寒気の歌

ベートーヴェン「交響曲第9番」の「第4楽章」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

さっぶ~!
私めが住んでる所(通勤列車で大阪の中心まで1時間ちょっとの瀬戸内沿い)から最寄のアメダスを見ると、今朝の最低気温は氷点下2.3℃。
正午の気温は氷点下0.6℃。
その10分後には氷点下1.5℃に低下!
午後4時30分現在、朝より寒い氷点下3.5℃で、雪がしんしんと降ってます。
ここは何処なの?

にもかかわらず、アホのIPCC党がこんなこと喚いてる。


地球温暖化の熱、海の吸収量が急加速
2016年1月19日 15:16 発信地:パリ/フランス
最近20年間に海洋が吸収した地球温暖化による熱の量は、それ以前の130年間の熱吸収量に匹敵するとの研究結果が18日、発表された。
この熱吸収の加速は、人間の居住地の気温上昇を防ぐ助けになっている一方で、長期的に見ると、地球全体の天候と気候を混乱させる「作動中の時限爆弾」となる恐れがあると、科学者らは警告している。
米ローレンス・リバモア国立研究所のピーター・グレックラー(Peter Gleckler)氏率いる研究チームは「1865年以降の世界の海洋による熱の総吸収量の半分は、1997年以降に蓄積したと推計される」と報告している。
最近の熱蓄積の3分の1は、日光が届かない水深700メートル以上の深海域で起きていることを、研究チームは発見した。これによって、20世紀末に海表面で観測された温暖化の「停滞(ハイエイタス)」は、これで説明できる可能性があるという。
これまでは、このハイエイタスを温暖化全体の減速と解釈する見方も一部にあった。
以前は海面表層が、海洋に取り込まれる熱の大半を吸収していたと考えられている。この比率が変化した理由については、まだ十分に解明されていない。
英科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change,6(2016)394)」に発表された研究成果は、大部分が観測データに基づくものだ。最古のデータは19世紀、英海軍艦船「チャレンジャー(HMS Challenger)」の調査隊によって収集された。英国王立協会(British Royal Society)が開始したこの科学的遠征調査は、現代海洋学の基礎を築いたと評価されることが多い。
最近の観測データは、数十年分の航海記録や、海洋全体に分布する観測用漂流ブイ「アルゴ(Argo)フロート」によって得られたものだ。アルゴフロートは、水深2000メートルまでのデータ測定に対応している。
地球表面の3分の2を覆う海洋は、人為的な温室効果ガスによって生成される過剰な熱の90%以上を吸収してきた。この作用によって、人類にとっては幸運なことに、過剰熱によって地球表面で本来起きるはずの気温上昇が軽減されている。だがこの先の未来には、深刻な結末が待っている恐れがあると、科学者らは警告する。
英気象庁の気象学者、マット・パーマー(Matt Palmer)氏は、今回の研究が「気候変動の兆しが時間とともに強まり、深海にまで届くようになっていることを示している」と指摘した。いわゆるハイエイタスは、表層の現象にすぎないことを今回の結果は示しているとパーマー氏は言い「地球温暖化は今も進行中で、海洋はその熱の大半を取り込んでいる」と述べた。


(AFP/Marlowe HOOD)

「いわゆるハイエイタスは、表層の現象にすぎないことを今回の結果は示している」だと?
アホぬかせ!
2014年6月12日の投稿8月30日の投稿昨年2月5日の投稿2月17日の投稿、そして、5月11日の投稿で繰り返し指摘し続けてきたけど、IPCCの人為的温暖化説では、大気中のCO2が増えて気温が上がり、その結果、大気からの下向き赤外放射が増すから、海に余分な熱が溜まるのであり、気温が上がっていないのに、「1865年以降の世界の海洋による熱の総吸収量の半分は、1997年以降に蓄積した」はずねえだろ。
しかも、前回の投稿で指摘したとおり、ハイエイタスは1993年から始まってるんだね。
「1997年以降に蓄積した」はずがねえ!

その証拠に、英国王立協会と全米科学アカデミーのブックレットに依れば、水深700メートルまでの海洋上層では、2003年以降は海洋貯熱が減速してる。
既に昨年4月16日の投稿で紹介したけど、もう一度、引用すると。

2015041602
図1 「Climate Change : Evidence & Cause」の「Q&A(1)」より

ハイエイタス中も大気からの下向き赤外放射が増しているのなら、水深700メートルまでの海洋上層でも貯熱は加速しているはずなのに、減速してるんだね。
水深700メートルまでの海洋上層に貯まった熱がじわじわと下に伝わっていった結果、「最近の熱蓄積の3分の1は、日光が届かない水深700メートル以上の深海域で起きている」のだとしても、大気からの下向き赤外放射が増しているのなら、海洋上層への熱の供給は続いている、しかも、増加しているはずだから、貯熱が減速することは無いはず。
「英国王立協会(British Royal Society)が開始したこの科学的遠征調査は、現代海洋学の基礎を築いたと評価されることが多い」と囃し立てながら、英国王立協会と全米科学アカデミーのブックレットには頬かむり。
「1865年以降の世界の海洋による熱の総吸収量の半分は、1997年以降に蓄積した」のデタラメは見え見えだろ。

って言うと、IPCC党は、違うんですぅぅぅ~、データを解析し直した結果、図1の誤りが分かったんですぅぅぅ~、水深700メートルまでの海洋上層も貯熱が加速しているんですぅぅぅ~、と泣き叫ぶだろうけど、

2016012401
図2 「nclimate2915」の図4

アホぬかせ!
図1(の2003年以降)も「海洋全体に分布する観測用漂流ブイ『アルゴ(Argo)フロート』によって得られたものだ」
「アルゴ(Argo)フロート」のデータを収集しているNOAAのグループが解析した結果であり、信用性は高い。
だからこそ、英国王立協会と全米科学アカデミーがブックレットに採用した。
解析し直したからといって、全く逆の結果になるはずがねえ。
図2は捏造だ。
解析の仕方によって逆の結果になるのなら、「アルゴ(Argo)フロート」ですら誤差が大きいということだから、海洋貯熱に関して確かなことは分からない、ということ。
ということは、図2の信頼性は高くない、ということだ!

それだけじゃねえぜ。
「この比率が変化した理由については、まだ十分に解明されていない」と言い立ててるけど、IPCC第5次報告書に依れば、「最近の熱蓄積の3分の1は、日光が届かない水深700メートル以上の深海域で起きている」のなら、その熱はグリーンランド海から送り込まれているはず。

FAQ_3.1_Fig1_rp
図3 「IPCC第5次報告書第3章」の「FAQ3.1の図1」

グリーンランド海に熱を送り込んでいるのは、地球規模のベルトコンベア。

2016012402
図4 「Yet another prediction of doom over Greenland ice melt and the AMOC that we can ignore」より

昨年5月22日の投稿で採り上げた論文「Nature GeoScience,8(2015)445」に依れば、「大気最上層の観測は地球が継続して温暖化していることを示唆しているにも関わらず、全球の平均地表温度は1998年以降ほとんど一定値を保っている。この熱の多くは太平洋に流入していると考えられているが、実際の観測結果は太平洋の熱容量の減少を示している・・・太平洋の熱吸収の増加は、インドネシア多島海を通るインド洋への熱輸送の増加によって埋め合わされていることを見つけた・・・インド洋での熱の増加は、全球海洋上層700mでの熱容量の70%に相当する」
つまり、「最近20年間に海洋が吸収した地球温暖化による熱の量は」、未だグリーンランド海に到達していないのだから、「最近の熱蓄積の3分の1は、日光が届かない水深700メートル以上の深海域で起きている」はずがないんだね。
全海洋では太平洋が最も広大で、インド洋は一部分を占めるにすぎないから、「インド洋での熱の増加は、全球海洋上層700mでの熱容量の70%に相当する」ということは、そして、「実際の観測結果は太平洋の熱容量の減少を示している」ということは、「全球海洋上層700mでの熱容量」の増加は加速していない、ということ。
「実際の観測結果は太平洋の熱容量の減少を示している」は2014年8月25日の投稿で採り上げた論文「Scinece,345(2014)897」でも確認されている。
先に述べたとおり、ハイエイタス中も大気からの下向き赤外放射が増しているのなら、海洋上層には熱の供給が続いているのだから、貯熱量が減ることは無いにもかかわらず、「実際の観測結果は太平洋の熱容量の減少を示している」のは、下向き赤外放射が増していない証拠。
図2はでっち上げだ。

Bob TisdaleJudith Curry が論じてたので、既に知ってる人もいるだろうけど、「Science,349(2015)532」は「We find that cooling in the top 100-meter layer of the Pacific Ocean was mainly compensated for by warming in the 100- to 300-meter layer of the Indian and Pacific Oceans in the past decade since 2003」と言ってる。
下向き赤外放射が増しているのなら、水深100メートルまでの海洋表層の貯熱量が減ることは無いにもかかわらず、「the top 100-meter layer of the Pacific Ocean」ということは、そして、それが「mainly compensated for by warming in the 100- to 300-meter layer」ということは、下向き赤外放射は増しておらず、水深300メートルまでの海洋上層の貯熱は加速していないことを意味する。
しかも、水深300メートルまでだから、「最近の熱蓄積の3分の1は、日光が届かない水深700メートル以上の深海域で起きている」はデタラメ。
実際、その論文には「Together these findings suggest no significant increase in the rate of warming below 700m since 2003」、「Both the hiatus and the net amount of heat absorbed by the ocean below 700m are overestimated」と書いてる。

そもそも、1997年以降に「地球表面の3分の2を覆う海洋は、人為的な温室効果ガスによって生成される過剰な熱の90%以上を吸収してきた」のではなく、それ以前から「過剰な熱の90%以上を吸収してきた」のだから、そこに数%の熱が加わったからといって、図2のように、1997年以降に海洋貯熱が加速するはずがない。
「最近20年間に海洋が吸収した地球温暖化による熱の量は、それ以前の130年間の熱吸収量に匹敵する」は全くバカげてる。

その昔、吉本興業のお笑い芸で、バカなことを言ったら、さっぶ~、とからかうギャグがあった。(「さっぶ~」は「寒い」の意味。)
「だがこの先の未来には、深刻な結末が待っている恐れがあると、科学者らは警告する」って?
さっぶ~~~。
テメエらは今日の大寒波より寒いぜ。

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