IPCC党が、Hm、Hm、Hm

モーツァルト「魔笛」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

11月21日の投稿で紹介したとおり、先日、NOAA(NCEI)が「今年は平均気温が過去最高だった昨年を上回って『最も暑い1年』となりそうだ」と喚き立てたばかりなのに、今度はWMOが騒いでる。


エルニーニョで15年の気温は過去最高に、16年はさらに上昇=国連
2015年11月25日
国連の世界気象機関(WMO)は25日、異常気象をもたらすとされるエルニーニョ現象の影響で今年の平均気温は過去最高を記録し、来年はさらに上昇するとの見通しを示した。
声明で、世界の平均表面温度は2015年に産業革命以前の時代と比べて摂氏1度高い水準となり、「象徴的かつ重大な局面」を迎える見通しだと指摘。
「これは強力なエルニーニョ現象と人為的な地球温暖化が原因だ」との見方を示した。
気象学者らはエルニーニョ現象が10─1月にピークに達し、過去最大規模になるとみている。
WMOによると、1─10月のデータに基づく推計では2015年の世界の平均表面温度は1961─1990年の平均14度を0.73度程度上回っており、産業革命前の1880─1899年と比べて約1度高い水準。
WMOのミシェル・ジャロー事務局長は「地球にとってすべて悪いニュースだ」と語った。

大気中の温室効果ガスのレベルは過去30年間毎年記録を更新しており、エルニーニョ現象は2016年も続くとみられることから、来年の気温はさらに上昇する可能性がある。
WMOは「現在のエルニーニョ現象の影響を最も強く受けるのは15年ではなく16年の平均温度だ」としている。


WMOのミシェル・ジャロー事務局長、25日撮影(2015年 ロイター/Denis Balibouse)


(ロイター)

「16年はさらに上昇」って?
そりゃ、そうだろ。
11月11日の投稿の図1と11月21日の投稿の図2で示したとおり、今年の気温が緑色の線上と青色の線上に乗るようにデータを改竄したから、「世界の平均表面温度は2015年に産業革命以前の時代と比べて摂氏1度高い水準となる」んだね。
来年の気温が下がったら改竄がばれるから、来年の気温も緑色の線上と青色の線上に乗らねばならないから、「16年はさらに上昇」なんだよ。
ついでに言うと、「1880─1899年」は「産業革命前」じゃないから、ね。

11月11日の投稿の図1の桃色の△印は今年1月から9月までの平均気温だったから、10月までの平均気温に書き直しておくと。
(但し、殆ど変わらないけれど。また、11月21日の投稿と同様、2015年以降のCO2濃度は毎年2ppmずつ上昇すると仮定した。)

2015112802
図1 全球平均気温の推移(HadCRUT4)

11月21日の投稿の図2に関して指摘したとおり、2013年までは赤線と整合性があるけど、昨年と今年の気温はあからさまに乖離している。
それはデータを改竄した証拠。
もちろん、これまでも、1910年代中頃や1950年代前半のように、赤線からの乖離が大きかった時があるから、昨年から今年も同じような状況になった、と考えられなくもないけど、その可能性は殆ど無い。
なぜなら、人工衛星では図1のような気温上昇は観測されていないから。
そこで、人工衛星のデータを温室効果飽和論で解析してみよう。

2015112803
図2 全球平均気温の推移(UAH)

10月4日の投稿の(1)式で a=1.4、c=-0.67に選ぶと、データを凡そ再現できる。
データと赤線の乖離が図1よりも大きいけれど、それは月平均の気温だから。
(年平均を計算するのが面倒なので、そのまま使った。)
UAHでも先月の気温は10月としては過去最高で、赤線よりもかなり上に出ているけれど、月平均で見れば、その程度の乖離は普通だから、赤線の上下を変動し続けていることは明白。
ハイエイタスは厳然と存在するんだね。
図1の緑色の線のように気温が上がり続けることはない!

「地球にとってすべて悪いニュースだ」って?
どこが?
図2はどうなの?
Hm、Hm、Hm、ってか!
邪郎だけじゃねえ。
10月15日の投稿で紹介したとおり、IPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者である江守正多も、人工衛星の観測には頬かむりを決め込んで、「ぶっちぎりの記録更新が続いているのである」と喚いてる。

江守正多は「気候科学者の間では、今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」、「今世紀に入って気温上昇が鈍化していた期間は、負のPDOパターンに伴って、海洋の深層に熱が貯め込まれていたことがわかってきている・・・その増加分が海洋深層に運ばれることによって、地表付近の気温上昇として現れてきていなかったというわけである」と言い張ってたけど、6月9日の投稿で紹介したとおり、NOAA・NCEIのトマス・カールは「地球温暖化、減速していない」と言い立てている。
6月12日の投稿で紹介したとおり、ナオミ・オレスケスは「現実問題として統計的に顕著な停滞など見られません。これまでもなかったのです・・・存在しない現象を説明するために、膨大な量の研究と努力が積み重ねられたのです」と言い切った。
6月2日の投稿10月1日の投稿で紹介したとおり、論文まで書いてる。
「今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」と言うのなら、その論文を批判すべきだろ。
ところが、Hm、Hm、Hm。
「今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるもの」なら、5月20日の投稿で採り上げた解説も指摘していたとおり、それ以前の急激な気温上昇の半分は自然変動が原因のはずなのに、それにも、Hm、Hm、Hm。
そのくせ、前回の投稿で紹介したとおり、産経新聞の記事には血相を変えて喚き立てる。
「温暖化の科学への疑いを広めようとしている人がもし(いまだに)いるとすれば、そのほうがずっと『必死』にみえる」と喚いてたけど、「そのほうがずっと『アホ』にみえる」だろ。

図1と図2の赤線のフィードバック因子は1.6と1.4。
つまり、気候感度は1.6℃と1.4℃。
けど、それは20世紀の気温上昇は専らCO2が原因と仮定した話。
10月15日の投稿で解説したとおり、そして、上でも指摘したとおり、1970年以降の急激な気温上昇の半分は自然変動が原因だけど、そこでの自然変動は20年周期と60年周期で、2000年をピークに設定してるから、赤線の1880年と2000年の気温差はCO2が原因。)
けど、「温暖化対策の愚」で解説しているとおり、そして、昨年12月25日の投稿6月20日の投稿で解説したとおり、20世紀前半の気温上昇は太陽活動の活発化が原因。
IPCC第5次報告書の市民向け要約」の図11-7に見えるとおり、20世紀前半と後半の気温上昇率は同じだから、20世紀の気温上昇の半分は自然要因。
だから、気候感度は半分になる。
図1と図2の平均を採れば、気候感度は0.75℃。
IPCC第5次報告書の市民向け要約」の(11-3)式で計算しているとおり、IPCCの数値と数式を真に受けても同じ結果になる。
「温暖化の科学への疑いを広めようとしている人がもし(いまだに)いるとすれば、そのほうがずっと『必死』にみえる」と喚いてるアホよ、何か言ってみろ!
Hm、Hm、Hm、ってか!

驚くべきことに、ナオミ・オレスケスは、またしても、ハイエイタスは存在しないという論文を発表。(「Scientific Reports,5(2015)16784」)
これで3回目。
同じ中身が3回も論文になるなんて、自然科学の他の分野ではありえんよ。
しかも、COP21の直前。
しかも、ナオミ・オレスケスは気候学者でも何でもない。
それが何を意味するかはアホでも分かるだろ。

江守正多は「温暖化の科学への疑いを広めようとしている人がもし(いまだに)いるとすれば、そのほうがずっと『必死』にみえる」と喚いてたけど、「温暖化」は「科学」じゃねえ。
昨年1月15日の投稿で指摘したとおり、「ゲームのルールを自分たち(=グローバルエリート)に都合よく作りあげ」、「公共セクターから大きな”贈り物”をしぼりとる」ためのプロパガンダ。
ハイエイタスはその事実を白日の下に曝した。
窮したグローバルエリートは、ナオミ・オレスケスを使って、ハイエイタスを消せ、と指令を出した。
江守正多は「英国気象局は、PDOの符号が現在再び反転して正になってきている可能性を示唆する研究報告を先月発表した。これは、世界平均気温が再び顕著な上昇期に入り始めた可能性があることを意味している・・・去年あたりからそのような期間に突入したのかもしれない」と言い張ってたけれど、図1に見えるとおり、英国気象局は、ナオミ・オレスケスの指示どおりに、ハイエイタスを消しにかかった。
それでも、図2に見えるとおり、人工衛星のデータはハッキリとハイエイタスを示している。
COP21で「公共セクターから大きな”贈り物”をしぼりとる」ことを目論んでいたグローバルエリートは劇昂。
何をやってるんだ、「象徴的かつ重大な局面を迎える見通し」をでっち上げろ!、「地球にとってすべて悪いニュース」を流せ!、と。
だからこそ、既にNOAA(NCEI)が発表しているのに、COP21の直前に邪郎が出てきて、「地球にとってすべて悪いニュースだ」と喚き立てたんだよ。
だからこそ、ナオミ・オレスケスがCOP21の直前に3回目の論文を発表したんだよ。
だからこそ、江守正多が、まともに科学的な反論もできないくせに、「温暖化の科学への疑いを広めようとしている人がもし(いまだに)いるとすれば、そのほうがずっと『必死』にみえる」と喚いてるんだね。

だからこそ、メディアも「必死」に「地球にとってすべて悪いニュース」を流している。


温暖化対策、怠ったらどうなる?
2015年11月27日 15:35 発信地:パリ/フランス
地球温暖化を抑制することができなければ、われわれは大規模な難民危機や都市の水没、熱波、干ばつに至るまで、さまざまな「副産物」に直面することになる。科学者らが警鐘をならしている。
30日からフランス・パリで開催される国連気候変動枠組み条約(UNFCC)第21回締約国会議(COP21)では、気候変動をもたらす温室効果ガス排出量の削減のため、世界195か国が新たな枠組みの合意を目指す。
しかし、会議が何の成果もなく終わったとしたら、どんなことが起こり得るのだろうか。
■気温上昇
新たに対策を講じなければ、今世紀末までに地球の気温は産業革命前と比べて4度上昇する可能性がある。気温上昇が最悪の事態を招き得るという科学的証拠はこれまでにも数多く揃っている。
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、温暖化の影響は、深刻かつ広範囲に及び、不可逆的なものとなるとしている。
■海面上昇
IPCCによる最近の予測・分析によると、2100年までに世界の海面水位は、1986~2005年に比べて26~82センチ上昇する見込みだという。上昇幅については、もっと大きいとする研究結果もある。
海面上昇の原因には、グリーンランドや南極大陸における氷床の解けるペースの速まりや氷河の融解、温度上昇に伴う海水の膨張が挙げられる。
COP21は、世界の平均気温の上昇を産業革命前比2度未満に抑えることを目標に掲げているが、米気候研究機関クライメート・セントラルによれば、世界の平均気温が2度上昇すると、現在約2億8000万人が居住している土地の水没が起きる可能性があるという。水没は、今後数百年から2000年の間に起こると考えられる。
■異常気象
温暖化により、巨大暴風雨や大寒波、強烈な熱波がより頻発するようになり、その程度も激しくなる可能性がある。
特殊な気象事象と気候との関係を解明することは難しいが、最近の研究により、気候変動は、破壊力の大きい洪水や吹雪、台風、熱波などの各事象を強めることが判明している。ただし、大型のハリケーンや熱波など、全ての気象事象の原因が気候変動にあるわけではないと専門家は注意を呼び掛けている。
■降雨量の地域格差
温暖化によって、長引く干ばつや大規模な洪水が発生したりするケースも想定できる。つまり、ある地域では降雨量が不足し、別の地域では極端に多いといったことが起きる。
現にシリアや米カリフォルニア州で起きている干ばつをめぐっては、気候変動と関係があるとされている。一方、大雨では、洪水のリスクが高まり、人々は避難を余儀なくされ、家屋や作物にも壊滅的な被害が及ぶ。
■人道の危機
温暖化は、感染症の拡大や農作物への被害、貧困層の増加をも引き起こし得る。水や不足した農作物をめぐる対立が紛争に発展したり、大規模な移住を引き起こしたりする可能性もある。
モルディブのように海抜が低い島々やインド洋に浮かぶ群島、フィリピン諸島では、海面上昇により、移住を余儀なくされる「環境難民」が生じる恐れがある。特に貧困層は、居住地への依存度が高く、享受できる社会保障が十分ではないため、熱波や干ばつ、洪水による被害を既に受けている。


(AFP)

10月4日の投稿10月7日の投稿10月8日の投稿、そして、10月23日の投稿で解説したとおり、「気温上昇が最悪の事態を招き得るという非科学的デマはこれまでにも数多く揃っている」
一方、「STOP THE 温暖化詐欺」で解説しているとおり、「人為的なCO2排出が最悪の事態を招き得ないという科学的証拠はこれまでにも数多く揃っている」
クライメート・セントラルのデマは11月11日の投稿で解説したとおり。
昨年8月26日の投稿5月17日の投稿6月8日の投稿9月11日の投稿9月18日の投稿で指摘したとおり、「モルディブのように海抜が低い島々やインド洋に浮かぶ群島、フィリピン諸島では、海面上昇により、移住を余儀なくされる『環境難民』が生じる恐れがある」もデマ。
11月6日の投稿で紹介したとおり、ハイエイタスを消そうとしているNOAA・NCEIでさえ、「シリアで起きている干ばつをめぐっては、気候変動と関係がないとされている」
しかも、それを報じたのはAFP。
自分たちが報じていたのに、一転して「現にシリアや米カリフォルニア州で起きている干ばつをめぐっては、気候変動と関係があるとされている」と喚いてるんだね。
先に指摘した、「象徴的かつ重大な局面を迎える見通し」をでっち上げろ!、「地球にとってすべて悪いニュース」を流せ!、を物の見事に露呈してるな。

さらに傑作なのがこれ。


中米コスタリカ、自然エネルギー普及の優等生 悩みは車の排ガス
2015年11月27日 16:48 発信地:カルデラ/コスタリカ
中米コスタリカの太平洋側の海辺でアイスクリームを売るマミーチェさんのスタンド前には、週末の夕暮れ時ともなればアイスクリームを求める人たちの行列ができる。
一見すると、ありふれた、のどかなビーチの光景だが、マミーチェさんのスタンドの冷蔵庫や扇風機、照明は配電線にはつながっていない。耳障りな騒音を出す自家発電機もない。代わりに電力を供給しているのが、スタンドの屋根に設置されたソーラーパネルだ。クリーンエネルギーを軸に環境に優しい国づくりを推し進めるコスタリカの一面が、ここにみられる。
アイスクリームスタンドの経営者、ルイス・ディエゴ・バスケス(Luis Diego Vasquez)さんは、以前は店を維持するために不快な臭いのする発電機の燃料に毎日40ドル(約5000円)も払っていたと振り返る。「騒音や公害にうんざりして、太陽光を利用するソーラーパネルを設置しようと考え始めた。太陽ならばコスタリカには、あふれるほどあるからね」
河川や火山が豊富な中米の小国コスタリカは、水力や地熱、風力、太陽光を利用した電力を送電網で供給しており、今年は総発電量のうち再生可能エネルギーが占める割合が97%に達するとみられている。
■車の排ガスが悩み
だが一方で、コスタリカには年季の入った車やバスが道路渋滞を引き起こし大量にガスを排出している側面もあり、環境に優しい国のイメージを損ねている。
同国の道路管理当局によれば、人口約500万人のコスタリカには約140万台の車両があるが、その平均使用年数は16年で、これが排ガス問題の悪化を招いている。
こうした状況を打開しようとコスタリカ議会で先月、CO2を排出しないエコカー購入の促進を目的に、与党議員が電気自動車の輸入規制を期限付きで撤廃する法案を提出している。

2015112804
中火コスタリカのプンタレナス県カルデラにあるマミーチェさんのアイスクリームスタンドで、アイスクリームを買い求める人々(2015年10月31日撮影)


(Relaxnews/AFPBB News)

「温暖化対策、怠ったらどうなる?」と煽り立てた後で、「クリーンエネルギーを軸に環境に優しい国づくりを推し進めるコスタリカの一面が、ここにみられる」とヨイショして、太陽光発電を喧伝しているわけだけど、街灯が点いてるじゃん。
「週末の夕暮れ時ともなればアイスクリームを求める人たちの行列ができる」って書いてるな。(たったの2人で「行列」って言う?)
街灯が点くほど暗いのに、「スタンドの屋根に設置されたソーラーパネル」が発電するはずねえだろ。

それよりも、このアイスクリーム大丈夫か?
こんなの食ったら、腹痛を起こすんじゃねえか?
CO2よりもそちらの方が問題だ。

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