2015年の幸せと喜びが

モーツァルト「後宮からの誘拐」より「幸せと喜びが」(ハンガリー語での歌唱)

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

また、NOAA(NCEI)が喚いてやがる。


11月平均気温も過去最高、15年は最も暖かい年に現実味
2015年12月18日 12:12 発信地:マイアミ/米国
米海洋大気局(NOAA)は17日、11月の世界の平均気温が過去最高を記録したと発表した。2015年が近現代史上で最も暑い年になることは、ほぼ確実だという。
NOAAの月例気象報告書によると、先月は過去136年間で最も暖かい11月で、7か月連続で月平均気温の最高記録を更新した。世界の地表気温と海面水温の平均値は20世紀平均を1.75度上回り、「11月としては1880~2015年の最高値」だという。
月平均気温も12か月のうち9か月で過去最高を記録しており、先月までの7か月は毎月記録を更新している。
NOAA国立環境情報センター(National Centers for Environmental Information)のジェイク・クラウチ(Jake Crouch)氏は報道陣に「現時点で、われわれは2015年が記録史上、最も暖かい年となることをほぼ確信している」と語った。
そうならない唯一の条件は、12月が厳冬となって平均気温が1916年12月の過去最低記録をさらに0.43度下回ることだ。だがクラウチ氏によれば、まずあり得ないという。


(AFP)

確かに、NOAA・NCEPでも先月の気温は11月としては観測史上最も高かった。

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図1 2015年11月の気温(NOAA・NCEP)

人工衛星の観測でも、先月の気温は11月としては観測史上最も高かった。
けど、「月平均気温も12か月のうち2か月で過去最高を記録しており、先月までの2か月は毎月記録を更新している」だけ。
「2015年が近現代史上で最も暑い年にならないことは、ほぼ確実だという」

11月28日の投稿の図2に先月の気温を書き足すと、

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図2 全球平均気温の推移(UAH)

「現時点で、われわれは2015年も記録史上、ハイエイタスの年となることをほぼ確信している」

一方、「米海洋大気局(NOAA)は17日、11月の世界の平均気温が過去最高を記録したと発表した」を使って、11月21日の投稿の図2を書き換えると、

2015122203
図3 全球平均気温の推移(NOAA・NCEI)

気温はIPCCの理論値(青線)どおりに上がっている。
けど、それはイカサマ。
WUWTで紹介してたけど、こともあろうに、ガビンちゃんが証明しちゃったのだった。


Because earlier studies do not account for what amounts to a net cooling effect for parts of the northern hemisphere, predictions for TCR and ECS have been lower than they should be. This means that Earth’s climate sensitivity to carbon dioxide—or atmospheric carbon dioxide’s capacity to affect temperature change—has been underestimated, according to the study. The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C); the Intergovernmental Panel on Climate Change, which draws its TCR estimate from earlier research, places the estimate at 1.8°F (1.0°C).
“If you’ve got a systematic underestimate of what the greenhouse gas-driven change would be, then you’re systematically underestimating what’s going to happen in the future when greenhouse gases are by far the dominant climate driver,” Schmidt said.


(「NASA Study: Examination of Earth’s Recent History Key to Predicting Global Temperatures」より)

10月4日の投稿の(1)式で a=1.7、c=-0.38に選んだのが図3の赤線だから、TCRは当に1.7℃。
「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」ということは、赤線が正しいということ。
11月21日の投稿でも解説したけど、昨年は弱いエルニーニョだったから、データは赤線よりも少し上に位置するはずなのに、過去最強のエルニーニョだった1998年よりも赤線との乖離が大きい。
今年のエルニーニョは1998年と同じほど強いけど、1998年と比べれば、赤線からの乖離が甚だしい。
「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」はNOAAのイカサマを立証したんだね。
12月6日の投稿でも指摘したとおり、10月4日の投稿の(1)式で  n_0=40 に選んだのが赤線で、それはガビンちゃんの気候モデルに基づいた値だから、なおさら決定的。)

それでも1.7℃だから、前回の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説が「それでも、平均気温の上昇を2度未満に抑えるというこれまでの目標だけでなく、『1.5度未満に抑えるよう努める』と明記した意義は大きい・・・『数カ月前まで考えられなかった』と環境団体も驚く・・・国土の水没を恐れるツバルなど小さな島国の懸命な訴えを、大国も軽んじられなかったのだ」と喚いてたのは正しいのか?
そんなことはねえ。
12月15日の投稿で解説したとおり、図3の赤線では「1970年代から1990年代までの急激な温暖化の約半分が内部変動による」から、IPCCはエアロゾルで辻褄合わせしていたということになり、20世紀の気温上昇の半分は自然要因という結論にならざるを得ない。
20世紀の気温上昇は専ら人為的と見なした場合が「the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」だから、それは倍近い過大評価になってる。
それでも、12月15日の投稿の⑧で指摘した気候感度よりも大きい、と思うかもしれないけど、「現時点で、われわれは2015年が記録史上、最も暖かい年となることをほぼ確信している」がイカサマだったということは、全般的に気温を吊り上げているということ。
実際、10月4日の投稿の(1)式で a=1.4に選んだのが図2の赤線だから、TCRは1.4℃で、20世紀の気温上昇の半分は自然要因という事実を考慮すれば、さらにその半分の0.7℃になる。
12月15日の投稿の⑧で指摘した気候感度はECS。ECSはTCRよりも大きい。同じ値を使えば、「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の[注16]で解説しているとおり、TCRは0.65℃になる。)

この議論を無視しても、「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」なら、図3の赤線が正しいのだから、NOAAのデータ改竄は「ほぼ確実」
12月6日の投稿で紹介したとおり、IPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者・江守正多が「現時点で知られている気候変化の外部要因に関する知見と、気候モデル(これは気候システムに関する知見の結晶と見ることもできる)に基づけば、20世紀の世界平均気温上昇は人間活動による温室効果ガスの増加により説明でき、かつそれを抜きにしては説明できない」と、そして、前回の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説も「だが産業革命以後、石炭や石油などの化石燃料を人類が大量に燃やし始め、大気中の二酸化炭素が急速に増えたことは確かだ。この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できる」と喚き散らしてたけど、図3の赤線では1970年代から1990年代の急激な気温上昇の半分近くは自然変動の寄与だから、それが全くのデタラメであることは「ほぼ確実」

性懲りもなく、木本昌秀がこんなことほざいてるけど、


地球温暖化で予測 極端な異常気象の頻度高まる
2015年12月21日 18時49分
地球温暖化が進行すると、日本をはじめ世界各地で異常な高温や大雨、それに大雪など極端な気象現象の頻度が高くなるという予測が、スーパーコンピューターを使った大がかりな分析でまとまりました。研究グループは今回の予測結果を国や自治体の温暖化対策に活用してもらいたいとしています。
この予測は、気象庁気象研究所や東京大学大気海洋研究所、それに京都大学防災研究所などが共同で行い、21日、東京都内でその結果が公表されました。
予測は海洋研究開発機構のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」を使い、地球温暖化が対策を取らないまま進行して、今世紀末に産業革命前に比べて平均気温が4度上昇するという想定で、5400とおりのパターンを計算して、その傾向を調べました。
その結果、北半球の夏にあたる6月から8月の世界の平均気温は北半球を中心に大きく上昇し、北米や中東、それにアジアではところにより現在より6度から7度上昇し、日本付近でも2度から5度ほど上昇する結果となりました。日本の夏の最高気温は、関東で4度前後、西日本や北日本の内陸では4.5度から5度以上、今より上昇し、関東の内陸で45度以上、東京や大阪、名古屋、それに仙台などでは42度を超える可能性があります。
また、1度に降る雨の量も増えて、「30年に1度程度の大雨」にあたる1日の雨量は、各地で過去100年前後に観測された最大の雨量に匹敵する雨量となり、発生頻度も現在の2倍から5倍に増えるという結果となりました。
雪の量は全国的には減るものの、北海道や北陸の内陸では1日に60センチから70センチ降るような大雪の頻度が2倍以上に増え、湿った雪が多くなるという結果となりました。
研究グループは今回の予測結果を国や自治体の温暖化対策に活用してもらいたいとしています。
東京大学大気海洋研究所の木本昌秀教授は「4度上昇した世界では、耐えられないような暑さが普通になり、めったにないような大雨がより頻繁に起きるようになる。世界の平均気温も最高記録を更新して温暖化がいよいよ本格化する時代に入った可能性もあり、今回の結果を将来の対策に役立ててほしい」と話しています。


(NHK)

「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」なら、図3の赤線が正しいのだから、ハイエイタスは今後も続く。
11月21日の投稿でも指摘したけど、2000年と2030年の気温差は0.06℃にすぎない。図2であれば、気温は殆ど上がらない。)
「現時点で、われわれは2015年が温暖化詐欺師の記録史上、最も恥ずかしい年となることをほぼ確信している」

私めも含めて「懐疑論・否定論」に携わっている人は、ガビンちゃんのおかげで、良いお正月を迎えることができるね。
ガビンちゃん、ありがとう!

2015060108

安倍・ヴェルム・コルプス

モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

案の定、人殺し左翼が喚いてやがる。


温暖化対策の新合意 危機感共有の第一歩だ
「今日、私たちは人類にとって最大級の試練、気候変動に直面して、ここにいる。ツバルのような国の生き残りはこの会議の決定にかかっている
こんな悲痛な首脳演説で幕を開けたフランス・パリでの国連気候変動会議(COP21)が、2020年以降の地球温暖化対策に関する新しい国際枠組みでようやく合意に達した。
複雑に絡む利害を反映し、各国が折り合いをつけた結果だけに、不足はいろいろある。
それでも、平均気温の上昇を2度未満に抑えるというこれまでの目標だけでなく、「1.5度未満に抑えるよう努める」と明記した意義は大きい。
二酸化炭素など温室効果ガスの排出をできるだけ早く減少に転じ、今世紀後半には森林や海による吸収以下にする「実質ゼロ」の長期目標も盛り込んだ。
「数カ月前まで考えられなかった」と環境団体も驚く。
2度と1.5度では温暖化による海面上昇で決定的な差が生じるという数値予測がある。国土の水没を恐れるツバルなど小さな島国の懸命な訴えを、大国も軽んじられなかったのだ。
6年前に温暖化交渉は一度決裂した。だがその後、先進国を含む世界各地で記録的な熱波や大雨、干ばつ、強烈な嵐など気象異変が相次ぎ、多くの人々が気候変動への懸念を強めたことが交渉の原動力になった。
■京都議定書を超えて
核兵器による突然の破滅が人類にとって急性疾患とすれば、温暖化はじわじわと苦痛や危機をもたらす慢性疾患といえる。
合意された排出の削減や抑制は自主的な取り組みとはいえ、途上国も参加する。先進国だけに削減を義務づけた京都議定書から大きく前進した。
温暖化への危機感を世界が共有して踏み出す第一歩である。
世界が地球益の下に結束して「共通だが差異ある責任」を果たそうと誓ったのがパリ協定であり、各国は様々な被害軽減などにもこぞって乗り出す。
今回の最大の推進役は、皮肉にも共和党政権下で京都議定書を離脱した米国だった。
オバマ民主党政権は、首脳会談を通じて世界最大の排出国になった中国やインドを巻き込んだ。さらに、削減機運を高めようと島国や欧州連合(EU)などがつくった「野心連合」に電撃的に参加を表明し、合意への流れを確実にした。
来年の大統領選もにらんだ積極的な動きだった。
■後悔しない政策を
米国の共和党支持層には温暖化懐疑論が根強い。
確かに温暖化の研究は進んでいるが、完璧には程遠い。人類の知恵が十分及ばぬほど地球環境システムは複雑だからだ。
だが産業革命以後、石炭や石油などの化石燃料を人類が大量に燃やし始め、大気中の二酸化炭素が急速に増えたことは確かだ。この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できる。
この先も二酸化炭素濃度が上がれば気温も上がると予想される。しかし、どのぐらいの濃度になると何度気温が上がると正確に予測する精度はない。
さらに言えば、温暖化の原因はほかにあるかも知れない。それでも、国際社会は現時点では温室効果ガスが最も疑わしいと判断し、排出削減で温暖化を抑えようと決意したのである。
温暖化の科学に不確実さがあっても、将来に向けて「後悔しない政策」を選択したのだ。
■日本も決意が要る
そんな決意の乏しい日本政府は、パリでほとんど存在感を示せなかった。米国の野心連合参加も寝耳に水だったという。
会場の展示で各国は競うように自国の立場をアピールした。だが、日本のブースは四方を壁で囲っただけの空間。世界の流れに目や耳をふさぐかのような、象徴的な造りだった。
世界は脱化石燃料・脱炭素社会に大きくかじを切る決意をした。今回、長期目標が従来よりずっと野心的なものになったことで、世界経済の潮流も急速に変わっていくだろう。
国内総生産で世界3位、ガス排出量でも5位の日本が、この変化に受け身のままでいいはずがない。社会や産業の構造を、もっと積極的に脱炭素に切り替えていくべきである。
パリ協定は高い目標を掲げたとはいえ、達成の道筋や仕組みの検討はこれからだ。日本は政府も企業も様子見をやめて、今後の過程で貢献することが重要だ。ここで追いつかなければ、まさに化石になりかねない。
協定が変革を迫っているのは政府や企業だけではない。
家庭や自治体、さらには社会も、従来のエネルギー多消費型から省エネを考えたものに変わっていかなければいけない。
海外に比べて日本で弱いのは、個を超えた共同での省エネ化だ。個人や家庭、企業がつながることで、無理なく、より効率的に省エネが進む。
案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい。


(2015年12月15日の朝鮮日刊新聞邪説)

これまで繰り返し指摘し続けてきたとおり、「この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できない」!
「近年の温暖化」の少なくとも半分は自然変動が原因。
5月20日の投稿で採り上げた解説が「これまでのIPCC報告において、この部分は人為起源の二酸化炭素の増大が原因で間違いない、と言われ続けてきたものであり、内部変動では説明できないとされた根幹部分である」と指摘していたとおり、これは「温暖化の科学に不確実さがあっても」というような問題じゃねえ。
前回の投稿の⑪で「気候感度が0.75℃で、フィードバックで3倍に増幅されるのなら、CO2単独の効果は0.25℃。IPCCが言い張る値の4分の1しかない」と言ったけれど、IPCCの主張するとおり、CO2単独の効果が1℃だとしても、答えは変わらない。
IPCCの温暖化説とは?」で解説しているとおり、CO2単独の効果が1℃なら、産業革命時における15μm帯域の温室効果は6℃。
CO2の温室効果には上限がある」で解説しているとおり、15μm帯域の温室効果の上限は8℃だから、2℃上がる余地が残っているけど、フィードバックが負(フィードバック係数が0.75<1)だから、やはり、気温上昇が1.5℃を超えることはない。
「1.5度未満に抑えるよう努め」なくても、1.5℃を超えることはないのだから、「ツバルのような国の生き残りはこの会議の決定にかかっている」は全くのデマカセ。
実際、12月4日の投稿で解説したとおり、ツバルで海面上昇は観測されていない。
にもかかわらず、12月1日の投稿12月2日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説に見えるとおり、安倍のチョンカスは「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」
前回の投稿で紹介したとおり、IPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者である江守正多は「そのような意見を主張するにあたり、懐疑論は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」と喚いてたけど、「ツバルなど小さな島国への支援」は「不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」
「この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できない」と主張する「懐疑論」は温暖化対策の質を問うているんだよ。
国民が「この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できない」ことを知り、「ツバルのような国の生き残りはこの会議の決定にかかっている」のデタラメを知り、「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」のは「不要であり、むしろ余計である」と知れば、江守正多らは国民から糾弾される。
だから、「そのような意見を主張するにあたり、懐疑論は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」と喚き立てたんだね。

COP21でアメ公が何をしたと言うんだ?


米の資金拠出、8.6億ドルに倍増
【パリ矢野純一】ケリー米国務長官は9日、パリで開催中のCOP21で演説し、2020年までの途上国への地球温暖化対策資金を倍増し、8億6000万ドル(約1040億円)とすることを明らかにした。
ケリー氏は支援額倍増を打ち出すことで、より厳しい対策を求める太平洋の島しょ国などを納得させる材料にする狙いとみられる。


(毎日新聞2015年12月10日 東京夕刊)

IPCCの人為的温暖化説を真に受けるなら、4月14日の投稿の表に見えるとおり、アメ公は我国の10倍以上の責任を負う。
12月4日の投稿でも指摘したとおり、国当たりで評価しても、国民一人当たりで評価しても、我国の責任は途上国並みに軽い。
それなのに、しかも「より厳しい対策を求める太平洋の島しょ国などを納得させる材料にする狙い」と嘯きながら、我国の10分の1以下の1040億円しか出さない。
アメ公は我国の10倍以上の責任を負うのに、我国がアメ公の10倍以上の責任を負わされている。

中禍人糞凶和国が何をしたと言うんだ?

2015121701

7月4日の投稿で指摘したとおり、「国内総生産(GDP)当たりの二酸化炭素の量を、2030年には05年に比べて60~65%減らす」ということは、実のところ、排出を増やすということ。
7月7日の投稿で紹介したとおり、虫国野郎でさえ「経済成長率などの指標が示されておらず、他国と目標を比較するのは難しい」と認めていたんだね。
しかも、中禍人糞凶和国はこれまでの責任もアメ公に次いで重く、そして、今やダントツの排出国であるにもかかわらず、一銭も出さない。
我国がダントツの排出国の∞倍の責任を負わされている。

IPCCの人為的温暖化説が真実なら、気候学者は、「温暖化の科学」に基づいた対策を求める、と言うはず。
しかも、江守正多は日本気象学界の機関誌で「研究者の科学的発信に客観中立はあるのか?」と喚いてた。
ならば、「温暖化の科学」に基づいた対策を求める、と声を大にして言わねばならない。
アメ公や中禍人糞凶和国が全く責任をとらないのに、「オバマ民主党政権は、首脳会談を通じて世界最大の排出国になった中国やインドを巻き込んだ。さらに、削減機運を高めようと島国や欧州連合(EU)などがつくった『野心連合』に電撃的に参加を表明し、合意への流れを確実にした」と囃し立て、安倍こべに「そんな決意の乏しい日本政府は、パリでほとんど存在感を示せなかった」と喚き散らす左翼を激しく批判しなければならない。
我国だけが負担させられたのに、「温暖化への危機感を世界が共有して踏み出す第一歩である」と囃し立てる左翼を激しく批判しなければならない。
ダントツの排出国が今後も排出を増やすと公言しているにもかかわらず、それを昂然と正当化し、安倍こべに「ここで追いつかなければ、まさに化石になりかねない」と喚き散らす左翼を激しく批判しなければならない。
途上国並みの責任しかない我国が「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」にもかかわらず、「世界の流れに目や耳をふさぐかのような」とまで言い放つ左翼を指弾しなければならない。
「そのような意見を主張するにあたり、懐疑論は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」と言い立てるのなら、なお更のことだろ。
ところが、昨年11月2日の投稿10月15日の投稿、そして、前回の投稿で紹介したとおり、安倍こべに左翼と協力して温暖化を煽っている。
IPCCのデタラメは明らかだな。
(「温暖化の科学」が真実なら、斯く斯く然々であるべきはずが、全く逆であるという事実は、背理法に従えば、始めの仮定、つまり、「『温暖化の科学』は真実」が間違っていたということを意味する。その真実から目を逸らすために、「そのような意見を主張するにあたり、懐疑論は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」と喚き立てたんだよ。)

福島原発事故は収束の目処すら立たない。
核汚染はますます拡大し、国民は被曝し続けている。
前回の投稿で指摘したとおり、「日本圏に住む人々は放射線が増えて伝統的な文化を営めなくなってきている。そのような取り返しのつかない変化が、一部ではすでに起きている」
12月4日の投稿で指摘したとおり、「我々日本国民はまさに崖っ縁に立っている」
福島原発事故の収束と他の原発の廃炉には膨大な労力と資金が必要。
1兆3千億円はそのために使うべき。
ところが、左翼は12月1日の投稿で採り上げた邪説で「日本がすべきこと、できることはまだまだある。政府は覚悟を持って臨んでほしい」と言い放ったんだね。

しかも、2011年8月18日の投稿9月11日の投稿で紹介したとおり、原発安全神話を率先して垂れ流し、福島原発事故を招いたのは左翼。
海面が上昇していないという事実を隠して、「国土の水没を恐れるツバルなど小さな島国の懸命な訴え」と喚き立てるのは、原発安全神話を垂れ流したのと何ら変わらない。
9月16日の投稿で解説したとおり、干ばつとCO2との間に因果関係は認められないにもかかわらず、「だがその後、先進国を含む世界各地で記録的な熱波や大雨、干ばつ、強烈な嵐など気象異変が相次ぎ、多くの人々が気候変動への懸念を強めたことが交渉の原動力になった」と喚き立てるのも、原発安全神話と変わるところ無し。
「この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できる」と吹聴するのも、原発安全神話と何ら変わらない。
「ここで追いつかなければ、まさに化石になりかねない」は、5月8日の投稿で採り上げた邪説が「実質的に国際水準に劣るのに、基準年を最近の年へずらしたため、そう遜色がないようにも見える。そんな姑息なやり方で近年の無策をごまかしては、国際社会の信頼を失うだけだ」と喚き散らしてたのと同じ趣旨だけど、4月24日の投稿5月9日の投稿7月4日の投稿、そして、12月1日の投稿で解説したとおり、それも原発安全神話同様の国民を欺くデマカセ。
一欠けらの反省もねえ。
温暖化を煽り立てる左翼は安倍と同じ穴の狢。

我国は途上国並みの責任しかないのに、責任を負うべきアメ公や中禍人糞凶和国が金を出さないのに、福島原発事故の収束と他の原発の廃炉のために使うべきなのに、「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」
だからこそ、6月18日の投稿で紹介したとおり、そして、前回の投稿で採り上げた江守正多の論説にも見えるとおり、国民は「気候変動対策は生活の質を脅かす」と案じている。
ところが、安倍こべに「案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい」と言い放った。
7月19日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説は「主権者である国民の声を聞くことを安倍政権に求める」と喚き立てていたけど、「案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい」は「国民の声」に「目や耳をふさぐかのような、象徴的な台詞だった」
それならば、「原発事故を案じるよりも、みんなで原発再稼動の一歩を踏み出す決意を持ちたい」という主張を否定できない。
結局は、安倍と同じ穴の狢。

8月6日の投稿で採り上げた「天声人語」は「個人主義を嫌がる点も通じる。人権の核心を示す現行13条は『すべて国民は、個人として尊重される』とするが、草案は個人を『人』と改めた。『個』を削り、別途『家(か)』族(ぞく)の尊重を盛り込む。戦前への郷愁がにじむ」だの、9月16日の投稿で採り上げた「天声人語」は「奥田さんは繰り返し語った。自分たちは『一人ひとりの個人』として考え、声を上げている――。どこかの政治団体に属するでもなく、誰かに動員されるでもない。一人の主権者として当たり前のことをしているのだという言葉がすがすがしい」だのと喚き立てたけど、「海外に比べて日本で弱いのは、個を超えた共同での省エネ化だ」という言い草は「人権の核心を示す現行13条」に「目や耳をふさぐかのような、象徴的な台詞だった」
それならば、「安保法案を案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい」と言うことを否定できない。
事実、「みんなで一歩」は集団的自衛と同じ。
結局は、安倍と同じ穴の狢。

7月19日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説は「世代や党派を超えた重層的な抗議のコールが連日、国会周辺の空気を震わせている。『これが民主主義か』という疑問。『主権者は私たちだ』という怒り・・・この国の民主主義、立憲主義がこのままでは壊されてしまうとの危機感がある」と喚き散らしてたけど、奸凶団体を持ち出してきて、「『数カ月前まで考えられなかった』と環境団体も驚く」と囃し立て、「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」ことを正当化し、「気候変動対策は生活の質を脅かす」という民意を顧みずに、「案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい」と言い張ることには、「『これが民主主義か』という疑問」、「この国の民主主義、立憲主義がこのままでは壊されてしまうとの危機感がある」
性懲りもなく、「それでも、国際社会は現時点では温室効果ガスが最も疑わしいと判断し、排出削減で温暖化を抑えようと決意したのである」と喚き散らしてるけど、11月10日の投稿12月1日の投稿で解説したとおり、左翼が言い立てる「国際社会」は「国際市民社会が求める価値と真っ向から対立する」
もちろん、「世界の流れ」は「国際社会」と同じ意味。
「世界の流れに目や耳をふさぐかのような、象徴的な造りだった」という言い草は民主主義に「目や耳をふさぐかのような、象徴的な台詞だった」
7月17日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説は「それが安倍政権の民主主義だというなら、決してくみすることはできない」と泣き叫んでたけど、温暖化を煽り立てる左翼の民主主義観は安倍と全く同じ。
「『案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい』が左翼の民主主義だというなら、決してくみすることはできない」!
前回の投稿で紹介したとおり、江守正多は「日本人は特にわかっていない」と喚き立てたけど、それは「ここで追いつかなければ、まさに化石になりかねない」と全く同じ。「温暖化への対処をみんなで議論する時代へ 異論を唱えるにも『懐疑論』は不要」と喚き立ててたけど、それは「案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい」と全く同じ。やはり、江守正多は左翼と一体であり、「温暖化の科学」が民主主義を封殺するためのプロパガンダに他ならないことをハッキリと示している。)

福島原発事故の収束と他の原発の廃炉に使うべきなのに、「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする」ということは、日本国民が自らの命を削ってまで、「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする」ということ。
それなのに、「世界の流れに目や耳をふさぐかのような」と喚き散らす。
「案じるよりも、みんなで一歩を踏み出す決意を持ちたい」と言うことは、「案じるよりも、みんなで被曝する一歩を踏み出す決意を持ちたい」と言うことだ!
「日本国民の生き残りがかかっている」にもかかわらず、「この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できる」と煽り立て、「国土の水没を恐れるツバルなど小さな島国の懸命な訴えを、大国も軽んじられなかったのだ」と喚き散らして、「国土の核汚染を恐れる小さな島国の懸命な訴えを、左翼は軽んじたのだ」!
「温暖化の科学に不確実さがあっても、将来に向けて『後悔しない政策』を選択したのだ」と煽り立てて、「被曝の科学に不確実さがあっても、将来に向けて『後悔する政策』を選択させようとしたのだ」!

「CO2排出を案じるよりも、みんなでみんなの命と生活を守る一歩を踏み出す決意を持ちたい」
そのために、「みんなで江守正多らを糾弾する一歩を踏み出す決意を持ちたい」
そのために、「みんなで気候ネットワークのような奸凶団体を断罪する一歩を踏み出す決意を持ちたい」
そのために、「みんなで左翼を誅伐する一歩を踏み出す決意を持ちたい」

さらば、温暖化蛮奴

バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より「サラバンド」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

前回の投稿で「『温暖化の科学』が真実なら、『温暖化対策の進め方への違和感などではないのだろうか』と言い張るのなら、何よりも先ず、朝鮮日刊新聞と虫国野郎の非を糺すべき」と指弾したにもかかわらず、その二日後に朝鮮日刊新聞のWEBRONZAで喚いてやがる。


この目標の本当の意味を、日本人は特にわかっていない?
江守正多
2015年12月10日
パリで国連気候変動枠組条約の第21回締約国会議(COP21)が開催されており、2020年以降の国際的な気候変動対策の枠組みの合意を目指した議論が行われている。その報道や関連する情報が盛んにメディアで流れるようになった。しかし、ここで議論されていることの「本当の」意味が社会に伝わっているかはきわめて疑わしい気がする。
日本国内を対象としたみずほ情報総研の調査によれば、「これまでの世界の取組で温暖化の影響を抑制できる」という記述に対して、「非常にそう思う」「ややそう思う」が合わせて2割程度であった。「あまりそう思わない」を合わせると過半数を超える。
詳しくは後で述べるが、筆者の認識では、これは間髪入れずに「まったくそう思わない」を選ばなくてはいけない問だ。この調査から、日本人の過半数は、気候変動問題のスケール感を理解できていないことが想像できる(さらに約2割は「わからない」を選んだ)。
温暖化は止まってくれるのか?
また、世界約100地域で今年6月に行われた「世界市民会議」(World Wide Views)という対話型世論調査では、「気候変動対策は生活の質を脅かす」と答えた日本人回答者は6割で、世界平均の3割弱を大きく上回った。この結果を見て、多くの市民と対話した経験も踏まえた筆者の想像では、多くの日本人は地球温暖化対策に「節約」や「我慢」や「辛抱」のイメージを持っているのではないかと思う。そして、みずほ情報総研の調査と併せて見ると、「これだけ節約しているのだから温暖化は止まってくれるだろう」「今はまだ足りないが、もう少し我慢すれば温暖化は止まるのではないか」といった感じで問題を捉えている人が多いと想像する。
これは、環境保護運動において「一人ひとりの取組」が強調されてきたことに対する、いってみれば「正しい」反応かもしれないし、日本人の国民性による部分もあるかもしれない。しかし、これまでは環境保護が国民に広まる過程でそのようなメッセージが重要な役割を果たしてきたかもしれないが、そろそろ国民の認識がそこから脱皮する必要性を筆者は感じている。
「+2度C」目標の意味 残りは1度C?
そこで、現在COP21に注目が集まっていることがその脱皮のきっかけとなることを期待しつつ、COP21で前提とされている「+2度」という目標の意味についてよく考えてみたい。これは、世界平均気温の上昇を産業化以前を基準に「+2度」以内に抑えるという目標である(「+2度」未満、ともいうが、実質的な意味は変わらない)。
国際合意としての「+2度」目標は、2010年にメキシコのカンクンで行われたCOP16の合意で以下のように位置づけられた(前年のコペンハーゲンでのCOP15でも言及されたが合意文書が採択に至らなかった)。
《産業化以前からの世界平均気温の上昇を2度以内に収める観点から、温室効果ガス排出量の大幅削減の必要性を認識する》
この目標は、その後のCOPやG7サミット等でも繰り返し確認されている。
気候変動により深刻な影響を受ける小島嶼国等はさらに厳しい「+1.5度」以内を目標にすることを求めているが、国際社会はこれに配慮しつつも、「+2度」の方を「より実現可能性が高い」目標(十分に高いかどうかは別だが)として支持しているようだ。
WMO(世界気象機関)によれば、世界平均気温は既に今年の時点で「+1度」に到達したので、「+2度」を超えてしまうまで残り1度ということになる。
本稿では、「+2度」が目指すに値する目標であること、しかしそれはとてつもないスケールの目標であること、それでもその達成を諦める必要は無いことを、順に説明したい。
「+2度」は、科学的、社会的、政治的な数字
まず、なぜ世界平均気温の上昇を「+2度」以内に抑えるべきなのか?
「+2度」を超えると危険な影響が生じるとIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書に書いてあるからだ、という説明を聞くことがあるが、それは違う。IPCC報告書には、何℃の気温上昇でどんな影響があるかは書いてあるが(それも不確かさが大きい)、どんな影響が「危険」(避けるべき)かは社会の判断であり、科学だけでは決められないという立場を明確にしている。
見方によっては、「+2度」以内は厳しすぎる。後で述べるが、現時点で見通せる社会や技術を前提にすると「+2度」以内に抑えるための対策費用は非常に高くなり、それによって回避できる気候変動の悪影響と比べても世界全体で経済的に見合わないという見方がある。
しかし、別の見方をすると、「+2度」以内は緩すぎる。現時点でも既に、サンゴ礁の白化や死滅が起きている。北極圏に住むイヌイットの人々は氷が減って伝統的な文化を営めなくなってきている。そのような取り返しのつかない変化が、一部ではすでに起きている。しかも、先進国や新興国が排出した温室効果ガスが原因で、ほとんど温室効果ガスを排出していない貧しい国の人たちが深刻な被害を受ける傾向がある。これは著しい不正義であり、ただちに是正すべきだという見方がある。
このどちらかの見方が正しく、どちらかが間違っているというわけではなく、これは価値判断ないしは倫理観の問題である(規範倫理学について少しご存じであれば、前者が「功利主義」、後者が「義務論」に近いことをおわかりいただけるかもしれない)。
したがって「+2度」は、科学的な知見を参考にしながらも、何らかの意味で社会的、政治的に判断されて合意された数字だと理解するのがよいだろう。


(「『2度C』はCOP21の前提」より)

さらに、この後もこんなこと書いてる。


パリで行われていた国連気候変動枠組条約のCOP21は会期を延長して交渉を続けた末、現地時間12月12日に「パリ協定」を採択して閉幕した。
「今世紀後半に世界の温室効果ガス排出量実質ゼロ(生態系等の吸収分につり合うまで減らすこと)を目指す」ことに世界が合意し、国内でもそれが大々的に報道されていることはきわめて感慨深い。これが「排出量実質ゼロ」の科学的、経済的、技術的、社会的、政治的、倫理的な意味を多くの人々が考え始め、論じ始めるスタート地点になってほしいと筆者は願っている。
そのときに一つの障害となってくるのが、温暖化の科学への懐疑論・否定論の存在である。最近、2回の記事(これとこれ)にわたり、それについて書いてきた。
1回目で紹介したように、2012年に筆者は次のように書いていた。
温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは,欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化懐疑論・否定論活動の存在である。…(中略)…本当は,このことを指摘するのはあまり気が進まなかった。傍から見れば「お前はインチキだ。」「いや、そっちこそインチキだ。」という泥仕合になってしまうからである。
いくら気が進まなくても、筆者は一度この構図にあえて乗ってしまった以上、半端で済ませるわけにはいかない。今回ももう少しこれについて書きたい。
ここではまず、最近の論文を参照して、上記の引用の根拠を提示したい。

温暖化懐疑論・否定論活動の実態が研究対象になりはじめた
2015年2月にNature Climate Change誌に載った解説によれば、温暖化懐疑論・否定論について分析した論文が2010年ごろから増え始め、この時点までで200篇以上の論文が出版されている。
そして、COP21が始まった11月30日にNature Climate Change誌に出版された論文はとりわけ興味深い。
米国イェール大学の社会学者であるJustin Farrelは、懐疑論・否定論の活動を行っていると目される4,556人の個人と164の組織のネットワーク関係と資金の流れを分析した。さらに、1993年から2013年までに米国のメディアと政治で気候変動が言及された文書(口頭の言及の記録も含む)40,785を分析し、懐疑論・否定論活動から発信された情報との一致度を定量的に調べた。
その結果浮かび上がってきたのは、「エクソン・モービル」と「コークファミリー財団」という2つの資金提供者を中心としたネットワークの存在だ。そして、この2つから資金が流れている懐疑論・否定論活動はメディアと政治へ効果的に影響を及ぼすことに成功している(つまりは組織立った活動である)という関係性が明らかになった。
コークファミリー財団は日本人には馴染みが無いが、非上場全米第2位の企業であるエンジニアリング会社コーク・インダストリーを経営し、全米長者番付で5位と6位に入るコーク兄弟の持つ財団である。
筆者は論文中にあまりにもはっきりと2つの資金提供者が名指しされているのを見て少し驚いたが、米英等の関係者の間では周知の事実なのだろう。
この論文が冒頭の引用の前半部分(欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化懐疑論・否定論活動の存在)の一つの有力な証拠である。

「懐疑論者」と「温暖化論者」の心理学
一方、一般の人々が「懐疑論」(ここでは温暖化の科学に対する懐疑論。否定論も含む)と「温暖化論」(人間活動による温暖化が起きており、それは深刻なリスクであるという立場)をどのような心理で支持するかについても研究が進んでいる。
やはりNature Climate Change誌に2015年2月に出版された論文では、オーストラリアモナッシュ大学の社会心理学者Ana-Maria Bliucらが、米国人を対象としたオンライン調査を分析した。その結果、「懐疑論者」には自分が「懐疑論者」グループに帰属しているという仲間意識と、「温暖化論者」グループへの敵対意識が観察されたが、同じように「温暖化論者」にもグループ内の仲間意識と「懐疑論者」への敵対意識が観察された。
二項対立を助長するグループダイナミクスの存在が、心理学的に実証されたといえる。
この論文が、冒頭の引用の後半部分(「お前はインチキだ。」「いや、そっちこそインチキだ。」という泥仕合になってしまう)に関連して、傍から見てではないが、当事者の心理を説明する。

温暖化対策に異議を唱えるのに「懐疑論」は要らない
人々の半数ほどが温暖化の科学に疑問を持っている米国社会では、この二項対立を解きほぐしていくのはたいへんだ。
一方、日本に懐疑論者は多くない。たとえば、今年11月にみずほ情報総研が発表した日本人を対象としたネット調査で、地球温暖化の影響が「今後も現れない、そもそも起こっていない」と答えたのは1%だ。
しかし、20%近くが「わからない」と答えているし、温暖化の影響があると答えた人の中にも科学への疑問を持っていたり、信用を留保している人は少なくないだろう。そのような人たちが温暖化対策に違和感や懸念を持ったとき、たまたま説得力を感じる懐疑論に出会えば、「懐疑論者」グループに仲間入りする可能性があるだろう。いわば「懐疑論者予備軍」だが、そのような方々は決して少なくないと想像する。
断っておくが、筆者は温暖化対策に違和感や懸念を持つ方々を敵対視するつもりはまったく無い。(懐疑論・否定論に凝り固まった方々に対しては、反感をまったく抱かないといえば嘘になるが、そのような方々とも対話する努力は惜しまないつもりだ)
たとえば、「温暖化対策を理由に原発の再稼働がなし崩しになるのは受け入れられない」という意見も「温暖化対策で電気料金が上がって経済に悪影響を与えるのは受け入れられない」という意見も(この両者はしばしばまったく異なる価値観のグループから発せられる)、温暖化対策を考える上での社会の議論に組み込まれるべき重要な意見だと思う。
しかし、そのような意見を言う人が温暖化科学への懐疑論から入ってしまうと、議論の入り口でもみ合いになってしまい、意見を社会の意思決定に反映させるのが余計に困難になると思うのである。
そのような意見を主張するにあたり、懐疑論は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい。

科学者の合意も想像してみてほしい
ところで、この記事に何度も出てきたNature Climate Changeという雑誌は、Natureの系列紙である。厳密にいえば学術誌ではなく科学雑誌であるが、そこらの学術誌よりもよほど厳しい論文審査がある。
科学にまったく興味が無い方でも、Natureという雑誌は聞いたことがあるだろう。小保方さんのSTAP論文が掲載され、後に取り下げられることになった権威ある雑誌が、そのNatureだからだ。Natureに載った論文に不正が一つでもあればどんな大騒ぎになるかは、みなさんご覧になってよくご存じのとおりだ。
そのNatureや系列紙のNature Climate Change、Nature Geoscienceといった雑誌に、温暖化の科学が正しいことを前提とした論文が常に何本も掲載されているのだ。そのことを考えると、温暖化がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる。
もちろん、世界の首脳が集まってたいへんな交渉の末に合意に至った今回のCOP21がすべて茶番であると信じ続けることにも、相当に何かが必要だろう。
審査を経て出版された学術論文の97%は温暖化の科学に合意した内容であるという分析がある。残りの3%のうちのある割合は、既に述べた組織的な懐疑論・否定論活動に影響されているはずだ。
テレビの討論番組や公開討論会で、「温暖化論者」と「懐疑論者」を同数呼んで議論させるものがあるが(筆者も何度か経験した)、これだと「懐疑論者」側の声が実態よりもずっと大きく聞こえることになる。「温暖化論者」と「懐疑論者」を97対3の割合で呼んで議論したらどういう光景になるかは、こちらをご覧頂きたい。
もちろん、科学は多数決ではない。しかし、97%の側の科学者がどんなに厳密な相互検証を繰り返してその合意に至っているのかについても、想像をめぐらせてみてほしい。


(「【COP21閉幕】温暖化への対処をみんなで議論する時代へ 異論を唱えるにも「懐疑論」は不要」)

コヤツの愚劣さと下劣さと卑劣さは本当に底なしだな。

「本稿では、『+2度』が目指すに値する目標であること、しかしそれはとてつもないスケールの目標であること、それでもその達成を諦める必要は無いことを、順に説明したい」と言い張ってるけど、「それはとてつもないスケールのイカサマであることを、順に説明したい」

11月21日の投稿の図3に見えるとおり、ハイエイタスは厳然と存在する。
8月24日の投稿で指摘したとおり、それは気温のデータのみならず、下向き赤外放射と海洋貯熱と水蒸気量のデータによって3重に裏づけられている。

10月15日の投稿で紹介したとおり、コヤツは「今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」と言い立てていたけど、それならば、5月20日の投稿で採り上げた解説も指摘していたとおり、「1970年代から1990年代までの急激な温暖化の約半分が内部変動によるものである」

③ ということは、IPCCの気候モデルは人為的排出CO2の影響を著しく過大評価していた、ということ。

④ それをエアロゾルで辻褄合わせして、誤魔化していた、ということ。

⑤ ということは、前回の投稿でコヤツが「火山噴火も寒冷化要因として効いていたと考えられる」と言い立てていたのも④と同じ、ということ。
つまり、IPCCは太陽活動の変動を過小評価して、それをエアロゾルで辻褄合わせしている。

⑥ ということは、20世紀前半の太陽活動の活発化も過小評価している、ということ。
だからこそ、IPCCの気候モデルは20世紀前半の気候変動を再現できない。

⑦ 20世紀前半の気候変動は太陽活動が主因で、20世紀前半と後半の気温上昇率は同じだから、人為的要因の気温上昇は、最大限に見積もっても、20世紀の気温上昇0.8℃の半分0.4℃にすぎない。

⑧ 「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の(11-3)式で計算しているとおり、その0.4℃を全て人為的排出CO2に帰したとしても、気候感度は0.75℃。

⑨ IPCCの人為的温暖化説では、CO2が倍増すればそれだけで気温は1℃上がるけれど、それなら、フィードバックは負(フィードッバック係数=0.75<1)になってしまう。
前回の投稿で紹介したとおり、コヤツは「たとえば氷期と間氷期の間のCO2濃度の差が100ppmほどであるのに対して、今の間氷期中に人間活動が増加させたCO2濃度はすでに120ppmほどである。このこと一つをとってみても、人間活動の影響の大きさに納得できるのではないか」と喚いてたけど、フィードバック係数が0.75なら、「今の間氷期中に人間活動が増加させた気温」は、10月1日の投稿の(1)式の係数3を0.75に変えて、 d_0=280  d_1=400 、とすれば計算できる。

(1)    \displaystyle \Delta T = 0.75 \, \frac{\ln \left( 400 / \, 280 \right)}{\ln \left( 2 \right)} = 0.39

やはり⑦と一致する。

⑩ もちろん、フィードバックは正である。
全温室効果に占める割合は、CO2が20%ほどで、水蒸気は60%以上だから、やはり、フィードバックは3倍はある。
昨年12月9日の投稿で 紹介したとおり、コヤツは「大気中の温室効果ガスの増加によって、地球から宇宙に逃げる赤外線のエネルギーは減っており、地球が太陽から受け取るエネルギーよりも少ないエネルギーしか宇宙に逃げていかない状態が続いている。つまり、地球のエネルギー収支は黒字続きである。これは地球温暖化の仕組みの基本であるが、実際に衛星からの観測によって、地球のエネルギー収支が黒字であることは確認されている」と喚いてたけど、昨年6月12日の投稿で紹介したとおり、亀よりのろい木本昌秀の腰巾着は「人工衛星データから、気候システムは2000年代とそれ以前でさほど変わらない約0.5W/(m^2)の余剰エネルギーを受け取っていることが分かっている」と言ってた。
海の真実」で解説しているとおり、放射不均衡が0.5W/(m^2)なら、フィードバック係数を3とすれば、放射不均衡を回復するための気温上昇は0.4℃で⑦と一致する。

⑪ 気候感度が0.75℃で、フィードバックで3倍に増幅されるのなら、CO2単独の効果は0.25℃。
IPCCが言い張る値の4分の1しかない。

⑫ それはCO2の温室効果が飽和に近いから。
IPCCの温暖化説とは?」の(2-1)式より、産業革命時における赤外吸収・射出の平均回数を165に採ると、15μm帯域の温室効果は

(2)    \displaystyle \sqrt[4]{\frac{\,165 \times \left( 255^4 - 0.21 \times 215^4 \right)}{1 + 0.79 \times 165}} - 255 = 7.50

大気中CO2濃度が倍になると、赤外吸収・射出の平均回数は330に増えるから、15μm帯域の温室効果は

(3)    \displaystyle \sqrt[4]{\frac{\,330 \times \left( 255^4 - 0.21 \times 215^4 \right)}{1 + 0.79 \times 330}} - 255 = 7.75

その差は0.25℃。
「『+2度』を超えてしまうまで残り1度ということになる」と泣き喚いているけど、15μm帯域の温室効果の上限は8℃だから、従って、産業革命前でもCO2の温室効果が増加する余地は0.5℃しか残っていないのだから、フィードバックで3倍に増幅されても、人為的排出CO2に因る気温上昇が1.5℃を超えることはない。
しかも、1.5℃は赤外吸収・射出の平均回数が無限大の極限値であり、実際には存在しない値だから、「気候変動により深刻な影響を受ける小島嶼国等はさらに厳しい『+1.5度』以内を目標にすることを求めているが」、CO2を排出し続けても(産業革命前からの)気温上昇が1.5℃を超えることなどあり得ない。

以上から明らかなとおり、IPCCの人為的温暖化説のイカサマは完全に露呈しているんだね。
江守正多らは「温暖化の科学への懐疑論・否定論」に手も足も出ないんだよ。
だから、「懐疑論は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」んだね。

残念ながら、私めのところには一銭も来てないのだけど、1億ほど持ってきて欲しいのだけど、「エクソン・モービル」と「コークファミリー財団」から資金を提供されていても、科学的に有意義なら、それを盾にして否定することはできないはず。
「そのような意見(=『温暖化の科学』が正しい)を主張するにあたり、『残りの3%のうちのある割合は、既に述べた組織的な懐疑論・否定論活動に影響されているはずだ』と言い立てるのは不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」

実際は、昨年10月10日の投稿11月10日の投稿で指摘したとおり、温暖化を煽り立てている奸凶NPOの背後には、「コークファミリー財団」など足元にも及ばない、ロックフェラー財団が控えている。
「エクソン・モービル」でさえもロックフェラー支配下の一企業にすぎない。
社会科学、自然科学を問わず、本当の科学は客観的でなければならないにもかかわらず、奸凶NPOの「ネットワーク関係と資金の流れ」は決して追求せず、「懐疑論・否定論の活動を行っていると目される4,556人の個人と164の組織のネットワーク関係と資金の流れを分析した」
「この時点までで200篇以上出版されている」論文の全てがロックフェラーにはだんまりを決め込んでいる。
それが何を意味するか、「想像をめぐらせてみてほしい」

「いくら気が進まなくても、筆者は一度この構図にあえて乗ってしまった以上」などと嘯きつつ、その実は、「温暖化の科学への懐疑論・否定論」 に真正面から太刀打ちできないから、「この構図にあえて乗って」、「温暖化の科学への懐疑論・否定論」を貶めようとしているんだね。
「そのような方々とも対話する努力は惜しまないつもりだ」と嘯き、己を美化しておいてから、「残りの3%のうちのある割合は、既に述べた組織的な懐疑論・否定論活動に影響されているはずだ」と喚き散らして、懐疑論・否定論を貶めようとしているんだよ。
奸凶NPOの「ネットワーク関係と資金の流れ」には頬かむりを決め込み、「懐疑論・否定論」のみを槍玉に挙げるという「構図」は、コヤツが、人工衛星の観測には頬かむりを決め込んで、「WMO(世界気象機関)によれば、世界平均気温は既に今年の時点で『+1度』に到達したので」と喚いている「構図」、そして、「今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」と言い立てながら、70年代から90年代の急激な気 温上昇に自然変動が寄与していたことに頬かむりを決め込んでいる「構図」と全く同じであり、「温暖化懐疑論・否定論活動の実態が研究対象になりはじめた」 が、「温暖化の科学」が「懐疑論・否定論」に太刀打ちできないという事実から目を逸らすための策謀にすぎないことを露呈してるな。

「2010年ごろから増え始め」ということは、「温暖化の科学への懐疑論・否定論」にハイエイタスを問い詰められ、答えに窮し、気候モデルのイカサマが露呈し始めたので、「温暖化の科学への懐疑論・否定論」への攻撃に奔り出したことを露呈してるだけ。
「COP21が始まった11月30日にNature Climate Change誌に出版された論文」ということは、その論文が政治的意図に根ざしていることを物の見事に露呈してるだろ。
にもかかわらず、「とりわけ興味深い」と囃し立てるのは「よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」
もちろん、それは政治的動機であり、科学を無視して、「『+2度』が目指すに値する目標であること、しかしそれはとてつもないスケールの目標であること」という「思い込み」
「ところで、この記事に何度も出てきたNature Climate Changeという雑誌は、Natureの系列紙である・・・そのNatureや系列紙のNature Climate Change、Nature Geoscienceといった雑誌に、温暖化の科学が正しいことを前提とした論文が常に何本も掲載されているのだ」と喚き立ててるけど、「Nature」はその名のとおり、自然科学の論文を掲載する雑誌であるにもかかわらず、「懐疑論・否定論の活動を行っていると目される4,556人の個人と164の組織のネットワーク関係と資金の流れを分析した」論文が掲載されること自体が異常なんだね。

上記の⑨で述べた気候感度0.75℃という値の導出に用いた式は「気候感度に関するIPCC学派の論文」で採り上げた論文が用いている式であり、その論文は「Nature Geoscience」である。
「そのNatureや系列紙のNature Climate Change、Nature Geoscienceといった雑誌に、温暖化の科学が正しいことを前提とした論文が常に何本も掲載されているのだ。そのことを考えると、温暖化がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」のなら、「温暖化の科学への懐疑論・否定論がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」

コヤツが「気候科学者の間では、今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」と言い張っていたとおり、「Natureや系列紙のNature Climate Change、Nature Geoscienceといった雑誌に、ハイエイタスが正しいことを前提とした論文が常に何本も掲載されているのだ」
ところが、6月12日の投稿で紹介したとおり、ナオミ・オレスケスは「現実問題として統計的に顕著な停滞など見られません。これまでもなかったのです・・・存在しない現象を説明するために、膨大な量の研究と努力が積み重ねられたのです」と断言した。
ということは、「そのNatureや系列紙のNature Climate Change、Nature Geoscienceといった雑誌」を盾にして、「温暖化がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」と喚き立てるのはナンセンス、ということだな。
ところが、「科学の合意」とは、取りも直さず、「そのNatureや系列紙のNature Climate Change、Nature Geoscienceといった雑誌」を盾にして、「温暖化がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」と喚き立てることだから、しかも、「科学の合意」の言いだしっぺはナオミ・オレスケスなのだから、笑っちまうな。
「もちろん、科学は多数決ではない」と言い訳してるけど、「そのような意見(=『温暖化の科学』が正しい)を主張するにあたり、『97%の側の科学者がどんなに厳密な相互検証を繰り返してその合意に至っているのかについても、想像をめぐらせてみてほしい』と言い張るのは不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」
そうじゃない、と言うのなら、「科学者の合意も想像してみてほしい」だの、「温暖化がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」だのと泣き喚く前に、ナオミ・オレスケスを論ずべき。
ところが、何もしないのみならず、12月6日の投稿で紹介したとおり、ナオミ・オレスケスが著者である「世界を騙しつづける科学者たち」を盾にして、「温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは、欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化懐疑論・否定論活動の存在である」と喚き立ててるんだね。

「『温暖化論者』と『懐疑論者』を97対3の割合で呼んで議論したらどういう光景になるか」?
WUWTにその光景が掲載されてるぜ。
人工衛星の観測には知らぬ顔の半兵衛を決め込んで、「WMO(世界気象機関)によれば、世界平均気温は既に今年の時点で『+1度』に到達した」と言い張りながら、5月20日の投稿で採り上げた解説には頬かむりを決め込みながら、「97%の側の科学者がどんなに厳密な相互検証を繰り返してその合意に至っているのか」と喚き立てることが、「どんなに愚劣で下劣であるのかについても、想像をめぐらせてみてほしい」

「日本国内を対象としたみずほ情報総研の調査によれば、『これまでの世界の取組で温暖化の影響を抑制できる』という記述に対して、『非常にそう思う』『ややそう思う』が合わせて2割程度であった」のは、12月4日の投稿でも指摘したとおり、IPCCの人為的温暖化説を真に受けても我国には責任が無いからであり、「『あまりそう思わない』を合わせると過半数を超える」のは、中禍人糞凶和国とアメ公が責任を負わない限り、「温暖化の影響を抑制できない」から。
日本人は「経済的、技術的、社会的、政治的、倫理的な意味を」よく理解しているんだね。
ところが、これまた12月4日の投稿で紹介したとおり、中禍人糞凶和国とアメ公は「2大排出国として、我々はお互いに行動する責任があると誓ってきた。我々のリーダーシップは欠かせないものだ」と嘯きつつ、実のところ、何もしなかった。
安倍こべに、我国がダントツの負担を負った。
にもかかわらず、奸凶NPOどもは我国を罵った。


日本「最低」 NGOが主要国評価
地球温暖化抑制に向けた日本の貢献度は主要国の下から4番目−−。欧州の非政府組織(NGO)が8日、パリで開催中の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で発表した温暖化対策の国別ランキングで、日本は5段階評価の「最低」という評価が示された。発表したNGOは、ジャーマンウオッチ(本部ドイツ)とCANヨーロッパ(本部ベルギー)。国民1人当たりエネルギー供給量▽発電所などからの二酸化炭素(CO2)排出量▽再生可能エネルギー導入量−−など15の指標を基に、主要58カ国の貢献度を分析した。
どの国も取り組みは不十分だとして、1~3位は該当なし。4位はデンマークで、再生可能エネルギー導入に熱心な点などが評価された。5位は英国、6位スウェーデンと、欧州勢が上位を占めた。
日本は昨年より順位を三つ下げ58位。天然ガス火力発電などと比べてCO2排出量の多い石炭火力発電所の輸出推進政策などがマイナス要因になったという。【大場あい】


(毎日新聞2015年12月10日 東京朝刊)

国民一人当たりなら、英国の責任は我国よりも遥かに重いのに、「5位は英国」で、「日本『最低』」などと喚いてるんだね。

「温暖化の科学」と喚き立てるのなら、「温暖化の科学」に基づいて、欧米と中禍人糞凶和国の責任を明らかにしろ、「そのような意見を主張するにあたり、奸凶NPOは不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」と言うべきだろ。
ところが、「『今世紀後半に世界の温室効果ガス排出量実質ゼロ(生態系等の吸収分につり合うまで減らすこと)を目指す』ことに世界が合意し、国内でもそれが大々的に報道されていることはきわめて感慨深い」と言い放ったんだよ。
欧米と中禍人糞凶和国が責任を負わないのだから、正に「茶番」であり、しかも、我国が責任を被されたにもかかわらず、「世界の首脳が集まってたいへんな交渉の末に合意に至った今回のCOP21がすべて茶番であると信じ続けることにも、相当に何かが必要だろう」と喚き散らしたんだよ。
「温暖化の科学」が真実なら、そんな台詞は出てこんのだ!
それは「温暖化の科学」のイカサマを自ら白状しただけだ。
その事実から目を逸らすために「そのような意見を言う人が温暖化科学への懐疑論から入ってしまうと、議論の入り口でもみ合いになってしまい、意見を社会の意思決定に反映させるのが余計に困難になると思うのである」と喚いてるんだね。

責任の無い日本国民が責任を負わされたにもかかわらず、欧米を批判せず、奸凶NPOを批判せず、安倍こべに「日本人は特にわかっていない?」と喚き散らすには「相当に何かが必要だろう」

原発事故で「日本圏に住む人々は放射線が増えて伝統的な文化を営めなくなってきている。そのような取り返しのつかない変化が、一部ではすでに起きている」
12月4日の投稿で指摘したとおり、「我々日本国民はまさに崖っ縁に立っている」んだよ。
にもかかわらず、12月1日の投稿前回の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説に見えるとおり、安倍のチョンカスは「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」
国民の生活を守るために使うべきなのに、「温暖化対策への支援」に回すのだから、「気候変動対策は生活の質を脅かす」以外の何物でもないだろ。
だからこそ、既に6月18日の投稿で紹介したけど、「世界約100地域で今年6月に行われた「世界市民会議」(World Wide Views)という対話型世論調査では、『気候変動対策は生活の質を脅かす』と答えた日本人回答者は6割で、世界平均の3割弱を大きく上回った」んだね。

ところが、コヤツは「北極圏に住むイヌイットの人々は氷が減って伝統的な文化を営めなくなってきている。そのような取り返しのつかない変化が、一部ではすでに起きている」と喚き散らした。
それは日本国民を全く省みない証拠。
だからこそ、国民は「たとえIPCCの人為的温暖化説が本当でも、我国に責任は無いのだから、温暖化対策を理由に原発事故対策がなし崩しになり、その結果、国民生活がなし崩しになるのは受け入れられない」と言っているのに、「『温暖化対策を理由に原発の再稼働がなし崩しになるのは受け入れられない』という意見も『温暖化対策で電気料金が上がって経済に悪影響を与えるのは受け入れられない』という意見も(この両者はしばしばまったく異なる価値観のグループから発せられる)、温暖化対策を考える上での社会の議論に組み込まれるべき重要な意見だと思う」と言い立てて、民意に背を向けた。
「二項対立を助長するグループダイナミクスの存在が、心理学的に実証されたといえる」と嘯きながら、己は「『温暖化対策を理由に原発の再稼働がなし崩しになるのは受け入れられない』という意見も『温暖化対策で電気料金が上がって経済に悪影響を与えるのは受け入れられない』という意見も」と「二項対立を助長」して、「温暖化対策を理由に原発事故対策がなし崩しになるのは受け入れられない」という民意を排除しようと図ったんだね。
己こそが民意を「理解できていない」にもかかわらず、「この調査から、日本人の過半数は、気候変動問題のスケール感を理解できていないことが想像できる」と国民を愚弄して民意を排除しながら、卑劣にも「意見を社会の意思決定に反映させるのが余計に困難になると思うのである」と言い放ったんだよ。

「日本人を殺したいという、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」
「江守正多は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」
テメエのような鬼畜はこの世から消え去れ!

政策策定者向け要約の執筆者は科学者とは違~ぬ

ラヴェル「チガーヌ」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

前回の投稿の翌日に、またぞろ、破廉恥野郎が喚いてるな。


太陽活動の弱まりの効果は、その大きさが問題
太陽活動の弱まりによって寒冷化がもたらされるという見方がある。太陽活動が現在弱まる傾向にあることは事実だ。
そして、17世紀ごろに太陽活動がきわめて不活発で(マウンダー極小期)、イギリスのテムズ川が凍結するほど地球が寒冷であったことがよく引き合いに出される。
では、現在弱まりつつある太陽活動はこのままマウンダー極小期並みの不活発期に突入し、近い将来に寒冷化をもたらすのだろうか。
太陽活動がこのまま弱まり続けるかどうかについては太陽物理の専門家でも予測が難しいと聞くが、ここではマウンダー極小期並みの不活発期が今世紀中に来るかもしれないことを前提に話を進めよう。その影響の大きさはいかほどだろうか。
木の年輪等を用いた北半球の過去の気温変動の復元研究(それはいわゆる「ホッケースティック」だから信じないという方は、こちらを)によれば、マウンダー極小期前後の「小氷期」の気温低下は1℃未満である。テムズ川の周辺では自然変動等の別の要因も重なってもっと寒かったかもしれないが、北半球平均ではこの程度ということだ。しかも、このすべてが太陽活動の効果でなく、火山噴火も寒冷化要因として効いていたと考えられる。
マウンダー極小期の寒冷化効果は0.1~0.3℃という研究もあるが、仮に最大限大きく見積もって、小氷期の1℃の寒冷化がすべて太陽活動のせいだったとしても、温室効果ガスの増加により今世紀中に予想される世界平均気温上昇(2℃~4℃程度)より小さい。つまり、太陽活動の弱まりが温暖化を一部打ち消すことはあっても、すべて打ち消して正味で寒冷化をもたらすとは考えにくい。
このことは、「宇宙線の減少による雲の減少」などの増幅効果がある可能性を考えたとしても同じである。今世紀に増幅効果が働くとすれば、17世紀にもそれが働いていたはずで、増幅された結果が1℃未満ということだからだ。
同様の趣旨の詳しめの解説がここにもある。
ちなみに、筆者は11月3日に名古屋大学の宇宙地球環境研究所の設立記念公開講演会によばれ、パネルディスカッションで上記の趣旨の発言をしたが、同席された太陽物理学者や古気候学者の方々もうなずいておられ、異論を聞くことはなかった。

次の氷期はあと1万年以上来ない
もうひとつ、寒冷化の主張でよく引き合いに出されるのは、1万年以上前にマンモスがいたころのような寒い「氷期」(よく「氷河期」というが、専門的には「氷期」)と現在のような暖かい「間氷期」が繰り返し訪れるというサイクルの存在だ。
長い氷期と短い間氷期がおよそ10万年周期で過去何回か繰り返されてきたことがわかっている。過去の例からいえば今の間氷期はそろそろ終わってもおかしくない。もうすぐ氷期が来るのだろうか。
結論からいえば、筆者の理解では、次の氷期は少なくともあと1万年くらいは来ない。
その理由を説明しよう。氷期-間氷期サイクルのペースメーカーは、ミランコビッチサイクルとよばれる天文学的な現象である。地球が太陽の周りを回る公転軌道の形や自転軸の傾きが、木星の重力などの影響を受けて周期的に変化する。これによって、地球に入射する太陽エネルギーの分布が変わる。たとえば間氷期に、北半球の夏の高緯度に入射する日射が少し減ると、雪が融け残って氷が年々拡大していき、氷期への移行が起こる(この過程で大気中のCO2濃度の減少などが気温変化を増幅する)。氷期から間氷期への移行はこの逆である。
そこで、天文学的な計算を行ってミランコビッチサイクルを将来まで予測してみると、次の氷期をもたらすような北半球夏の高緯度の日射の減少は、あと1万年以上来ないという結果が得られるということだ。しかも、そのような日射の減少が起きたとしても、温室効果ガスの増加が進んでいると、氷の拡大が進まない。つまり、地球の本来のリズムでいえば氷期が来るタイミングになったとしても、人間活動が原因で氷期が始まらない可能性もあるのだ。実際、現在北極圏のグリーンランドの氷床は減少が続いているわけだから、氷期の兆しはまったく見られない。

「人類世」が始まっている
人間活動の影響の大きさがマウンダー極小期やミランコビッチサイクルを凌ぐという指摘は、人間ごときの存在が惑星規模の出来事に影響を及ぼすはずがないと思っていた方々には、大きなパラダイム変化に映るのではないか。
たとえば氷期と間氷期の間のCO2濃度の差が100ppmほどであるのに対して、今の間氷期中に人間活動が増加させたCO2濃度はすでに120ppmほどである。このこと一つをとってみても、人間活動の影響の大きさに納得できるのではないか(CO2濃度変化は氷期-間氷期の原因ではなく増幅要因でしかないことに注意が要るが、変化規模のおおまかな目安としてこの比較は役に立つだろう)。
このようなことを指して、最近は「人類世」(Anthropocene)という言葉がある。地球の歴史は更新世(Pleistocene)、完新世(Holocene)などの地質時代に区分されているが、現代は、人類という一つの生物種が地球に大きな影響を及ぼすようになった新しい地質時代に入っているという認識を意味している。

科学への懐疑論から撤退が目立ち始めた
このように個別に検討していくと、寒冷化の可能性がゼロとはいわないにしても、「寒冷化に決まっている」という主張はさすがに無理筋であると筆者は思う。少し立ち止まって考えて頂ければ、多くの方が同様の結論に至るのではないだろうか。
実際、欧米でも温暖化の科学への懐疑論はさすがに分が悪くなってきたということで撤退が始まり、気候変動対策に反対する勢力の主張は、影響や対策に関する懐疑論に主戦場がシフトしてきたことが指摘されている。
たとえば、lukewarmers(「ぬるま湯温暖化派」とでも訳しておこうか)といって、人間活動が原因で温暖化することは認めるが、その影響はたいしたことがない、もしくは良い影響が多いという言説が増えてきたそうだ。
もしくは、green herring(red herringをもじったもの)といって、対策推進の主張から気をそらすためのシニカルな言説(「中国が真剣に取り組まなければ対策しても仕方ない」など)が増えているという指摘もある。この種の論者も人間活動による温暖化自体は認める傾向があるようだ。
(もちろん、これらはこれらでしっかり議論していく必要がある。影響、対策に関する筆者の主要な考えは少し前に書いたとおり。)
また、米国の温暖化懐疑論勢力の一部はキリスト教原理主義の宗教保守により支えられてきたと考えられるが、今年6月にローマ法王が地球温暖化の重大性を大々的に認め、温暖化を止めるための文化的革命まで世界人類によびかけてしまったものだから、宗教保守勢力の懐疑論離脱も進むことが想像される(ちなみに、イスラム、仏教、ヒンズーといった他の様々な世界宗教からも、宗教指導者による気候宣言が出されている)。
日本国内でも、たとえば池田信夫さんは2009年頃は温暖化の科学への懐疑論に同調的なことをよく書いておられたようだが、最近は人間活動による温暖化を認めているようにみえる。2013年に筆者がお会いしたときにも温暖化を前提に議論されていた。
池田さんといえば国際的な情報に通じており、論争における勘が鋭い方だろう。そういう方が、科学への懐疑論はさすがに筋が悪そうだとどこかで気づかれ、ポジションを修正されたのだとしたら、筆者から見てきわめてリーズナブルな変化だ。
温暖化の科学への懐疑を主張される方々の多くにとって、科学への懐疑は言いたいことの本質なのだろうか。ディベートのためのレトリックや理論武装ではないのか。周囲で撤退が始まり、梯子を外され、肝心の武装も穴だらけであることに薄々気づきながら、最後まで立てこもって守り続けるほどの価値のある主張なのだろうか。
そのような方々が本当に言いたいことは、温暖化対策の進め方への違和感などではないのだろうか。もしそうなのであれば、それをご自身の価値観とともにストレートに主張された方が、ご自身にとっても社会にとっても有益な議論になるのではないか。


(「それでも寒冷化が正しいと思っている方へ 世界でも撤退が目立つ温暖化科学への懐疑論」より)

底無しの破廉恥野郎だな。
こんなのにいちいち反論するのは大人気ないけど、コヤツはIPCC第5次報告書の政策策定者向け要約の執筆者だからね。
黙殺するわけにもいかんから、ちょっとだけ言っておくか。

前回の投稿で「何処だったか、忘れちゃったけど、確か、コヤツも何処かで同じこと言ってた」と書いたけど、やっぱり言ってるな、「火山噴火も寒冷化要因として効いていたと考えられる」って。
それがイカサマにすぎないことは、「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の[注29]で解説済み。

ホッケー・スティック曲線の虚実」で解説しているとおり、イングランドにおける「マウンダー極小期前後の『小氷期』の気温低下は1.5℃である」
ちゃんと寒暖計の記録が残っているのに、「もっと寒かったかもしれない」などとほざいてるわけで、その一事だけを以ってしても、コヤツのデタラメさ、そして、「木の年輪等を用いた北半球の過去の気温変動の復元研究」の無意味さ、であるから、ホッケー・スティックの虚構は明らかだろ。
7月2日の投稿で解説したとおり、IPCCの気候モデルはイングランドにおける「マウンダー極小期前後の『小氷期』の気温低下」を再現できない。
前回の投稿で紹介したとおり、コヤツは「現在の気候モデルによるシミュレーションは、20世紀の気温上昇のみならず、現在の平均的な気候状態、日々から年々の自然変動の特徴、さらには過去1000年の気候変化や最終氷期などの古気候に至るまで、不確実性の範囲内で観測データと整合する」と喚いてたけど、それには「根拠を持って否ということができる」
イングランドが再現できないだけ、などというような言い逃れは通用しねえぜ。
イングランドの気温が再現できないのに、他の地域の平均気温は再現できるなどという科学的根拠は全く無い。
全球平均気温とは、すなわち、各地域の平均気温の総体。
イングランドの気温が再現できないということは、「マウンダー極小期前後の『小氷期』の気温低下」を再現できない、ということだ。
だからこそ、気候モデルでは19世紀以前がホッケー・スティックになる。
気候モデルが「過去の気温変動」を再現できないことを誤魔化すために、ハゲがホッケー・スティックを捏造したんだね。

イングランドの気温変動は全球平均の倍ほどあるから、確かに「マウンダー極小期前後の『小氷期』の気温低下は1℃未満である」
けれど、「ホッケー・スティック曲線の虚実」の図7-4に見えるとおり、イングランドのマウンダー極小期後の気温は20世紀前半の気温と同じほど高かった。
だから、20世紀前半の気候変動は太陽活動が主因。
「今世紀に増幅効果が働くとすれば、17世紀にもそれが働いていたはずで、増幅された結果が1℃未満ということだからだ」なら、その逆も成り立つはずで、「17世紀に太陽活動が働くとすれば、20世紀にもそれが働いていたはずで、その結果が20世紀前半の気候変動ということだからだ」

「同席された太陽物理学者や古気候学者の方々もうなずいておられ、異論を聞くことはなかった」って?
名古屋大学の宇宙地球環境研究所の面々は「ホッケー・スティック曲線の虚実」を読んで勉強しなさい!

IPCC第5次報告書の市民向け要約」の図11-7に見えるとおり、20世紀前半と後半の気温上昇率は同じ。
だから、20世紀の気温上昇0.8℃の半分は太陽活動が原因。
だから、「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の(11-3)式で計算しているとおり、IPCCの数値と数式を真に受けても、気候感度は0.75℃。
前回の投稿で紹介したとおり、コヤツは「観測データによれば、世界平均の地表気温はおよそ0.7℃上昇している」と認めてた。
それなら、もっと低くなる。
「仮に最大限大きく見積もって、小氷期の1℃の寒冷化がすべて太陽活動のせいだったとしても、温室効果ガスの増加により今世紀中に予想される世界平均気温上昇(2℃~4℃程度)より小さい。つまり、太陽活動の弱まりが温暖化を一部打ち消すことはあっても、すべて打ち消して正味で寒冷化をもたらすとは考えにくい」には「根拠を持って否ということができる」

「たとえば氷期と間氷期の間のCO2濃度の差が100ppmほどで気温差が4℃ほどであるのに対して、今の間氷期中に人間活動が増加させたCO2濃度はすでに120ppmほどであるにもかかわらず、気温上昇は0.4℃に満たない。このこと一つをとってみても、人間活動の影響の弱さに納得できるのではないか」
前回の投稿でも指摘したとおり、CO2以外の人為的要因があるから、人為的排出CO2の影響は20世紀後半の気温上昇0.4℃の一部にすぎない。)
温暖化対策の愚」で解説しているとおり、人為的排出CO2の影響が弱いのは、CO2の温室効果が飽和に近いから。

昨年11月2日の投稿で紹介したとおり、コヤツは「地球の公転軌道などを計算すると、あと3万年は氷期が起こらないと否定した」けど、「さすがに分が悪くなってきたということで」、今回は「筆者の理解では、次の氷期は少なくともあと1万年くらいは来ない」にトーンダウン。
けど、これまた昨年11月2日の投稿で紹介したとおり、「天文学的な計算を行ってミランコビッチサイクルを将来まで予測してみると、次の氷期をもたらすような北半球夏の高緯度の日射の減少は、あと最長で1500年は来ないという結果が得られるということだ」
「温室効果ガスの増加により今世紀中に予想される世界平均気温上昇(2℃~4℃程度)」なら、1500年でも十二分に長いはず。
それなのに、尚も「次の氷期は少なくともあと1万年くらいは来ない」と喚くのは、「温室効果ガスの増加により今世紀中に予想される世界平均気温上昇(2℃~4℃程度)より小さい」が「さすがに分が悪くなってきた」から。

最近は「欧米でも温暖化の科学から撤退が目立ち始めた」
気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」で紹介しているとおり、米国の温暖化過激派、ケヴィン・トレンバースも「the IPCC has not paid enough attention to natural variability」と認めてしまった。
昨年1月15日の投稿で紹介したとおり、英国気象局の温暖化過激派、ジュリア・スリンゴも同じことを言い出した。
5月20日の投稿で採り上げた解説に見えるとおり、「我国でも温暖化の科学はさすがに分が悪くなってきた」
「今世紀に増幅効果が働くとすれば、17世紀にもそれが働いていたはずで、増幅された結果が1℃未満ということだからだ」なら、「今世紀に自然変動が働くとすれば、1970年から2000年までにもそれが働いていたはずで、増幅された結果が1970年代から90年代の急激な気温上昇ということだからだ」

「そのような方々が本当に言いたいことは、温暖化対策の進め方への違和感などではないのだろうか」だと?
5月20日の投稿で採り上げた解説には反論もしないで、トウシロの池田信夫とやらを持ち出してきて、「池田さんといえば国際的な情報に通じており、論争における勘が鋭い方だろう」とヨイショし、「そういう方が、科学への懐疑論はさすがに筋が悪そうだとどこかで気づかれ、ポジションを修正されたのだとしたら、筆者から見てきわめてリーズナブルな変化だ」と言い張ることへの「違和感」だ、つ~の!
5月20日の投稿で採り上げた解説には反論できないくせに、「温暖化の科学への懐疑を主張される方々の多くにとって、科学への懐疑は言いたいことの本質なのだろうか。ディベートのためのレトリックや理論武装ではないのか」と喚き立てることへの「違和感」だ、つ~の!
そんな野郎がIPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者であるという事実への「違和感」だ、つ~の!
それは、すなわち、「温暖化のエセ科学」への「違和感」

12月4日の投稿で指摘したとおり、「温暖化の科学」を真に受けたとしても、我国に責任は無い。
にもかかわらず、朝鮮日刊新聞は、4月14日の投稿で紹介したとおり、「国際社会のいらだちは高まっている」だの、5月8日の投稿で紹介したとおり、「そんな姑息なやり方で近年の無策をごまかしては、国際社会の信頼を失うだけだ」だのと喚き散らした。
中禍人糞凶和国のCO2排出がダントツであるにもかかわらず、虫国野郎は、昨年2月5日の投稿で紹介したとおり、「日本においては、『地球にやさしい』という曖昧でフワッとした言葉が、温暖化問題における加害者としての責任意識の欠落をもたらしたように思います・・・人間の行為が他の人間を苦しめて命を奪うという根本的な事実や関係性を見えなくしてしまったように思います」だの、1月7日の投稿で紹介したとおり、「多くの国民が『地球にやさしい』という甘ったるい曖昧な言葉でしか温暖化問題を理解してこなかった。温暖化問題は、温室効果ガスの排出によって多くの人命が奪われるという、いわば大量殺人を未然に防ぐかどうかの『正義』の問題だという認識を持ち得なかった。誰が加害者で誰が被害者か、誰が利益を得て誰が殺されるのか、などを深く考えなかった」だのと、つまり、我国が殺戮を働いていると喚き散らした。
「温暖化の科学」が真実なら、「温暖化対策の進め方への違和感などではないのだろうか」と言い張るのなら、何よりも先ず、朝鮮日刊新聞と虫国野郎の非を糺すべき。
ところが、コヤツは朝鮮日刊新聞と結託して温暖化を煽っている。
地球温暖化懐疑論批判」は虫国野郎が主導し、コヤツは協力した。
前回の投稿で紹介したとおり、「気候変動政策を妨害するために、その基礎となる科学に対する不信感を人々に植え付ける効果を狙って意図的に展開されている言論活動があるということだ」と喚き立ててたけど、その台詞は虫国野郎の十八番。
12月1日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説は「日本のガス削減目標は先進国の中でも見劣りし、環境団体などから批判されている」と喚いてたけど、コヤツはその奸凶団体(=気候ネットワーク)も批判しない。
ひたすらに、「温暖化の科学への懐疑を主張される方々」を罵っているだけ。
「温暖化の科学」が真実なら、そんなことはしない。

前回の投稿でも指摘したとおり、己こそがナオミ・オレスケスに「梯子を外され」ながら、尚も「たとえば、『世界を騙しつづける科学者たち』(楽工社)を参照」とヨイショし、それを誤魔化すために「周囲で撤退が始まり、梯子を外され、肝心の武装も穴だらけであることに薄々気づきながら」と喚き立てるのは、哀れさすら漂うな。
「温暖化の科学」は「最後までバチカンに立てこもって守り続けるほどの価値のある主張なのだろうか」
「江守正多が本当に言いたいことは、科学への違和感ではないのだろうか。もしそうなのであれば、職を辞してカトリックの聖職者になる方が、ご自身にとっても社会にとっても有益になるのではないか」

ちょいと出ました、三角関数知らない野郎が

外山雄三「管弦楽のためのラプソディ」(最後が八木節)

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

性懲りもなく、三角関数を知らない野郎が喚いてるようだな。


なお、タイトルに「温暖化はウソだと思っている方へ」と書いたが、「ウソだ」と強く信じている人が以下の内容を読んで考えを変える可能性は残念ながら高くないと思っている。そこには根拠や論理だけではない動機が関係していると思うからだ。そういう方々とも対話する努力を惜しむつもりはないが、以下の内容はむしろ、「ウソだ」という主張を目にして何が正しいかよくわからなくなっている方、「ウソでない」という主張も見てから判断しようと思っている方へ、視点と情報の提供を試みるためのものである。

いまさら温暖化論争?
筆者は「常識者」対「反常識者」の論争という構図に参加することを好まないが(理由は最後に述べる)、本稿では、第1に筆者が温暖化の科学の信憑性についてどう考えているかを述べ、第2によくある誤解のいくつかについて触れ、第3に現時点の温暖化の科学が間違っている可能性について考察してみる。最後に、「クライメートゲート事件」を含む温暖化の科学をめぐる社会的状況に関して述べたい。

温暖化の科学の信憑性
今回は、「常識者」の立場から常識を擁護するように説明するのではなく、筆者なりに虚心坦懐に考えてみたときに、温暖化の科学にどの程度の信憑性があると思うのかを素朴に説明してみたい。
まず、人間活動により二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスが大気中に増加していること、これは筆者には疑えない。産業革命以降に大気中に増加したCO2の量は、化石燃料燃焼等により大気中に放出されたCO2の総量の半分程度である。人為排出よりも支配的な正味の放出・吸収源は知られていないので、この量的関係だけを見ても、大気中CO2濃度の増加は人間活動が原因と考えざるをえない。
この間、観測データによれば,世界平均の地表気温はおよそ0.7℃上昇している(筆者注:2015年現在、この値はおよそ1.0℃まで上がった)。この値の信頼性を見極めるのは素朴にはなかなか難しいが、20世紀には海上も含めて世界のかなり広い範囲をカバーするデータがあることから、まず、これが都市化(ヒートアイランド)のみによる上昇でないことは確かだろう。データは様々な誤差をもっており、複雑な補正が施されているが、補正や誤差の見積もりは世界の独立した複数の研究機関により実施されて論文として発表されており、それらが互いに似た結果を示すことから、0.7℃程度(筆者注:2015年時点で1.0℃程度)上昇という見積もりが大きく間違っているとは筆者には考えにくい。
さて、大気中の温室効果ガスが増加すると地表付近の気温が上がることは、理論的によくわかっている。温室効果ガス分子が特定波長の赤外線を吸収・射出することは、いうまでもなく量子物理に基礎を持つ放射(輻射)の問題である。温室効果ガスが増えると赤外線の吸収・射出が増え、大気が赤外線に関して光学的に不透明になるため、同じだけの赤外線を宇宙に射出するためには地表面付近の温度が上がって地表面からの射出が増えるしかない。これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう。

では、過去に生じた0.7℃程度(筆者注:2015年時点で1.0℃程度)の気温上昇は温室効果ガスの増加が原因であろうか。ここでいわゆる「気候モデル」というシミュレーションが用いられる(気候モデルの詳細については拙著『地球温暖化の予測は「正しい」か?』(化学同人)を参照されたい)。人為起源の温室効果ガスの増加を条件として気候モデルに与えて20世紀の気候のシミュレーションを行うと、観測された気温上昇と整合的な結果が得られる。一方,温室効果ガスが増加しないという条件で計算すると、20世紀後半に気温はむしろ下がってしまい観測と整合しない。したがって,気候モデルを信用する限りにおいて、また、気候モデルに与える外部要因(温室効果ガス等の他に、太陽活動、火山噴火といった自然の要因を含む)のデータが適切で、かつ主要な要因に見落としがないことを前提とする限りにおいて、近年の気温上昇の主要因は人間活動による温室効果ガスの増加であると考えざるをえない。そして、この同じ気候モデルを用いて今度は将来のシミュレーションを行うと、対策を行わなければ今後100年間で数℃、地球の平均気温が上昇するという答えが得られるのである。
すると、筆者にとって、問題は(1)気候モデルにはどれだけ自信があるか、(2)外部要因についての知識にはどれだけ自信があるか、の2点に煎じつめられる。この問には後でゆっくり答えることにしよう。

よくある誤解
ここで、温暖化の科学をめぐって聞かれることがある具体的な誤解のいくつかについて触れておきたい。

水蒸気を無視している
地球の大気中で最も重要な温室効果ガスである水蒸気の効果が、温暖化の科学では無視されていると聞くことがある。これは単純な誤解で、実際は無視していない。大気中の水蒸気の温室効果、移流・拡散、相変化、雲が放射にもたらす効果、温暖化したときの水蒸気や雲の変化などが、すべて温暖化の科学の中で考慮されている。気候モデルの計算にも入っている。温暖化の文脈では「温室効果ガスといえばCO2」という説明が多いことから誤解が生じた側面があるかもしれないが、結果的にはデマの類である。

気温が原因で二酸化炭素が結果
エルニーニョ現象などに伴う数年の時間スケールの変動においては、平均気温の上昇・下降に遅れてCO2濃度の増加・減少が見られる。このことから、温暖化における「CO2が増加すると気温が上がる」という因果関係の存在を否定しようとする論があるが、これは間違いである。気温上昇によってCO2濃度が増加するのは陸上生態系の応答によると考えられ、これは温暖化の予測に用いる気候モデルでも再現できる。このことと、人間活動によるCO2濃度の増加で長期的に気温が上昇することは両立する事柄であり、現在の温暖化の科学で問題無く説明できる。

「過去の自然の気候変動を無視している」
温暖化の研究は過去(たとえば数100年~数10万年)に起こった自然の気候変動を無視していると思われていることがあるが、それも誤解である。過去の気候変動に関する知見は、将来の温暖化を考える上で明らかに重要と認識されており、さかんに研究されている。例えば、気候モデルを用いて過去1000年の気候変動を再現する研究が世界中で行われている。過去の気候についてのデータには不確実性が大きいが、数100年スケールの変動は太陽活動の変動と火山噴火で概ね説明できる一方で、20世紀の温暖化は人間活動の影響を入れないと説明できない。したがって、現在の温暖化が過去の自然変動の延長ではないか、という素朴な問に対しては、根拠を持って否ということができる。

間違っている可能性は無いのか
これらの誤解について読者に正しく認識してもらった上で、現時点の温暖化の科学が間違っている可能性について考えてみたい。先ほど述べたように、現時点で知られている気候変化の外部要因に関する知見と、気候モデル(これは気候システムに関する知見の結晶と見ることもできる)に基づけば、20世紀の世界平均気温上昇は人間活動による温室効果ガスの増加により説明でき、かつそれを抜きにしては説明できない。それにもかかわらず温暖化の科学が間違っているとしたら、どんな可能性が考えられるだろうか。
例えば、実は「未知のプロセス」があって、このまま温室効果ガスが増えても、気温を抑制するフィードバックが働き、気温はほとんど上がらないかもしれない。その場合、「未知のプロセス」抜きの気候シミュレーションで20世紀の気温上昇が再現されてしまうのはなぜか。それはたまたまかもしれない。20世紀も温室効果ガスの増加によって気温が上昇したのではなく、「未知の外部要因」のせいで上昇したのかもしれない。
このような批判的な考察は、科学を進める上で時として非常に有用であろう。未知の要素を2つ以上導入すれば、温暖化の科学が間違っている可能性を考えることができることはわかった。では、果たしてそんなことはありえるだろうか。筆者なりに答えるならば、その可能性がゼロであるとは原理的にいえない。しかし、現時点で、その可能性を真剣に考えなければならない証拠を温暖化の科学は突きつけられていない。
たとえば、「未知の外部要因」の一つとして宇宙線量の変化などを通じた太陽活動変動の間接効果には一部で根強い関心がある。しかし、太陽周期の変動を平滑化して見ると、太陽活動は1980年代から今まで弱まってきている一方、その間も地球の気温は平均的に上昇しているので、宇宙線などの効果を考慮しても期待される変化と逆符号であり、これが「未知の外部要因」の有力な候補になるようには、筆者には見えない。
また、現在の気候モデルによるシミュレーションは、20世紀の気温上昇のみならず、現在の平均的な気候状態、日々から年々の自然変動の特徴、さらには過去1000年の気候変化や最終氷期などの古気候に至るまで、不確実性の範囲内で観測データと整合する。主要な気候プロセスを概ね正しく計算できていなければ、これほど様々な時間スケールの現象を再現することは難しいはずであると筆者は思う。
科学として、未知の要素の可能性を問い続ける姿勢は重要だが、現在の温暖化の科学に関しては、「未知の要素があるに違いない」と決めてかかる理由は今のところ無い。

「クライメートゲート事件」の背後にあるもの
さて、ではそんなに自信があるなら、なぜ研究者たちはデータの改ざんや公開拒否などを行ったのだろうか、と思うかもしれない。いわゆる「クライメートゲート事件」(イーストアングリア大学メール流出事件)の件である。実は、筆者の認識では、彼らはデータの改ざんなど行っていない。この事件の後、英国政府および大学の委託による3つの独立調査委員会が調査を行ったが、どの委員会の報告書も、科学的な不正は無かったと結論している(クライメートゲート事件を「データねつ造」として紹介する論者が、この重要な事実にほとんど触れない傾向があるのは興味深い)。
温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは、欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化懐疑論・否定論活動の存在である(たとえば、『世界を騙しつづける科学者たち』(楽工社)を参照)。身も蓋もなくいえば、気候変動政策を妨害するために、その基礎となる科学に対する不信感を人々に植え付ける効果を狙って意図的に展開されている言論活動があるということだ。たとえば、映画『不都合な真実』でも紹介された「クーニー事件」では、石油業界のロビイスト出身者がブッシュ政権に雇われて温暖化の科学に関する政府の文書を書き換えていたとされる。「クライメートゲート事件」をスキャンダルとして騒ぐのであれば、「クーニー事件」についてももっと騒がないのはおかしい(しかも「クライメートゲート事件」の方は実際には不正は無かったのだから)。「クライメートゲート事件」で流出したメールの中で、気候研究者たちが批判者に対して攻撃的であり排他的であるように見えるのも、もとはといえば彼らが常日頃からこのような妨害活動の影響を受けて辟易し、腹に据えかねるほど憤っていたことが背景にある。日本国内ではこのような組織的な活動の存在を筆者は知らないが、影響は国内にも大きく波及している。ネット等で出回る欧米発の温暖化懐疑論の多くはこのような組織的な活動に由来する可能性が高いが、これらをせっせと「勉強」して国内に紹介してくださる「解説者」が少なくないからだ。

本当は、このことを指摘するのはあまり気が進まなかった。傍から見れば「お前はインチキだ。」「いや、そっちこそインチキだ。」という泥仕合になってしまうからである。そして、この状況こそが、組織的な懐疑論・否定論活動の思うつぼなのである。彼らは科学的な議論に勝つ必要は無く、この問題が論争状態にあると人々に思わせることができれば、それで目的は果たせるからだ。これが、最初の方で述べた、筆者が「常識者」対「反常識者」の論争の構図を好まない理由である。温暖化の科学の真偽をめぐって科学的な議論を深掘りすることはもちろん重要だが、それが結果的に一部の政治勢力の片棒を担いでしまう可能性については、十分に自覚的でありたい。


(「いまさら温暖化論争? 温暖化はウソだと思っている方へ」より)

コイツってば、どこまで破廉恥なの?
当サイトの読者なら、もはや、説明するまでも無いだろ。
けど、ちょっと言っておくか。

ざっと目を通せば分かるとおり、21世紀の気候変動問題=ハイエイタスから逃げてる。
けど、21世紀の気候変動問題は、すなわち、20世紀後半の気候変動問題。
10月15日の投稿で紹介したとおり、コヤツは「今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」と言い立てていたけど、それなら、5月20日の投稿で採り上げた解説も指摘していたとおり、「当然の帰結として1970年代から1990年代までの急激な温暖化の約半分が内部変動によるものである、という推測が成り立つ」
「これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう」
しかも、単に「推測」ではなく、10月15日の投稿のグラフで解説しているとおり、それは数値的に実証できる。
CO2の温室効果には上限がある」と「IPCCの温暖化説とは?」で解説しているとおり、そのグラフの赤線は「大気中の温室効果ガスが増加すると地表付近の気温が上がることは・・・同じだけの赤外線を宇宙に射出するためには地表面付近の温度が上がって地表面からの射出が増えるしかない」という理論に基づいている。
そして、「人為起源の温室効果ガスの増加を条件としてモデルに与えて20世紀の気候のシミュレーションを行うと、観測された気温上昇と整合的な結果が得られる」
ところが、「気候シミュレーション」では、「1970年代から1990年代までの急激な温暖化」は専ら人為的排出CO2が原因。
「気候シミュレーション」は「1970年代から1990年代までの急激な温暖化」を再現できているように見えるけれど、それは見せかけであり、実は、20世紀後半の気候変動を再現できていない。
実際、「IPCCの温暖化説とは?」の図2-2に見えるとおり、「気候シミュレーション」は1970年代から1990年代までの気温を著しく過大評価してしまう。
「温室効果ガスが増加しないという条件で計算すると、20世紀後半に気温はむしろ下がってしまい観測と整合しない」という台詞から分かるとおり、それをエアロゾルで辻褄合わせしているだけ。
しかも、気候シミュレーションは20世紀前半の気候変動も再現できない。
「人為起源の温室効果ガスの増加を条件として気候モデルに与えて20世紀の気候のシミュレーションを行うと、観測された気温上昇と整合的な結果が得られる」だの、「20世紀の温暖化は人間活動の影響を入れないと説明できない」だの、「20世紀の世界平均気温上昇は人間活動による温室効果ガスの増加により説明でき、かつそれを抜きにしては説明できない」だの、「『未知のプロセス』抜きの気候シミュレーションで20世紀の気温上昇が再現されてしまうのはなぜか」だのと喚き散らしているけど、21世紀のハイエイタスを再現できないということは、20世紀の気候変動を再現できないということだ。
「これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう」

「過去の気候についてのデータには不確実性が大きいが、数100年スケールの変動は太陽活動の変動と火山噴火で概ね説明できる」と言ってるけど、IPCCは太陽活動を無視している。
その証拠に、「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の[注29]で紹介したとおり、「調査の結果、地表面の温度変化は太陽の活動による影響をほとんど受けていない、ということが判明し・・・14世紀半ばから19世紀半ばにかけて続いた、過去1000年の間でも最も長い気候変動の1つである小氷期は、主に火山の噴火によって大気中に噴出されたエアロゾルにより、地球に届く太陽光が遮断されていたことが主たる原因である」と言い立てている。
(何処だったか、忘れちゃったけど、確か、コヤツも何処かで同じこと言ってた。)
けど、それはデタラメ。
小氷期は太陽活動の低下が原因。
「小氷期は、主に火山の噴火によって大気中に噴出されたエアロゾルにより、地球に届く太陽光が遮断されていたことが主たる原因である」は「20世紀後半に気温はむしろ下がってしまい観測と整合しない」と直接に関係してる。
20世紀後半も小氷期も、エアロゾルを過大評価して、辻褄合わせしてるんだね。
20世紀後半の問題は、すなわち、19世紀以前の問題なんだよ。
そして、20世紀後半の問題は、すなわち、21世紀の問題だから、21世紀の問題(ハイエイタス)は、すなわち、19世紀以前の問題なんだね。

19世紀以前の太陽活動の変動を無視しているということは、20世紀の太陽活動も無視している、ということ。
だからこそ、上で指摘したとおり、気候シミュレーションは20世紀前半の気候変動を再現できない。
実際、「温暖化対策の愚」と「ホッケー・スティック曲線の虚実」で解説しているとおり、20世紀前半の気候変動は太陽活動が主因。
19世紀以前の問題は、すなわち、20世紀前半の問題なんだよ。
そして、19世紀以前の問題は20世紀後半の問題であり、20世紀後半の問題は21世紀の問題だから、21世紀の問題(ハイエイタス)は、すなわち、20世紀前半の問題なんだね。

確かに、10月15日の投稿のグラフの赤線でも、「20世紀の世界平均気温上昇は人間活動による温室効果ガスの増加」が原因。
(「自然の気候変動」を含んでいるけど、20年周期と60年周期だから、1880年と2000年の気温差はCO2が原因。それでも、「1970年代から1990年代までの急激な温暖化の約半分は内部変動によるものであり」、従って、21世紀までに2℃上がることは無い、というのがポイント。)
けど、「IPCCの温暖化説とは?」で解説しているとおり、それは「水蒸気を無視している」からにすぎない。
もちろん、水蒸気フィードバックは含まれているけど、10月4日の投稿の(1)式の  n_0 が40で、それは「大気中で最も重要な温室効果ガスである水蒸気の効果」を無視した場合に相当する。
それはガビンちゃんの「気候シミュレーション」に基づいた値だから、江守正多に反論は不可能。
「これは単純な誤解で、実際は無視していない」は「結果的にはデマの類である」
「大気中で最も重要な温室効果ガスである水蒸気の効果」を考慮すれば、 n_0 は40よりもずっと大きな値になるから、20世紀の気温上昇はCO2だけでは説明できなくなる。
20世紀前半の気温上昇は太陽活動が原因。
「これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう」

 n_0 が40よりもずっと大きな値になれば、「1970年代から1990年代までの急激な温暖化」を再現できなくなるのではないか、という反論があるだろうけど、何の問題も無い。
気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の[注7]で解説しているとおり、1980年以降の気温上昇のうちの0.1℃はオゾンホールが原因。
また、[注1]で解説しているとおり、1980年以降、日射量が増加している。
その分だけ気温が上昇した。
日射量が増加したということは、エアロゾルが減ったということだから、気候シミュレーションがエアロゾルを過大評価していることは明らか。
「1970年代から1990年代までの急激な温暖化の約半分が内部変動によるもの」で、残り半分のうちの0.1℃はオゾンホールが原因で、さらに、その残りの一部は日射量の増加が原因だから、人為的排出CO2の影響は弱い。
「これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう」

しかも、江守正多自身が認めているとおり、IPCC第4次報告書では、20世紀の気温上昇は0.7℃だった。
それが第5次報告書では0.8℃になった。
0.1℃吊り上げられたんだね。
第4次報告書は2007年で、第5次報告書は2012年で、1998年以降に気温は上昇していないのだから、それはおかしいだろ。
3月6日の投稿の図5に見えるとおり、HadCRUTは、IPCC第5次報告書の前にデータを改竄して、2000年以降の気温を0.1℃吊り上げたんだよ。
「HadCRU」の「CRU」は、「クライメートゲート事件」の主役であるイーストアングリア大学の「Climate Research Unit」のこと。
(「Had」は英国気象局のハドレーセンター。)

21世紀の気候変動問題(ハイエイタス)は、すなわち、20世紀後半の気候変動の問題。
21世紀の問題は、すなわち、20世紀前半の問題。
21世紀の問題は、すなわち、19世紀以前の問題。
(だからこそ、ハイエイタスが「気温が原因で二酸化炭素が結果」への最も明確な反証であるにもかかわらず、コヤツらはそれを決して口にしない。)
ところが、気候シミュレーションはハイエイタスを再現できない。
だから、「現在の気候モデルによるシミュレーションは、20世紀の気温上昇のみならず、現在の平均的な気候状態、日々から年々の自然変動の特徴、さらには過去1000年の気候変化や最終氷期などの古気候に至るまで、不確実性の範囲内で観測データと整合する」には「根拠を持って否ということができる」
「これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう」

コヤツは、5月20日の投稿で採り上げた解説に反論もしないで、「温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは」などと喚いてるんだね。
「江守正多らは科学的な議論に勝つ必要は無く、『気候変動政策を妨害するために、その基礎となる科学に対する不信感を人々に植え付ける効果を狙って意図的に展開されている言論活動がある』と人々に思わせることができれば、それで目的は果たせるからだ」
5月20日の投稿で採り上げた解説に反論もしないで、「本当は、このことを指摘するのはあまり気が進まなかった」などとほざくのは、その証左。)
反論できないから、「気候研究者たちが批判者に対して攻撃的であり排他的」なんだね。
それはコヤツ自身が身をもって証明しているんだよ。
5月20日の投稿で採り上げた解説が「巷には懐疑論者バスターと称するグループまで登場し」と批判したのは、言うまでもなく、コヤツのことであり、それは「腹に据えかねるほど憤っていたことが背景にある」んだね。

10月29日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞記事(の書籍紹介欄)に見えるとおり、「世界を騙しつづける科学者たち」の著者はナオミ・オレスケス。
そのオレスケスは、6月2日の投稿10月1日の投稿、そして、11月28日の投稿で紹介したとおり、躍起になってハイエイタスを否定している。
6月12日の投稿で紹介したとおり、「現実問題として統計的に顕著な停滞など見られません。これまでもなかったのです」と言い張り、その挙句に「存在しない現象を説明するために、膨大な量の研究と努力が積み重ねられたのです」とまで言い放った。
けど、始めに指摘したとおり、コヤツは「今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」と認めていたんだよ。
それなら、ナオミ・オレスケスに反論すべきだろ。
「世界を騙しつづけるナオミ・オレスケスたち」と批判すべきだろ。
ところが、安倍こべに「温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは、欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化懐疑論・否定論活動の存在である(たとえば、『世界を騙しつづける科学者たち』(楽工社)を参照)」と喚いてるんだね。

そこで、コヤツの文章をよ~く見ると。
上で引用した部分の直ぐ上で「世界平均気温の上昇が止まっていないことについても、以前にここやここに書いた」と言い立ててる。
それも太字で強調してる。
「視点と情報の提供を試みるためのものである」だの、「筆者なりに虚心坦懐に考えてみたときに」などと言いながら、人工衛星の観測に頬かむりを決め込んで、「(筆者注:2015年現在、この値はおよそ1.0℃まで上がった)」と言い立て、ナオミ・オレスケスに反論するどころか、ナオミ・オレスケスに従って、ハイエイタスを否定してしまったんだよ。
だったら、「今世紀に入ってからの世界平均気温上昇の鈍化は、気候の自然な変動によるものと考えられており」と言ってたのは、一体何だ?
「存在しない現象を説明するために、膨大な量の研究と努力が積み重ねられたのです」と認めたのか?
それなら、気候シミュレーションは「存在しない現象を説明」していたということだから、人為的(排出CO2)温暖化も「存在しない現象」ということになるな。
「これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう」

6月1日の投稿9月24日の投稿で指摘したとおり、NOAA・NCEIやHadCRUTの元になっているGHCNは「世界のかなり広い範囲をカバー」していない。
「海上も含めて世界のかなり広い範囲をカバーするデータ」は人工衛星のデータのみ。
それに依れば、11月28日の投稿で解説したとおり、ハイエイタスは現実に存在する。
ナオミ・オレスケスは気候学者でも何でもない。
10月1日の投稿でも指摘したとおり、気候学者でも何でもない連中が、ハイエイタスなんて嘘ですぅぅぅ~、と喚き散らし、コヤツらIPCC党はその指令どおりに動いているんだね。
それは何を意味するか?

「温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは、欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化プロパガンダ・IPCC批判否定論活動の存在である」
11月16日の投稿で紹介したとおり、ススで真っ黒に汚れたアレッチ氷河の上で、グリーンピースが裸祭りを開催してたけど、「彼らは科学的な議論に勝つ必要は無く、『地球温暖化により消滅の危機にあるアルプス氷河』と人々に思わせることができれば、それで目的は果たせるからだ」
当然、裸で騒いでいる連中の交通費や食事代はグリーンピースが出す。
その資金は何処から出てるのかな?
グリーンピースが「欧米の産業界の一部の意を汲む」ことは明らかだろ。
グリーンピースだけじゃねえ。
昨年10月10日の投稿11月10日の投稿で紹介したとおり、350.orgは「ロックフェラーの意を汲むといわれる組織」だ。
昨年9月22日の投稿で紹介したとおり、昨年行われた「気候変動対策を求めるデモ行進」を組織したのは350.org。
1月7日の投稿で紹介したとおり、虫国野郎はそれを「正義」と言い放った。
地球温暖化懐疑論批判」はその虫国野郎が主導し、江守正多は協力した。
さらに、WWF。
昨年6月20日の投稿で紹介したとおり、WWFは「発電と送電の分離は、再生可能エネルギーの導入に不可欠」と喚いてる。
ところが、2013年2月27日の投稿で採り上げた論文に見えるとおり、「アメリカの日本に対する電力・ガス部門の自由化に対する強い要求の背後には、ブッシュ政権に多額の献金を行い、同政権に太いパイプを持っているエンロン社が動いていたことはよく知られている」
「『クライメートゲート事件』をスキャンダルとして騒ぐのであれば、『クーニー事件』についてももっと騒がないのはおかしい」と騒ぐのであれば、WWFを批判しないのはおかしい。
「それが結果的に一部の政治勢力の片棒を担いでしまう可能性については、十分に自覚的でありたい」の欺瞞は明らかだろ。

それだけじゃねえ。
1月8日の投稿で紹介したとおり、気候ネットワークは積水ハウスと三井物産の資金で活動してる。
コチラコチラを見れば分かるとおり、コヤツはその気候ネットワークとベッタリ。
しかも、コチラを見ると、コヤツ自身が積水ハウスと三井物産をヨイショしてる!

はあ~~~
ちょいと出ました 三角関数知らない野郎が
四角四面の 三井本社ビルの屋上で~
温暖化音頭とるとは お~それながら
積水ハウス社長名代の 江守正多~

安倍・マリア(2)

グノー「アヴェ・マリア」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

COP21の続きだぞ。


COP21、米中が主役 温暖化対策で2大排出国が連携
パリ=小林哲、斎藤徳彦 パリ=下司佳代子
2015年12月1日05時21分
国連気候変動会議(COP21)が開幕した30日、会場のパリには約150カ国・地域の首脳が集い、合意への決意を示す。京都議定書の下での削減に加わらなかった米中両大国も一転、議論をリードする構えだ。ただ、先進国と途上国、温暖化の危機に直面する国々が、折り合えるかは予断を許さない。
米オバマ大統領は30日朝、COP21での公式行事を中国の習近平(シーチンピン)・国家主席との会談から始めた。オバマ氏は「2大排出国として、我々はお互いに行動する責任があると誓ってきた。我々のリーダーシップは欠かせないものだ」と述べ、米中の連携で問題解決に取り組むことを強調。習氏は「新しい大国関係の正しい方向を保ち、今回の会議の目標実現に協力しよう」と語った。
これまでの温暖化交渉は、京都議定書で削減義務を負った欧州連合(EU)が主導的な役割を果たし、米中両国は消極的とみられてきた。だが、温暖化対策に積極的なオバマ政権の登場や中国の台頭で、両国の立場は大きく変わった。


(朝日新聞デジタル)


途上国に1千億ドル支援、実現へ COP21で近く声明
パリ=香取啓介
2015年12月3日03時54分
パリで開かれている国連気候変動会議(COP21)で焦点になっている先進国から途上国への資金支援について、途上国側が強く求めていた「2020年に官民あわせて年間1千億ドル(約12兆円)」の支援が実現できる見込みになった。日米や欧州などの拠出国が近く出す共同声明で言及する。
声明は、COP21議長国フランスの要請で、ドイツが取りまとめている。
10月に経済協力開発機構(OECD)が取りまとめた報告書では、先進国から途上国の温暖化対策への支援額が、14年は約618億ドルに達していた。11月30日のCOP21初日の首脳会議で、日本や豪州、カナダが追加拠出を表明。翌1日に、米国が脆弱(ぜいじゃく)国向けの気候変動リスク保険への拠出を発表した。交渉関係者によると、先進国の追加拠出で、支援額の合計が「14年のレートで、おおよそ達成した」という。
ただ、20年時点の為替レートがまだわからず、各国の拠出方法もまちまちということもあり、先進国の声明では「目標を達成できる強い証拠がある」と表現する。声明にあわせて、各国の拠出リストを提示する。


(朝日新聞デジタル)


COP21:島しょ国「拘束力」訴え 海面上昇「我々は崖っ縁」
【パリ渡辺諒、賀有勇】国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)は11月30日、各国首脳による演説が行われた。地球温暖化による海面上昇の危機に直面するツバルやキリバスなど、太平洋の島しょ国の首脳らは「我々は崖っ縁にいる」などと述べ、温室効果ガスの削減目標に法的拘束力を持たせるよう提案した。COP21では合意文書作成に向け、「拘束力」の中身をどこまで盛り込むかが課題になるが、こうした小国も交渉を前進させる原動力になっている。
南太平洋の島国ツバルのソポアンガ首相は「気温がこれ以上、上昇すれば、国の完全な最期を意味する。我々はまさに崖っ縁に立っている」と危機的な状況を説明。「国の生き残りは、この会議の行方にかかっている」と述べ、法的拘束力の必要性を強調した。
ナウルのワガ大統領も「気候変動で最初の犠牲になるのは小さな島国だ」と訴えた。
ツバルやマーシャル諸島、フィジーといった太平洋の島国では、温暖化による海面上昇で国土が消失する恐れだけでなく、飲み水に海水が混じるなど、生命にかかわる危機に脅かされている。将来的には「気候難民」が相次ぐことも懸念される。
こうした国々は、オブザーバーを含め44カ国で「AOSIS」と呼ばれる小島しょ国連合グループを作り、温暖化交渉に臨む。
議長国フランスやドイツ、中国、ロシアなど主要国首脳も「拘束力のある合意」を訴えたが、中身については各国で思惑が異なる。
フランスのファビウス外相は30日、「首脳が協議するために集まってくれたこと自体が一つの成功。世界がパリの合意を期待している」と初日の会議を締めくくったが、12月11日までの会期中に各国がどこまで歩み寄れるかが成否を握りそうだ。


(毎日新聞 2015年12月1日 東京夕刊)


ツバル首相 削減目標達成に法的拘束力を
2015年12月4日6時28分
フランスで開かれている地球温暖化対策の会議、COP21で南太平洋の島国、ツバルのソポアガ首相は3日、「私たちの国土は水没を始め、命が危険にさらされている」と述べ、各国が提出した温室効果ガスの削減目標の達成に法的な拘束力を持たせ、温暖化対策を強化するよう訴えました。
ツバルのソポアガ首相は、3日、パリ近郊で開かれているCOP21の会場で記者会見を開きました。
この中で、ソポアガ首相は「私たちの国土は温暖化による海面上昇で水没を始め、人々の命が危険にさらされている」と訴えました。そのうえで、温暖化対策の新たな枠組みに今世紀末までの気温上昇を1.5度までに抑える目標を盛り込むことや、各国の温室効果ガスの削減目標に法的な拘束力を設け達成を義務づけるよう求めました。さらに、温暖化の被害への補償や移住などにかかる資金支援も盛り込まれるべきだという考えを示しました。
ソポアガ首相は「アメリカなどが削減目標の達成に法的拘束力をもたせることに反対し、小さな島国の声は無視されている。私たちは生存のための闘いで譲ることはできない」と強い調子で訴えました。


(NHK)

12月1日の投稿前回の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説に見えるとおり、安倍のチョンカスは「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」から、「2020年に官民あわせて年間1千億ドル(約12兆円)」の1割を我国が負担するわけだ。
相も変わらず、我国がぼったくられてるな。
9月4日の投稿で指摘したとおり、国当たりで評価しても、国民一人当たりで評価しても、途上国の責任は軽いから、12月1日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説が言い立てていたとおり、「歴史的に化石燃料を使い放題に使って早期に経済発展を遂げた先進国は、途上国以上の責任を引き受けるのが当然」だけど、ただ一カ国、例外がある。
それは我国。
国当たりで評価しても、国民一人当たりで評価しても、我国の責任は途上国並み。
「歴史的に化石燃料を使い放題に使って早期に経済発展を遂げた先進国は、途上国以上の責任を引き受けるのが当然だ」なら、「我国は、途上国並みの責任を引き受けるのが当然だ」ろ。
それなのに、我国一国だけで1割負担。
お馬鹿は「我々はお互いに行動する責任があると誓ってきた。我々のリーダーシップは欠かせないものだ」と豪語して、我国に負担させた。
安倍のチョンカスはTPP同様にアメ公の言いなり。

「崖っ縁にいる」のは我々日本国民だぞ!
12月1日の投稿でも指摘したとおり、福島原発事故は収束の目処が全く立たず、それどころか、核汚染はますます拡大し、国民は被曝し続けている。
「1兆3千億円」は原発事故収束と原発廃炉に回すべきだろ。
「温暖化詐欺がこれ以上、上昇すれば、国の完全な最期を意味する。我々日本国民はまさに崖っ縁に立っている」!

その一方、5月17日の投稿で解説したとおり、キリバスは「海面上昇の危機に直面」していない。
ツバルも「海面上昇の危機に直面」していない。
実際、下図に見えるとおり、ツバルのフナフチの潮位は上がっていない。

2015120401
図1 ツバル・フナフチの潮位の推移(「Permanent Serive for Mean Sea Level」より)

一方、ナウルは、と言うと。

2015120402
図2 ナウルの潮位の推移①(「Permanent Serive for Mean Sea Level」より)

2015120403
図3 ナウルの潮位の推移②(「Permanent Serive for Mean Sea Level」より)

確かに、昨年は潮位が大きく上昇している。
けど、20世紀第4四半期以降2013年まで、潮位の上昇は認められない。
「地球温暖化」、すなわち、人為的排出CO2が原因なら、1975年から潮位が上がり続けているはずだから、昨年の潮位上昇は自然の揺らぎにすぎない。
ナウルも「地球温暖化による海面上昇の危機に直面」していない。

「我々はまさに崖っ縁に立っている」と泣き叫びさえすれば、努力しなくても、寝ていても、莫大な金が転がり込んでくるから、「『国の生き残りは、この会議の行方にかかっている』と述べ、法的拘束力の必要性を強調し」たんだよ。
その結果、またしても、我国がぼったくられた。
潮位は上がっていないのに、「崖っ縁に立っている」のは我国なのに、「我々はまさに崖っ縁に立っている」と泣き喚いて、我国からぼったくり、日本国民を「崖っ縁」に追い込んだんだよ、ツバルは。
そんな国は海面上昇で沈んでしまえ!
けど、沈まない。
だったら、空爆して沈めてしまえ!
ツバルはイスラム国と同じだ!

12月1日の投稿で採り上げた「温暖化対策の重要性などを訴えるデモ行進」は「アースパレード」という企画で、腐乱巣では中止になったけど、我国ではやってた。


未来へのバトン:COP21 あすパリで開幕 途上国、対策に126兆円 温室ガス削減、先進国支援額と溝
パリで30日から始まる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)を前に途上国が国連に提出した温暖化対策の計画で、対策実施に必要とする資金は少なくとも1兆360億ドル(約126兆円)に達することが、国連環境計画(UNEP)のまとめで分かった。途上国への資金支援は、最大の焦点。2020年までに年1000億ドル(約12兆2000億円)を支援するとしながら実際にはできていない先進国側の姿勢とは大きな隔たりがあり、激しい攻防が展開されそうだ。【渡辺諒】
COP21では、先進国のみに温室効果ガスの削減義務を課した京都議定書(1997年に採択)に代わり、20年以降に全ての国が参加した新たな枠組みの合意を目指す。多くの国は既に、自主的な削減目標や被害対策の計画を国連に提出している。UNEPが178カ国・地域を分析したところ、必要な金額を明示しているのは61カ国あり、合計は1兆360億ドルだった。
例えば、インドは高温に強い作物の品種改良や洪水対策などに2060億ドルかかると説明。バングラデシュは災害警報システムの導入や台風に強いビルの建設や再生可能エネルギーの利用拡大で670億ドル、マダガスカルは温暖化に対応した農業技術の導入や飲み水の確保対策などに421億ドルかかるとしている。途上国の半数以上は金額を書いておらず、合計はさらに膨れ上がるとみられる。
一方、先進国から途上国への資金支援を巡っては、20年までに官民合わせて年1000億ドルに引き上げることが09年のCOP15で決まったが、経済協力開発機構(OECD)の試算では14年時点で620億ドルにとどまる。新枠組みが始まる20年以降は、途上国が追加的な支援を求めているのに対し、先進国は「金額を確約できない」との姿勢だ。
途上国の環境対策に詳しい明日香寿川(あすかじゅせん)・東北大教授(環境政策学)は「途上国の支援要求は、温暖化の被害が顕在化していることへの危機感の表れだ。先進国がどこまで応じられるかが、新枠組みの合意の鍵となる」と話す。COP21の会期は12月11日まで。
◇仏全土で厳戒態勢
【パリ賀有勇】同時多発テロに見舞われたパリで、30日からCOP21が開かれる。開幕日にはオバマ米大統領や安倍晋三首相ら約150カ国の首脳が集うことから、パリを中心にフランス全土で厳戒態勢が敷かれている。仏政府はテロを受けて非常事態宣言を出し、全土で12万人の警察や兵士を配置して警戒に当たっている。COP21の期間中は各国政府関係者をはじめ、報道陣や非政府組織(NGO)関係者ら約4万人の来場が予定されている。
カズヌーブ内相によると、各国首脳が集まる29~30日には、6300人の治安要員を首脳らの宿泊先のホテルや大使館に配置する。また、8000人を国境警備に当たらせ、会場周辺では2800人を投入して不測の事態に備える。混雑や混乱を避けるため、29日正午から30日深夜までパリの公共交通機関は無料となり、仏政府は自家用車の使用と不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
開幕直前の29日に各国のNGOなどがパリで予定していた街頭パレードは警察が許可しなかった
◇新たな合意求め世界でパレード

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新しい温暖化対策の合意を呼び掛けたチラシを掲げるパレード参加者=東京都千代田区で28日

COP21での新しい地球温暖化対策の合意を求めるパレードが28日、日本を含む世界各地で行われた。
各地の市民団体などが28、29両日に150カ国2300カ所以上で企画。東京のパレードには約1000人が参加し、温暖化問題の象徴とされるホッキョクグマの着ぐるみを先頭に銀座周辺などを歩いた。
出発前の集会では、温暖化に伴う海面上昇で水没が懸念される南太平洋の島国ツバル出身のシンキャン・タレシさん(31)=高知県在住=が「最初の被害者は私の母国かもしれないが、次はあなた方だ。美しい地球を共に守ろう」と呼び掛けた。【大場あい】


(毎日新聞 2015年11月29日 東京朝刊、写真はAFP)

なんと!
国内に入り込んで来てやがった。
9月18日の投稿で紹介したとおり、南海地震の危機が差し迫っている高知県では、老人ホームが対応に苦慮しているけど、「1兆3千億円」あれば楽々と解決する。
それなのに、しかも、高知県に住んでるくせに、「最初の被害者は私の母国かもしれないが、次はあなた方だ」と喚いてやがる。
高知県民を殺すためにやって来たのか!
コイツはテロリストだ!
にもかかわらず、「途上国の支援要求は、温暖化の被害が顕在化していることへの危機感の表れだ。先進国がどこまで応じられるかが、新枠組みの合意の鍵となる」とほざく、虫国野郎もテロリストだ!

「アースパレード」は京都でもやってた。
もちろん、気候ネットワークが。


京都)温暖化防げアースパレード COP21に向け
岡本智
2015年11月30日03時00分
新たな温暖化対策の枠組みを決めるパリでの国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)の開会前日の29日、温暖化防止の機運を盛り上げる「アースパレード」が京都市であった。京都議定書が採択された1997年にも同様のパレードがあり、今回は約600人が参加した。
参加者は円山公園(東山区)で集会を開き、日本など各国政府に温暖化対策を強化するよう求めた。パレードでは四条河原町の交差点などを練り歩き、観光客や買い物客らに「再生可能エネルギーを増やそう」「未来を守ろう」「生活を見直すことで地球は変わる」などと訴えた。
NGO「気候ネットワーク」の田浦健朗事務局長(59)は「温暖化の危機は迫り、このままでは手遅れになる。世界が決断すべき時が来ている」と話した。

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地球温暖化防止を訴えて、繁華街を行進するアースパレードの参加者たち=東山区


(朝日新聞デジタル)

7月7日の投稿で解説したとおり、京都議定書こそCO2増加の元凶であるにもかかわらず、未だに「DO YOU 兇徒?」と言い立ててやがる。
この人食い鬼婆めが!
(婆の隣の黒い野郎は何だ? ツバルのテロリストか?)

本当に原発事故を憂えているのなら、「我々はまさに崖っ縁に立っている」という意識を共有しているはず。
IPCCの人為的温暖化説が本当だとしても、「我々はまさに崖っ縁に立っている」のだから、「途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した」はとんでもない、その資金は原発事故収束と原発廃炉に回すべき、と言うはず。
それなのに、暢気にこんなパレードしてるんだね。
この婆に「我々はまさに崖っ縁に立っている」という意識は皆無。
脱原発と嘯いてるけど、実のところ、原発事故を真剣に考えてはいない。

本当に原発事故を憂えているのなら、「我々はまさに崖っ縁に立っている」と思っているのなら、原発廃炉を進めるために石炭火力を推奨する。
ところが、12月1日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説が「環境団体などから批判されている」と書いていたとおり、気候ネットワークは「日本のガス削減目標は先進国の中でも見劣り」すると喚き立て、9月14日の投稿で紹介したとおり、「人を苦しめる石炭火力発電も、もういらない」と喚き散らしてる。
気候ネットワークのブスも、「我々はまさに崖っ縁に立っている」ことを省みずに、「いまさら石炭という選択はありえないと思います」と喚き散らしてる。
やはり、原発に対する危機意識が希薄。

しかも、「日本の『石炭回帰』は、先進国で突出しています。石炭関連の途上国支援や輸出でも世界一です。協調して低炭素社会をめざそうという国際社会で別の動きをする日本は孤立しつつあります」と喚き散らしながら、1月8日の投稿で紹介したとおり、その実は、「高効率な石炭火力を途上国に輸出」に携わっている三井物産と日立の資金で活動している。
原発事故に対する危機感の欠落と考え合わせれば、鬼婆やブスが「原発があるのだから、いまさら石炭という選択はありえないと思います」ことは明らかだろ。
実際、昨年9月18日の投稿9月21日の投稿、そして、8月16日の投稿で紹介したとおり、気候ネットワークの鬼婆は原子力ムラの同窓生。
虫国野郎も然り。
虫国野郎は「脱原発で温暖化に懐疑的な人々」を、昨年8月22日の投稿で紹介したとおり、「『原発依存・化石燃料依存』グループの巨大化・強力化に結果的に貢献してしまっている」だの、1月7日の投稿で紹介したとおり、「反原発・温暖化懐疑論者によって『日本は温暖化対策ですでに頑張っている』『日本はこれ以上頑張らなくてよい』という神話が作られ、事実上の『共闘』が行われてきた。それは、結果的に再生可能エネルギーや省エネの導入を遅らせて原発推進派の権力維持に役だってしまったと思う」だのと罵ったけど、どちらが「原発推進派の権力維持に役だってしまった」のかは明らかだな。
(「我々はまさに崖っ縁に立っている」と本気で憂えている人たちを「原発推進派の権力維持に役だってしまった」と罵るのは、「我々はまさに崖っ縁に立っている」という意識がない証。昨年8月22日の投稿で紹介したとおり、「温暖化なんて本当は気にしていないのに『原発は温暖化対策のため』とのたまう」と喚いてたけど、気候ネットワークの鬼婆と虫国野郎は「原発なんて本当は気にしていないのに『脱原発は温暖化対策のため』とのたまう」んだね。古くから脱原発に関わっている人たちは、それに気づいているから「温暖化に懐疑的」なんだよ。)

気候ネットワークの鬼婆が温暖化を喚いてくれるから、安倍のチョンカスは安心して原発を再稼動できる。
1月7日の投稿で紹介したとおり、安倍のチョンカスは「電力改革もそうだ。そうしたものをスピードアップして実行する」と公約したけど、2013年2月27日の投稿で紹介したとおり、電力自由化は米国の要求。
ところが、2013年3月7日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞記事が「3氏とも自然エネルギー導入や電力システム改革などによる脱原発を唱える論客として知られる」と記していたとおり、気候ネットワークの鬼婆は電力自由化を後押ししてる。
気候ネットワークの鬼婆が温暖化を喚いてくれるから、安倍のチョンカスは安心して米国の要求に従うんだね。
TPPも米国の要求であり、11月10日の投稿で指摘したとおり、気候ネットワークの鬼婆はTPPも後押ししてる。
気候ネットワークの鬼婆が温暖化を喚いてくれるから、安倍のチョンカスは心置きなく国を売るんだよ。
前回の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説が「NGOなど民間の意見にも耳を傾けながら、具体的な連帯の方策を探る必要がある」と喚き立てた理由は明らかだろ。

気候ネットワークの鬼婆は安倍晋三のマリア様なのさ。

安倍・マリア

シューベルト「アヴェ・マリア」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

前回の投稿で、「地球温暖化との戦いとテロとの戦いを分けることはできない」と喚き立てたオランドを糾弾したら、その翌日にこれだ!


温暖化とテロ 連帯すべき二つの脅威
地球温暖化との戦いと、テロとの戦いを分けることはできない。我々が立ち向かわなければならない二つの大きなグローバルな挑戦だ」
同時テロが起きたばかりのパリで始まった国連気候変動会議(COP21)で、議長国フランスのオランド大統領が、開幕の演説で力を込めた。
その認識を共有したい。
温暖化とテロは21世紀の世界が直面する喫緊の課題であり、一国だけでは対応できない世界共通の脅威である。
COP21を契機に、国際社会はその危機感を改めてともにし、連帯して向き合う決意を新たにする必要がある。
確認したいのは、二つの脅威が実は関連していることだ。

温暖化がテロや紛争の土壌を生み出すという考え方は、これまでも複数の国際的な報告書などで指摘されてきた。
たとえば、こんな道筋だ。
気温の上昇で雨の降り方など気候が変動し、干ばつや洪水、海面上昇などを引き起こし、水不足や食糧不足を招く。
その被害は、とりわけ貧困層ほど大きくなる。難民が生まれ、政治の不安定化や国家機能の喪失につながる。
そこにテロや紛争のリスクが芽生える可能性が出てくる。統治の行き届かない空白地帯にテロ組織が入り込み、貧困にあえぐ人びとを巻き込んで、テロの温床が形作られていく――。

このような悪循環はどこで起きるかわからない。中東やアフリカかもしれないし、アジアかもしれない。気候変動のリスクは、国境も意味をもたない。
だとすれば、各国がそれぞれの国益を追い求める従来の発想を乗り越える必要がある。先進国と途上国の垣根も、取り払わなければならない。
国家の単位では対応しきれない問題でもある。国際機関やNGOなどとともに、国家を超えた枠組みで取り組まなければ、解決の糸口はつかめない。
温暖化防止も、テロ対策も、容易な解決策はない難題だ。各国が得意分野を生かした役割分担をしながら、息長く、粘り強く立ち向かうしかない。
安倍首相はCOP21の首脳演説で「先進国、途上国がともに参画する新たな枠組みを築くべき時だ」と訴え、途上国の温暖化対策への支援を年約1兆3千億円にする方針を表明した。
人道支援の分野を中心に、日本として、さらに何ができるか。何をすべきか。
NGOなど民間の意見にも耳を傾けながら、具体的な連帯の方策を探る必要がある。


(2015年12月2日の朝鮮日刊新聞邪説)

左翼は「ファシストの認識を共有したい」んだよ。
またもや、「国際社会はその危機感を改めてともにし、連帯して」と喚いてるけど、それは「ファシストと連帯して」と言うことだ。
前回の投稿で採り上げた論説が指摘したとおり、己らが「テロリストを生みだしていく温床をつくりだした」にもかかわらず、それを省みない輩が「地球温暖化との戦いと、テロとの戦いを分けることはできない」と言い張ったのは、そして、「その認識を共有したい」と喚き立てるのは、己らが「地球温暖化との戦い」をでっち上げ、つまり、温暖化プロパガンダを垂れ流して、「国際社会はその危機感を改めてともにし、連帯して向き合う決意を新たにする必要がある」と言い立てていることを完全に露呈してる。

11月6日の投稿で紹介したとおり、「中東地域全体を包含するその他の研究論文では、(シリアの旱魃は)気候変動による影響ではないと主張している」
シリアの旱魃は自然災害。
9月16日の投稿で解説したとおり、米国でも旱魃と人為的排出CO2との因果関係は非常に弱い。)
「その被害は、とりわけ貧困層ほど大きくなる」から、欧米はシリア国民を援けるべきだった。
「貧困にあえぐ人びとを巻き込んで、テロの温床が形作られていく――」のなら、尚更のこと。
ところが、11月3日の投稿でも指摘したとおり、欧米はシリア国民を援けず、安倍こべに、旱魃につけ込んで、アフガニスタン、イラク、リビアに続いて、シリアへも戦争を仕掛けたんだね。
前回の投稿で採り上げた論説が指摘していたとおり、「欧米的都合の前では、イスラム世界は欧米諸国が処分してもかまわない場所として扱われてきたのである」
「気温の上昇で雨の降り方など気候が変動し・・・テロの温床が形作られていく――」は、その真実を覆い隠すための醜悪で卑劣で邪悪極まる詭弁。
それを、殊更に「確認したいのは、二つの脅威が実は関連していることだ」と言い立てて、市民を欺こうと図るんだよ。
この狡猾さが左翼だ!

前回の投稿で指摘したとおり、奸凶NGOは「テロの後、人々の結束はより強まった。気候変動問題でも連帯を示せると思う」と言い張ったけど、それは「地球温暖化との戦いと、テロとの戦いを分けることはできない」と全く同じであり、つまりは「ファシストの認識を共有したい」ということ。
平和を希求する善良な市民はそんな奸凶NGOとは絶対に「連帯」しない。
「連帯」できない。
平和を希求する善良な市民は「COP21を契機に、その危機感を改めてともにし、連帯して奸凶NGOに向き合う決意を新たにする必要がある」
安倍こべに「NGOなど民間の意見にも耳を傾けながら、具体的な連帯の方策を探る必要がある」と喚き立てるのは、市民と対決する、ということ。
それは理の当然。
「地球温暖化との戦い」は「市民との戦い」なのだから。

シリアで空爆をしているオランドと「その認識を共有したい」「連帯して向き合う決意を新たにする必要がある」は集団的自衛の思考そのもの。
こんな連中が安保法制反対と喚いてたんだね。
6月29日の投稿で採り上げた邪説は「傲慢と怠慢。安保関連法案をめぐってはリスク論議が盛んだ。しかし、異論には耳を貸さず、力で踏みつぶせばいいのだという政治家に、国民の生死がかかった判断を委ねてしまうことこそ、最大のリスクだ」と喚き散らしてたけど、「力で踏みつぶせばいいのだという政治家=オランド」の「認識を共有したい」「連帯して向き合う決意を新たにする必要がある」ということは、「安倍の認識を共有したい」ということ。
7月17日の投稿で採り上げた邪説では「口先だけの『熟議』ではなく、主権者である国民の声を聞くことを安倍政権に求める」と喚き立ててたけど、上の社説では「主権者である国民の声を聞くこと」とは決して言わず、「NGOなど民間の意見にも耳を傾けながら、具体的な連帯の方策を探る必要がある」と喚いてる。
つまり、「主権者である国民の声」を聞く必要はない、ということ。
やはり、「安倍の認識を共有したい」んだよ。

もちろん、それは朝鮮日刊新聞だけじゃない。
前回の投稿で「イスラム国よ、東京でテロをするなら、朝鮮日刊新聞本社を狙え」と言ったけれど、腐乱巣大使館の前で、腐乱巣は戦争を止めろ!、ファシスト・オランドを倒せ、とデモすれば、我国がテロに巻き込まれることはない。
(逆に、「その認識を共有したい」と言えば、テロの対象になる。私めが「イスラム国よ、東京でテロをするなら、朝鮮日刊新聞本社を狙え」と言った翌日に、朝鮮日刊新聞が「その認識を共有したい」と言い立てたのは、「朝鮮日刊新聞本社を狙え」の正しさを立証したと言える。)
安保法制反対デモの連中は「集団的自衛権は安全保障どころか、安倍こべに、我国がテロに巻き込まれるだけ」と言い立てていたけど、それなら、腐乱巣大使館の前でデモしろ。
けど、しない。
絶対にしない。
それは、9月16日の投稿9月19日の投稿9月21日の投稿、そして、9月29日の投稿で指摘したとおり、安保法制反対デモがTPPから目を逸らすための翼賛デモにすぎないことを露呈したと言える。
7月29日の投稿で指摘したとおり、TPPこそ戦争への道。
「アベ政治を許さない」と泣き喚いてたけど、実は、「安倍の認識を共有したい」んだよ。
9月2日の投稿で紹介したとおり、山口組チンピラ二郎は「(安倍を)たたき斬ってやる」と喚いてたけど、実のところ、アヤツは「日本国民をたたき斬ってやる」と宣言してたんだね。

「地球温暖化との戦いと、テロとの戦いを分けることはできない」は欧米の権力者だけじゃない。
前回の投稿で採り上げた論説が「欧米的価値観に普遍的価値があると思っているかぎり、そこからくり出されてくる政策はイスラム社会の人びとにとっては傲慢なものでしかないにもかかわらず、『普遍的価値』の問い直しはこの価値によってつくられている欧米社会を崩壊させるからである」と指摘していたとおり、それは欧米死民の問題。
実際、腐乱巣死民は、オランドこそテロの元凶、戦争犯罪人・オランドを倒せ、と声を上げたことは一度もない。
それどころか、1月12日の投稿で紹介したとおり、殺戮者・オランド、殺戮者・ネタニヤフと「連帯」してデモする体たらく。
ところが、2012年4月3日の投稿で紹介したとおり、大穢健三郎はそんな国に出かけて行って、「今回の事故で明らかになったのは、日本社会の民主主義が脆弱なものであったということです・・・こんなに深く日本の民主主義が未熟であったことを感じたことはありませんでした」と日本国民を罵った。
つまり、死民が殺戮者・オランドと「連帯」する腐乱巣は成熟した民主主義、と言うんだね。
11月10日の投稿で紹介したとおり、虫国野郎は「原発なしの温暖化対策こそが平和と民主主義と経済発展を取り戻す」と喚いてたけど、その「民主主義」も同じ。)
7月17日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説は「それが安倍政権の民主主義だというなら、決してくみすることはできない」と喚き立てたけど、「それが大穢健三郎らの民主主義だというなら、決してくみすることはできない」な。

温暖化を煽り立て、再生エネ+電力自由化を喚き立てる左翼リベラルは、実のところ、「安倍の認識を共有したい」のであり、実は、市民の敵。
「COP21を契機に、市民社会はその危機感を改めてともにし、連帯して左翼リベラルに向き合う決意を新たにする必要がある」

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