温暖化詐欺が透けるツォ

ショパン「スケルツォ第1番」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

9月1日の投稿で、鬼畜左翼が「温暖化 台風のリスク増」と喚き立てたのを批判したら、早速これだ。


中国や日本を襲う台風、気候変動で強大化か 研究
2016年9月6日 09:45 発信地:パリ/フランス
中国、台湾、日本、朝鮮半島を襲う台風は近年の海水温上昇により勢力が強まってきており、今後さらに激しさを増すとみられるという研究成果が5日、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に発表された。
科学者らはこれまで、太平洋北西部における台風の強度と頻度の変化を特定するのに苦戦してきた。それらの変化に地球温暖化が果たす役割を正確に突き止めることはさらに難しかった。
米国を拠点とする執筆者の梅偉(Wei Mei)氏と謝尚平(Shang-Ping Xie)氏によると、台風研究で最も広く用いられている米海軍合同台風警報センター(JTWC)と日本の気象庁(JMA)のデータからは相反する傾向が現れていた。
しかし入手可能な記録データについて方法論の違いを補正した結果、単一の明確な傾向が見いだされた。 「この37年間で、東アジアおよび東南アジアを襲った台風の強度は12~15%増大している」という。
こうした台風強度の増大は、海面水温の上昇と関連していることが、データで示された。海面水温上昇は気候変動に起因する可能性があるが、これはまだ証明されていない。
研究チームによると、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを人間が排出し続けた場合の海面水温上昇の予測は「中国本土東部、台湾、朝鮮半島、日本を襲う台風が今後、さらに強度を増すことを示唆している」という。「激しい台風によって相当大きな損害が出ることを考えると、これは、この地域の人々や資産に対する脅威が高まることを示している」
これら沿岸地域の人口は急速に増大しており、海水面も上昇を続けていると研究チームは指摘した。
2015年12月、気候変動の進行阻止を目標とする「パリ協定」が採択された。気候変動は、暴風雨の強大化、干ばつの長期化、海面上昇による陸地の水没などを引き起こす恐れがある。
気候変動の進行阻止は、化石燃料の使用で発生する温室効果ガスの排出量を抑制することで達成されると考えられる。


(AFP)

先ず、「米海軍合同台風警報センターと日本の気象庁のデータからは相反する傾向が現れていた。しかし入手可能な記録データについて方法論の違いを補正した結果、単一の明確な傾向が見いだされた」とはどういうことか。
昨年5月12日の投稿で採り上げた「異常気象レポート2014」を見る限り、気象庁のデータからは「太平洋北西部における台風の強度と頻度の変化」は認められないから、気象庁のデータを「補正した結果、単一の明確な傾向が見いだされた」、ということだろうな。
そこで、論文のグラフを見ると。

2016090803
図1 「Nature Geoscience(2016) doi:10.1038/ngeo2792」の図1より

やっぱり!
ということは、「この37年間で、東アジアおよび東南アジアを襲った台風の強度は12~15%増大している」という結果が出るように、「方法論の違いを補正した結果、単一の明確な傾向が見いだされた」ということだね。
IPCC党の常套手段だな。
(ここまでバカにされているのに、9月1日の投稿で採り上げた朝鮮日刊新聞記事に見えるとおり、気象庁のアホは「長期的に台風の勢力は強くなると予想されている」と、つまり、「方法論の違いを補正した結果、単一の明確な傾向が見いだされた」を容認する体たらく。それなら、気象庁は必要ないから、台風の予測は米海軍合同台風警報センターを使えばいいから、気象庁は解体しろ!)

って言うと、そんなんじゃありまシェ~~~ン、「日本を襲う台風」カム・バ~~~ック、と狂い騒ぐだろうから、米海軍合同台風警報センターのデータを真に受けてみよう。
但し、上図にも見えるとおり、論文のグラフは結論ありきの恣意的な直線を引いてるから、毎日部数激減新聞の記事に掲載されているグラフで考える。


風速15%増 東アジア上陸37年分調査 海面水温が上昇
2013年までの過去37年間で、日本を含む東アジアの国々に上陸する台風のピーク時の風速が15%増したことが分かったと、米カリフォルニア大サンディエゴ校などのチームが5日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版に発表した。
沿岸で海面水温の上昇が観測されており、台風に供給されるエネルギー源が増え、発達しやすくなったとみられる。
今後も地球温暖化に伴って海面水温は高くなると予測されており、チームは「日本や中国、台湾、韓国を直撃する台風はさらに激しさを増すかもしれない」と警告している。
チームは、米軍合同台風警報センターと日本の気象庁のデータを使い、1977年以降に発生した台風の進路や強さを分析した。
この結果、フィリピン東方で発生した後、北方向に移動した台風のうち、75%が中国や日本などに上陸したことが分かった。台風ごとのピーク時の風速は77年から13年の間に年平均で15%増加した。米国の基準で最も強い「カテゴリー5」や2番目の「カテゴリー4」に分類される非常に強い台風の数も4倍近くに増えた。
一方、東アジア沿岸の海面水温は10年当たり0.3度前後のペースで上昇した。

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(毎日新聞2016年9月6日 東京夕刊)

気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の[注1]で解説しているとおり、1980年代末に北太平洋で「Climate Shift」が起こった。
もちろん、それは自然変動。
そこで、上のグラフの青線を見ると。
やはり、1990年から「台風ごとのピーク時の風速」が急激に上がってる。
「この37年間で、東アジアおよび東南アジアを襲った台風の強度は12~15%増大している」は「Climate Shift」以降であり、従って、それは自然変動が原因。
だから、論文の著者も「海面水温上昇は(人為的)気候変動に起因する可能性があるが、これはまだ証明されていない」と認めざるを得ないんだね。

「海面水温上昇は気候変動に起因する可能性があるが、これはまだ証明されていない」に関して、例の「狂い盟徒銭盗らる」にこんな記事が載ってる。


Climate Change Link Uncertain
But what is causing the warmer oceans along the coast is not yet clear. The higher water temperatures could be due to climate patterns that vary naturally, climate change-driven warming, or some combination of the two.
“With such a short record it is impossible to distinguish between natural decadal variability and [any] anthropogenic signal,” Suzana Camargo, a hurricane-climate researcher at Columbia University’ s Lamont-Doherty Earth Observatory, said in an email. “It will be important to do more studies to try to sort out this issue.”
Mei said that he and his colleagues hope to do an attribution study using climate models to see if they can pinpoint any role of warming in the trends they have observed.
Climate models do suggest, however, that warming will continue in these ocean regions, the study researchers note, which would suggest that even more landfalling typhoons would fall into the highest categories and would undergo more rapid intensification. This is of great concern because of the enormous damage these storms can do, as well as the difficulties forecasters still have in predicting when storms will quickly intensify.
“Even with perfect forecasts, intense storms tend to have the biggest impacts,” Camargo said. “If you compound [that] with forecast problems, then it’s even a bigger issue.”


(「Landfalling Typhoons Have Become More Intense」より)

やはり、「it is impossible to distinguish between natural decadal variability and [any] anthropogenic signal」と認めざるを得ない。
しかも、実際には、1960年前後に強大な台風が相次いで我国を襲った。
これは紛れも無い事実だ。
これまた、「気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の[注1]で解説しているとおり、都市化の影響を除けば、我国では1990年以降の気温は1960年前後の気温より少し高いだけ。
にもかかわらず、1960年前後の方が我国を直撃する台風は激しかった。
米海軍合同台風警報センターのデータを真に受けたとしても、「日本を襲う台風が今後、さらに強度を増すことを示唆している」に科学的根拠は無い。

尚も「Climate models do suggest, however, that warming will continue in these ocean regions」と言い立ててるけど、それなら、気候モデルは(都市化の影響を除いた)我国の気温を再現できるの?
1980年代末の「Climate Shift」を再現できるの?
『温暖化で沈む国』の全く不都合な真実」の図12-10に見えるとおり、我国沿岸の海面は周期的変動を示しているだけで、1950年以降に上昇は認められないけど、気候モデルはそれを再現できるの?
そんなグラフは見たことねえな。
異常気象レポート2014」にも載ってねえな。
再現できないから、隠してるんだろ。
都合の悪い結果は隠してるんだね。
「Climate models do suggest, however, that warming will continue in these ocean regions, the study researchers note, which would suggest that・・・」は、我国の気温推移と海面推移を再現できてから言え!
できない以上、「日本を襲う台風が今後、さらに強度を増すことを示唆している」に科学的根拠は全く無い!

この論文の著者、謝蓮舫、じゃなかった、謝尚平は「気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の図11-5の論文の著者だけど、「STOP THE 温暖化詐欺」の改訂を終える直前にその続編が出た。


熱帯太平洋「冷や水効果」 海水温低下で0.3度抑制
18世紀後半の産業革命以降、地球の温暖化傾向が続いている中、熱帯太平洋の海水温の低下が一時的な「冷や水」となり、地球の温度上昇を0.3度程度、抑制する効果があったとする研究結果を、小坂優・東京大准教授(気候科学)らが英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス「Nature Geoscience,9(2016)669」に発表した。【渡辺諒】
国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)によると、地球の平均気温は1880~2012年に0.85度上がったが、右肩上がりではなく、階段状に上昇と停滞を繰り返してきた。温度上昇が一時的に止まる現象は、英語で「停滞」を意味する「ハイエイタス(hiatus)」と呼ばれるが、原因は分かっていなかった。
研究チームは、熱帯太平洋の海水温に着目。過去120年間に、10~40年継続する海水温の低下時期が複数確認され、気温上昇の伸びが鈍るタイミングとほぼ一致した。
こうした「冷や水効果」がなければ、産業革命前から12年までの二酸化炭素(CO2)による気温上昇は1.2度と推定される。00年代以降は停滞期で、現在は転換期に入っているとみられる。
小坂准教授は「海水温の周期的な変動は、太平洋上の東風の強弱によって起こると考えられる。将来もハイエイタスは起こりうるが、CO2が増え続ける限り、温暖化は続く」と話す。

2016090802


(毎日新聞2016年8月23日 東京朝刊)

東京大学のプレスリリースを見ると、
◆20世紀初頭から、全球平均地表気温は階段状に上昇してきましたが、熱帯太平洋域に起源を持つ気候の内部変動がそのペースメーカーであると特定しました。
◆過去120年間の階段状の温度上昇を伴う全球平均気温変化を、全球気候モデルシミュレーションにより高精度で再現することに初めて成功しました。
と書いてるけど、「気温上昇の停滞とIPCC断末魔の足掻き」の図15-2に見えるとおり、「気候の内部変動がそのペースメーカーであると特定しました」のは私めですが、何か?
コヤツらは、スーパーコンピュータを使って、であるから、膨大な電気を消費して、であるから、大量のCO2を撒き散らして、「高精度で再現することに初めて成功しました」と言い立ててるけど、今なおWindowsXPで稼動しているパソコンだけで「高精度で再現することに初めて成功しました」のは私めですが、何か?

さらに。
気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の第5節で引用した「Geophys.Res.Lett.,41(2014)5978」のabstractに見えるとおり、IPCCは「those affected by anthropogenically released aerosols in the mid 20th Century」と言い立ててきたんだね。
IPCC第5次報告書の市民向け要約」の第2節で紹介しているとおり、「もしPM2.5の濃度が上昇していなければ、この温度上昇にさらに約0.5度上乗せがあったと見積もられています」と言い張ってるんだね。
ところが、この論文に依れば、1940年頃から1980年頃までの気温上昇停滞、または、気温低下は「気候の内部変動」が原因。
ということは、「北極圏の全く不都合な真実」の第1節で解説しているとおり、IPCC(の気候モデル)は人為的排出CO2の影響を過大評価していたのをエアロゾルで辻褄合わせしていた、ということ。
だから、この論文は「高精度で再現することに初めて成功しました」ではなく、IPCCのイカサマを「初めて内部告発しました」、ということになる。
「熱帯太平洋の海水温の低下が一時的な『冷や水』となり」ではなく、IPCCに「冷や水」を浴びせた、ということになる。
ところが、プレスリリースを見ても、それに関しての言及は全く無い。
これまでは「those affected by anthropogenically released aerosols in the mid 20th Century」だったのが「気候の内部変動」に変わったのだから、エアロゾルの評価がどう変わったのかは肝心要のポイント。
ところが、論文のグラフを見る限り、何も説明もないようだ。
(未だ何処にもアップロードされてないから、論文本体は見てないけど、エアロゾルの影響に関する従来の評価と今回の評価との比較をグラフにして示すべきだから、示していないということは、論文で何も説明していない、ということ。)
ずさん、全くずさん。
自然科学の他の分野では考えられない。

しかも、だ。
気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の第2節と「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の第2節で解説しているとおり、「地球の温度上昇を0.3度程度、抑制する効果があった」ということは、1970年代から90年代の急激な気温上昇の半分は「気候の内部変動」が原因、ということ。
「産業革命前から12年までの二酸化炭素(CO2)による気温上昇は1.2度と推定される」は「気温上昇の停滞とIPCC断末魔の足掻き」の図15-18の青線に他ならないけど、それは誤りということ。
「産業革命前から12年までの二酸化炭素(CO2)による気温上昇は1.2度と推定される」なら、「こうした『冷や水効果』はなかった」はず。
もう、ムチャクチャ。
どうしようもねえな。

まあ、いいだろ。
気候モデルなんて科学の部類に入らんし、IPCCの連中は科学者の部類に入らんから、所詮はこんなもんだ。
1940年頃から1980年頃までの気温上昇停滞、または、気温低下は「気候の内部変動」が原因、と認めざるを得なくなった、という事実を好しとするか。

『3%の科学』vs『97%の宗教』」で紹介しているとおり、江守正多は「周囲で撤退が始まり、梯子を外され、肝心の武装も穴だらけであることに薄々気づきながら、最後まで立てこもって守り続けるほどの価値のある主張なのだろうか」と泣き喚いてたけど、IPCCの連中こそが、「肝心の武装も穴だらけであることに薄々気づきながら」、人為的排出CO2の効果を過大評価し、それをエアロゾルで誤魔化してきたこと、我々懐疑論者(但し、私めには一欠らの「懐疑」も無いけど、世間がそう呼ぶから、一応、それに従っておく)から科学の砲撃を浴びて、ついに「撤退が始まり」出したことを、この論文は示しているんだね。
全面敗走は時間の問題だな。
IPCCが全面敗走し、敵も味方もいなくなった後、ただ一人で「最後まで立てこもって守り続けるほどの価値のある主張なのだろうか」と喚いているのが江守正多。
がんばってね。
キャハハ!

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