿2月3日の投稿2月9日の投稿3月3日の投稿、そして、3月6日の投稿で指摘したとおり、風力で発電した電気に何か色がついていて、それだけを取り出すことができる、なんてことはあり得ない。
にもかかわらず、しかも、己ら自身が、2011年4月15日の投稿で採り上げた2011年4月4日の朝鮮日刊新聞邪説で「分散して電力を生み出し、それを出来るだけ近くで消費してロスを少なくする『地産地消』の取り組みを強めたい」と喚いていたにもかかわらず、「東京電力、関西電力、中部電力が『他社、他地域からの風力の電気を多く受け入れます』と言えば大きく伸びるはずだよ」だと!

前回の投稿で指摘したとおり、火力または原子力が無ければ、風力発電は送電網に流れない、つまり、火力または原子力を優先しなければ、風力発電は存在しないも同然。
これは、原子力の是非を議論する以前の話なんだね。
電気に関する物理的・技術的な議論を顧みない主張は醜悪な欺瞞にすぎないんだよ。
「原発を優先し、風力を抑えてきた日本のエネルギー政策が続いている」と言い立てるIPCC信者の脱原発派は紛う方なきエセ脱原発!
実際、昨年8月13日の投稿でも言ったけど、「電気を大消費地に送る仕組みを作らないと」という論理は、東京が福島に原発を押しつけた論理そのものなのだから、「原発を優先し、風力を抑えてきた日本のエネルギー政策が続いている」と言い立てる脱原発派が、実は、原発事故から何も学んでいないこと、であるから、原発事故に乗じて国民から収奪するために風力を煽り立てているにすぎないことは明らかだろ。

2013年12月8日の投稿で紹介したとおり、左翼は、民主主義の基盤である国民の知る権利を取り戻せ、と喚き立ててたけど、「英国では補助金カットのため、計画中のウィンドファーム250か所(風車2、500基)がボツになりそう」という事実を報道せず、上のような記事を書くのは、「国民の知る権利」の否定に他ならず、であるから、民主主義を封殺する以外の何物でもない。
風力を煽っているIPCC信者の脱原発派は民主主義の敵だ!

風車を破壊せよ!、そして、民主主義の基盤である国民の知る権利を取り戻せ!

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