2015年の幸せと喜びが

モーツァルト「後宮からの誘拐」より「幸せと喜びが」(ハンガリー語での歌唱)

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

また、NOAA(NCEI)が喚いてやがる。


11月平均気温も過去最高、15年は最も暖かい年に現実味
2015年12月18日 12:12 発信地:マイアミ/米国
米海洋大気局(NOAA)は17日、11月の世界の平均気温が過去最高を記録したと発表した。2015年が近現代史上で最も暑い年になることは、ほぼ確実だという。
NOAAの月例気象報告書によると、先月は過去136年間で最も暖かい11月で、7か月連続で月平均気温の最高記録を更新した。世界の地表気温と海面水温の平均値は20世紀平均を1.75度上回り、「11月としては1880~2015年の最高値」だという。
月平均気温も12か月のうち9か月で過去最高を記録しており、先月までの7か月は毎月記録を更新している。
NOAA国立環境情報センター(National Centers for Environmental Information)のジェイク・クラウチ(Jake Crouch)氏は報道陣に「現時点で、われわれは2015年が記録史上、最も暖かい年となることをほぼ確信している」と語った。
そうならない唯一の条件は、12月が厳冬となって平均気温が1916年12月の過去最低記録をさらに0.43度下回ることだ。だがクラウチ氏によれば、まずあり得ないという。


(AFP)

確かに、NOAA・NCEPでも先月の気温は11月としては観測史上最も高かった。

2015122201
図1 2015年11月の気温(NOAA・NCEP)

人工衛星の観測でも、先月の気温は11月としては観測史上最も高かった。
けど、「月平均気温も12か月のうち2か月で過去最高を記録しており、先月までの2か月は毎月記録を更新している」だけ。
「2015年が近現代史上で最も暑い年にならないことは、ほぼ確実だという」

11月28日の投稿の図2に先月の気温を書き足すと、

2015122202
図2 全球平均気温の推移(UAH)

「現時点で、われわれは2015年も記録史上、ハイエイタスの年となることをほぼ確信している」

一方、「米海洋大気局(NOAA)は17日、11月の世界の平均気温が過去最高を記録したと発表した」を使って、11月21日の投稿の図2を書き換えると、

2015122203
図3 全球平均気温の推移(NOAA・NCEI)

気温はIPCCの理論値(青線)どおりに上がっている。
けど、それはイカサマ。
WUWTで紹介してたけど、こともあろうに、ガビンちゃんが証明しちゃったのだった。


Because earlier studies do not account for what amounts to a net cooling effect for parts of the northern hemisphere, predictions for TCR and ECS have been lower than they should be. This means that Earth’s climate sensitivity to carbon dioxide—or atmospheric carbon dioxide’s capacity to affect temperature change—has been underestimated, according to the study. The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C); the Intergovernmental Panel on Climate Change, which draws its TCR estimate from earlier research, places the estimate at 1.8°F (1.0°C).
“If you’ve got a systematic underestimate of what the greenhouse gas-driven change would be, then you’re systematically underestimating what’s going to happen in the future when greenhouse gases are by far the dominant climate driver,” Schmidt said.


(「NASA Study: Examination of Earth’s Recent History Key to Predicting Global Temperatures」より)

10月4日の投稿の(1)式で a=1.7、c=-0.38に選んだのが図3の赤線だから、TCRは当に1.7℃。
「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」ということは、赤線が正しいということ。
11月21日の投稿でも解説したけど、昨年は弱いエルニーニョだったから、データは赤線よりも少し上に位置するはずなのに、過去最強のエルニーニョだった1998年よりも赤線との乖離が大きい。
今年のエルニーニョは1998年と同じほど強いけど、1998年と比べれば、赤線からの乖離が甚だしい。
「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」はNOAAのイカサマを立証したんだね。
12月6日の投稿でも指摘したとおり、10月4日の投稿の(1)式で  n_0=40 に選んだのが赤線で、それはガビンちゃんの気候モデルに基づいた値だから、なおさら決定的。)

それでも1.7℃だから、前回の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説が「それでも、平均気温の上昇を2度未満に抑えるというこれまでの目標だけでなく、『1.5度未満に抑えるよう努める』と明記した意義は大きい・・・『数カ月前まで考えられなかった』と環境団体も驚く・・・国土の水没を恐れるツバルなど小さな島国の懸命な訴えを、大国も軽んじられなかったのだ」と喚いてたのは正しいのか?
そんなことはねえ。
12月15日の投稿で解説したとおり、図3の赤線では「1970年代から1990年代までの急激な温暖化の約半分が内部変動による」から、IPCCはエアロゾルで辻褄合わせしていたということになり、20世紀の気温上昇の半分は自然要因という結論にならざるを得ない。
20世紀の気温上昇は専ら人為的と見なした場合が「the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」だから、それは倍近い過大評価になってる。
それでも、12月15日の投稿の⑧で指摘した気候感度よりも大きい、と思うかもしれないけど、「現時点で、われわれは2015年が記録史上、最も暖かい年となることをほぼ確信している」がイカサマだったということは、全般的に気温を吊り上げているということ。
実際、10月4日の投稿の(1)式で a=1.4に選んだのが図2の赤線だから、TCRは1.4℃で、20世紀の気温上昇の半分は自然要因という事実を考慮すれば、さらにその半分の0.7℃になる。
12月15日の投稿の⑧で指摘した気候感度はECS。ECSはTCRよりも大きい。同じ値を使えば、「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の[注16]で解説しているとおり、TCRは0.65℃になる。)

この議論を無視しても、「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」なら、図3の赤線が正しいのだから、NOAAのデータ改竄は「ほぼ確実」
12月6日の投稿で紹介したとおり、IPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者・江守正多が「現時点で知られている気候変化の外部要因に関する知見と、気候モデル(これは気候システムに関する知見の結晶と見ることもできる)に基づけば、20世紀の世界平均気温上昇は人間活動による温室効果ガスの増加により説明でき、かつそれを抜きにしては説明できない」と、そして、前回の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞邪説も「だが産業革命以後、石炭や石油などの化石燃料を人類が大量に燃やし始め、大気中の二酸化炭素が急速に増えたことは確かだ。この濃度の急上昇により、近年の温暖化は説明できる」と喚き散らしてたけど、図3の赤線では1970年代から1990年代の急激な気温上昇の半分近くは自然変動の寄与だから、それが全くのデタラメであることは「ほぼ確実」

性懲りもなく、木本昌秀がこんなことほざいてるけど、


地球温暖化で予測 極端な異常気象の頻度高まる
2015年12月21日 18時49分
地球温暖化が進行すると、日本をはじめ世界各地で異常な高温や大雨、それに大雪など極端な気象現象の頻度が高くなるという予測が、スーパーコンピューターを使った大がかりな分析でまとまりました。研究グループは今回の予測結果を国や自治体の温暖化対策に活用してもらいたいとしています。
この予測は、気象庁気象研究所や東京大学大気海洋研究所、それに京都大学防災研究所などが共同で行い、21日、東京都内でその結果が公表されました。
予測は海洋研究開発機構のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」を使い、地球温暖化が対策を取らないまま進行して、今世紀末に産業革命前に比べて平均気温が4度上昇するという想定で、5400とおりのパターンを計算して、その傾向を調べました。
その結果、北半球の夏にあたる6月から8月の世界の平均気温は北半球を中心に大きく上昇し、北米や中東、それにアジアではところにより現在より6度から7度上昇し、日本付近でも2度から5度ほど上昇する結果となりました。日本の夏の最高気温は、関東で4度前後、西日本や北日本の内陸では4.5度から5度以上、今より上昇し、関東の内陸で45度以上、東京や大阪、名古屋、それに仙台などでは42度を超える可能性があります。
また、1度に降る雨の量も増えて、「30年に1度程度の大雨」にあたる1日の雨量は、各地で過去100年前後に観測された最大の雨量に匹敵する雨量となり、発生頻度も現在の2倍から5倍に増えるという結果となりました。
雪の量は全国的には減るものの、北海道や北陸の内陸では1日に60センチから70センチ降るような大雪の頻度が2倍以上に増え、湿った雪が多くなるという結果となりました。
研究グループは今回の予測結果を国や自治体の温暖化対策に活用してもらいたいとしています。
東京大学大気海洋研究所の木本昌秀教授は「4度上昇した世界では、耐えられないような暑さが普通になり、めったにないような大雨がより頻繁に起きるようになる。世界の平均気温も最高記録を更新して温暖化がいよいよ本格化する時代に入った可能性もあり、今回の結果を将来の対策に役立ててほしい」と話しています。


(NHK)

「The result dovetails with a GISS study published last year that puts the TCR value at 3.0°F (1.7°C)」なら、図3の赤線が正しいのだから、ハイエイタスは今後も続く。
11月21日の投稿でも指摘したけど、2000年と2030年の気温差は0.06℃にすぎない。図2であれば、気温は殆ど上がらない。)
「現時点で、われわれは2015年が温暖化詐欺師の記録史上、最も恥ずかしい年となることをほぼ確信している」

私めも含めて「懐疑論・否定論」に携わっている人は、ガビンちゃんのおかげで、良いお正月を迎えることができるね。
ガビンちゃん、ありがとう!

2015060108

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