雪が積もる夏も近づく八十八夜

ハイドン「交響曲第88番」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

2月19日の投稿で紹介したとおり、IPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者・江守正多は「世界的には、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏で懐疑論が盛んであると聞く・・・何らかの理由で英語圏の懐疑論に共鳴した人たちが、それを日本に紹介し(中には日本の論者のオリジナルもあるだろうが)、その人たちを中心に盛り上がっているという印象だ」と喚いてたけど、海外の懐疑論者が、4月末なのに英国で雪が積もった、と騒ぎ立ててたようだ。
で、それに対して、英国気象庁がこんな反論してた。

もちろん、4月末に雪が積もったこと自体は、気候変動ではなく、年毎に激しく変動する気象にすぎないから、それを以ってして、すわ!、寒冷化、などと言うことはできないけど、英国気象庁が示したデータはIPCCのデタラメを露呈してしまったんだよ。
何故かと言うと。
2014年2月20日の投稿で紹介したとおり、IPCCは、ドカ雪は温暖化が原因ですぅぅぅ~、と喚いてるんだね。
2014年2月12日の投稿で採り上げた記事に見えるとおり、「温暖化が進んで気温が上がると、雪雲の中に大気が抱えていられる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が増え、多くの雪を降らせる原因になる。このため、局所的に大雪となる『ゲリラ豪雪』となるケースが増加する」というのが理由。
けど、それなら、下図の黄色の線に見えるとおり、1980年以降に気温が急上昇したのだから、1981年4月の積雪よりも今年4月の積雪の方がずっと多いはず。

fig 06-03図1 「STOP THE 温暖化 2012」より(原典はIPCC第4次報告書のFAQ3.1の図1)

ところが、逆に1981年の方が多かった。

3月11日の投稿で紹介したとおり、虫国野郎が「少なくとも現時点において、気候感度の最良推定値を下方修正することに科学者間で合意があるわけではない、ギャァァァ~~」と泣き喚いてたけど、「気温が上がると、大気が抱えていられる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が増える」は、強い正のフィードバック、というのと同じ。
つまり、「温暖化でドカ雪」は「強い正のフィードバック」が根拠。
そして、それはホッケー・スティック曲線と表裏一体。
20世紀に気温が上昇したのは人為的排出CO2が原因だから、それ以前の気温はほぼ一定だった、というのがホッケー・スティック曲線。
CO2が倍増すれば、フィードバックが無くても気温は1℃上がる、というのがIPCCの基本理論で、それを数式で表せば3月28日の投稿の(3)式で、2000年のCO2濃度は370ppmで、20世紀の気温上昇は0.8℃だから、フィードバック係数は2になる。
3月11日の投稿の図1に見えるとおり、IPCCの公認値は3だけど、エアロゾルで温暖化の一部が隠されたというのが、その言い訳。実際、最近の論文[Nature Geoscience 9(2016)286]でまたもや「エアロゾルによる冷却は陸上の全球温暖化の3分の1と相殺し、全球の温度は、CO2濃度が産業革命前の倍に到達したときに、産業革命前よりも2℃高くなると見積もっている」と言い立ててる。もちろん、それは辻褄合わせにすぎないけど、2倍か3倍かは問題の本質に影響しないから、ここでは関わらない。)

(1)    \displaystyle \Delta T = 2 \, \frac{\ln \left( 370 / \, 280 \right)}{\ln \left( 2 \right)} = 0.8

けど、「温暖化対策の愚」と「ホッケー・スティック曲線の虚実」で解説しているとおり、20世紀前半の気温上昇は自然要因。
2月1日の投稿で紹介したとおり、ホッケー・スティック曲線を捏造したハゲ本人が認めてしまったんだね。
2月26日の投稿で紹介したとおり、海面上昇からも明らかなんだね。
IPCC第5次報告書の第2章「Box 2.2」の図1のパネル(a)に見えるとおり、20世紀前半と後半の気温上昇率は同じだから、20世紀の気温上昇0.8℃の半分0.4℃だけが人為的要因の気温上昇。
そうすると、上式のフィードバック係数は1になる、つまり、正のフィードバックと負のフィードバックが相殺して、見かけ上はフィードバックが働かなくなるけど、現在のCO2濃度は400ppmで、2000年以降は気温が上がっていないことを考慮すれば、3月28日の投稿の(4)式で計算したとおり、フィードバック係数は0.75になる。
この値はエネルギー・バジェット・アプローチからも裏づけられる。

だから、フィードバックは負になる、かと言うと、そうじゃない。
「気温が上がると、大気が抱えていられる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が増える」のは紛れも無い事実。
そして、水蒸気の温室効果がCO2の温室効果よりもずっと大きいのも事実。
だから、フィードバックは正。
負じゃない。
ということは、IPCCの基本理論が間違っているということ。
フィードバックが正なのに、気候感度が0.75℃ということは、CO2が倍増しても気温は1℃も上がらない、ということ。
3月11日の投稿の図1に見えるとおり、IPCCに依れば、フィードバックは3倍だから、CO2が倍増しても気温は0.25℃上がるだけ。
それは何故か?
3月28日の投稿で解説したとおり、CO2の温室効果が飽和に近いから。
飽和に近いから、「雪雲の中に大気が抱えていられる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が増えても、多くの雪を降らせる原因にならない」んだよ。
IPCCの理論が正しいのなら、1981年4月の積雪よりも今年4月の積雪の方が多いはずなのに、逆に1981年の方がずっと多かったのはその証拠。
英国気象庁は、1981年4月の積雪の方が多かったんですぅぅぅ~、温暖化ですぅぅぅ~、と喚き立てたつもりが、全く逆に、温室効果の飽和を自白してしまったんだね。
Met Office、ありがとう!

2014年2月13日の投稿で紹介したとおり、英国気象庁は、温暖化で豪雨ですぅぅぅ~、と泣き喚いてたけど、2013年9月9日の投稿で採り上げた記事が「温暖化に伴う気温の上昇で、大気が抱えていられる水蒸気量(飽和水蒸気量)は増える」と記していたとおり、ドカ雪と豪雨の原理は同じだから、豪雨とCO2の因果関係も弱い。
昨年12月15日の投稿で紹介したとおり、IPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者・江守正多は「そのNatureや系列紙のNature Climate Change、Nature Geoscienceといった雑誌に、温暖化の科学が正しいことを前提とした論文が常に何本も掲載されているのだ。そのことを考えると、温暖化がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」と泣き喚いてたけど、そのネイチャーにこんな論文が掲載された。


地球の気候予測に誤りがある可能性、研究
2016年4月7日 14:41 発信地:パリ/フランス
地球温暖化の影響で、20世紀には前例がないほど異常な降水量となるとした予測は誤りだとする研究論文が6日、発表された。将来の傾向を予測する方法についても、疑問視している。
英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、北半球の過去1200年の降水量について大規模な調査を実施した結果、化石燃料に起因する地球温暖化が始まる以前の、平均気温がより低かった時代に、こうした極端な現象がより多く発生していたことが明らかになったという。
これにより、地球温暖化が原因で1900年代に記録的な降水量となると予想された際に使用されたデータモデルが、今後を予測する際の基礎になっていることは、問題だとしている。
地球温暖化とその影響について各国政府に報告を行っている国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、温室効果ガスの排出によって地球の平均気温が上昇するにつれて、乾燥地帯ではより乾燥が進み、雨の多い地域ではより降水量が多くなると主張している。
一方、今回発表された論文では、20世紀の世界の平均気温の上昇は、多くの人々の予測とは異なり、記録的な豪雨や干ばつの直接の原因ではないと指摘。
論文の主執筆者であるスウェーデン・ストックホルム大学のフレデリク・リュンクビスト(Fredrik Ljungqvist)氏は、「変動の大半は気温だけではなく、どちらかというと内在的な、より不規則的な変動によって生じる」と説明した。
今回の研究にあたっては、歴史や気象、地質学、数学などの専門家チームが、欧州や北アジア、北米の干ばつと降水量のデータをまとめ、12世紀分の「水の歴史」を作成。流出量や湖の水位、海底・湖底堆積物、木の年輪、歴史的な記録など、地質学的に保存された証拠も考慮した。
リュンクビスト氏によると、「過去には、より長期的な年代区分で見ると、大きな変動もあった」という。
米カリフォルニア州立大学地質科学学部のマシュー・カービー(Matthew Kirby)氏は、こうした相違は間違いなく、温暖化と極端な降水量との関連性についての激しい議論に油を注ぐことになると、同誌でコメントした。


(AFP/Mariëtte Le Roux)

2月26日の投稿で指摘したとおり、干ばつのメカニズムと豪雨のメカニズムも同じだから、「記録的な豪雨や干ばつの直接の原因ではない」のは当然。
実際、昨年9月16日の投稿で紹介したとおり、干ばつとCO2の因果関係が弱いことは既に分かってる。

昨年12月15日の投稿で紹介したとおり、江守正多は「そのような意見を言う人が温暖化の科学への懐疑論から入ってしまうと、議論の入り口でもみ合いになってしまい、意見を社会の意思決定に反映させるのが余計に困難になると思うのである。そのような意見を主張するにあたり、懐疑論は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」とほざいてたけど、「温室効果ガスの排出によって地球の平均気温が上昇するにつれて、乾燥地帯ではより乾燥が進み、雨の多い地域ではより降水量が多くなる」というのが温暖化対策の論拠なのだから、そして、その誤りは明白なのだから、「温暖化対策は不要であり、むしろ余計であると申し上げたい」
1月6日の投稿1月7日の投稿で紹介したとおり、我国では貧困が拡大しているのだから、そのために資金と労力を注がねばならない。
さらに、熊本の震災で明らかなとおり、地震対策への備えも急務。
しかも、我国は福島原発事故で国土が汚染し、国民は被曝し続けている。

昨年6月14日の投稿で紹介したとおり、原発事故の一因は温暖化対策。
3月18日の投稿で指摘したとおり、江守正多の存在自体がその証なんだね。
それをも省みず、「意見を社会の意思決定に反映させるのが余計に困難になると思うのである」などとほざいてるけど、それは何処の誰の「意見」か?、それは何処のどんな「社会」か?
江守正多はIPCC第5次報告書政策策定者向け要約の執筆者。
貧困に苦しんでいる人たちは政策策定者ではない。
福島の被爆者は政策策定者ではない。
地震の被災者は政策策定者ではない。
前回の投稿で紹介したとおり、国民の血税でのうのうと生活しながら、「承認ありき」と市民を排除して、へらへらと悦んでいる名古屋のブーが政策策定者。
昨年12月15日の投稿で紹介したとおり、江守正多が「日本人は特にわかっていない」と罵ったことからも明らかなとおり、政策策定者どもは市民の意見は聞かず、奸狂NPOの意見を採り入れようとするけど、その奸狂NPOは世界の富裕層上位0.01%の資金で活動している連中。
「そのような意見を言う人が温暖化のエセ科学から入ってしまうと、議論の入り口でもみ合いになってしまい、善良な市民の意見を市民社会の意思決定に反映させるのが余計に困難になると思うのである」

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