IPCCが、気候感度は九度山の幸村だ、と狂騒曲

ハイドン「トランペット協奏曲」より

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

9月3日の投稿で紹介したとおり、ブスが、ホッケースティックを正当化しようと図ったものの、全く逆に、ホッケー・スティックの虚構を、であるから、人為的温暖化説の虚構を曝け出してしまったけれど、今度は別のブスがやらかしちまったようだな。


地球の高温化は不可避、過去200万年の温度推移明らかに 研究
2016年9月27日 15:02 発信地:パリ/フランス
大気中の温室効果ガスのレベルが現在のまま保たれた場合でも、地球の気温は今後、耐え難いほど高温になる恐れがあるとする研究論文が26日、発表された。研究では過去200万年の地球の表面温度が初めて明らかにされている。
英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された研究論文[Nature,538(2016)226]によると、「温室効果ガスが今日のレベルで安定するということは、今後数千年の間に地球全体の平均気温が5度上昇する恐れがあることを示している」という。
英オックスフォードで先週行われた会議では、地球の平均気温は産業革命前と比べて1度上昇しており、今後10年以内に1.5度の上昇となる可能性もあることが専門家から報告されている。
米スタンフォード大学の古気候学者キャロリン・スナイダー(Carolyn Snyder)氏が行った今回の研究では、過去200万年にわたる地球の平均表面温度の推移が初めて明らかになった。
研究でスナイダー氏は、59の海洋堆積物コアから2万ビットのデータを抽出し、1000年間隔の気温年表を作成した。この同氏が採用の手法について、ある気象専門家は「独自のアプローチ」と述べている。
そして、この手法で導き出された結果は、地球の平均気温と大気圏の温室効果ガス濃度との間の確立された関連性に合致していた。新たなデータからは、大気圏の二酸化炭素濃度が2倍になると、地球の平均気温が9度上昇する可能性も示された。こうした気温上昇の下では、氷床が融解し、海水面が数十メートル上昇する恐れもあるという。
ただスナイダー氏の研究に参加していない別の専門家らは、同氏の論文は真偽が定かでない仮説を多数論拠としているとして注意を促している。


(AFP/Marlowe HOOD)

IPCCの人為的温暖化説は「気温上昇の停滞と人為的温暖化説の破綻」の(11-1)式で表される。
グラフで表すと、「気温上昇の停滞とIPCC断末魔の足掻き」の図15-18の青線になる。
20世紀第4四半期の急激な気温上昇を凡そ再現できる。
IPCCが人為的(排出CO2)温暖化を煽り立てる拠り所はそれ。
って言うか、20世紀第4四半期の急激な気温上昇を再現するには、フィードバック係数が3でなければならず、だから、3月11日の投稿の図1に見えるとおり、「大気圏の二酸化炭素濃度が2倍になると、地球の平均気温が3度上昇する」と言い立ててるんだね。
けど、20世紀前半は全く再現できない。

人為的なCO2排出は20世紀後半に激増したにもかかわらず、「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の図13-3に見えるとおり、20世紀前半と後半の気温上昇率はほとんど同じだから、フィードバック係数をもっと大きくしないと、20世紀前半の気温上昇は再現できない。
下図の赤線に見えるとおり、フィードバック係数を9にすれば、凡そ再現できる。

2016092901図1 1880年以降の気温変動(HadCRUT4)とIPCCの人為的温暖化説でフィードバック係数を3にした場合(青線)と9にした場合(赤線)

現在のCO2濃度は400ppmだから、フィードバック係数が9なら、産業革命から現在までの気温上昇は4.6℃。

(1)    \displaystyle 9 \, \frac{\ln \left( 400 / \, 280 \right)}{\ln \left( 2 \right)} = 4.63

「温室効果ガスが今日のレベルで安定するということは、今後数千年の間に地球全体の平均気温が5度上昇する恐れがあることを示している」というのは、そして、「大気圏の二酸化炭素濃度が2倍になると、地球の平均気温が9度上昇する」というのは、20世紀前半の気温上昇は人為的排出CO2が原因、ということなんだよ。

けど、今度は20世紀後半の気温が高すぎる。
350.org気候ネットワークのような完狂NPOなら大悦びするだろうけど、まともな人間なら、これはおかしい、IPCCの人為的温暖化説って、デマじゃないか?、と思うようになるはず。
温暖化を煽り立てたつもりが、逆効果になってしまう。
だから、IPCCの主流派が火消しに走り出した。


Probably not
The good news is that’s probably not right.
We talked to Gavin Schmidt, head of NASA’s Goddard Institute for Space Studies, and Penn State’s Richard Alley. Both agreed that the reconstruction itself was significant. Schmidt said it probably deserved to be in a high-profile publication, and Alley said it “may prove to be of wide value.” Still, both of them pointed out issues with the sensitivity analysis.
The problem is that glacial cycles are triggered by changes in sunlight caused by orbital forcings. This triggers changes in the amount of carbon dioxide in the atmosphere, but it also triggers changes in everything from ocean levels and atmospheric dust to the amount of sunlight that hits highly reflective ice when it reaches the Earth. All of this affects the global temperature significantly. But, for the purposes of this analysis, Snyder only compared the temperature and CO2, ensuring that all these other impacts were ascribed to that gas.
“This assumes that all of the temperature change over the ice-age cycles arose from the greenhouse-gas change,” Alley told Ars. “But, we have high confidence that the ice ages were driven by features of Earth’s orbit and that the temperature would have changed (just not as much) if the greenhouse-gas forcing had not changed.” Alley went on to say that “the ‘sensitivity’ calculated in the new paper is an upper limit, because we know that some of the temperature change was not caused by greenhouse gases.”
Schmidt, for his part, focused on the consequences of what would happen if this sensitivity were right. “If I move the CO2 levels today to glacial levels?180 [parts-per-million]?would I get an ice sheet the size of what we had at the height of the last glacial maximum?” he asked. “And the answer has to be no. The forcing is too small in the places where the ice would grow for that to happen.”
So, most of the paper is solid, telling us new things about the recent history of our planet. But there appears to be some significant issues with one aspect of the analysis: the part that attempts to calculate how sensitive our climate is to rising greenhouse gasses. Unfortunately, that’s the aspect that’s most relevant to non-scientists, and it’s the detail likely to attract the most attention.


(「New data set shows global temperatures over the last two million years」より)


‘A very confused message’
Professor Jeffrey Severinghaus, from the Scripps Institution of Oceanography at the University of San Diego, also found a problem with the study.

“She made a very, very basic logical error,” he said.

“Climate sensitivity is essentially the change in temperature divided by the change in CO2.
“The important part about that is that if you want to infer that from an actual situation in the Earth, you know, what the Earth did in the past, you have to make sure that temperature change is only due to an increase in CO2, whereas the ice ages, we know very well the temperature change was due to a combination of increasing CO2 and changes in the Earth’s orbit around the sun.
“In fact, it’s probably something like two-thirds of the temperature change is due to the orbit and only one-third to the CO2.
“So that’s probably why she got a factor of three larger.”
The study’s author Carolyn Snyder was not available for an interview.


(「Climate change study accused of erring on rising temperature predictions」より)

けれど、図1の赤線に見えるとおり、「This assumes that all of the temperature change over the ice-age cycles arose from the greenhouse-gas change」は「This assumes that all of the temperature change over the first half of twentieth century arose from the greenhouse-gas change」に等しい。
もちろん、この論文が導き出した「過去200万年にわたる地球の平均表面温度の推移」は科学的信頼性が低いのなら、そうは言えないけど、「Both agreed that the reconstruction itself was significant」だから、否定できない。
IPCC第5次報告書の市民向け要約」の第4節で解説しているとおり、「IPCC assumes that all of the temperature change over the twentieth century arose from the greenhouse-gas change」だけれど、図1の青線に見えるとおり、20世紀前半の気温を再現できず、再現しようとすれば、「This assumes that all of the temperature change over the ice-age cycles arose from the greenhouse-gas change」になってしまうから、「IPCC made a very, very basic logical error」だと分かる。
この論文は、「This assumes that all of the temperature change over the ice-age cycles arose from the greenhouse-gas change」と「IPCC assumes that all of the temperature change over the twentieth century arose from the greenhouse-gas change」が同じであることを、示したんだよ。
その意味において、これは極めて重要な論文であると評価できる。
もちろん、論文の執筆者本人にIPCCを否定する論文を書いたという意識は全く無いけれど、「She made a very, very basic logical error」ということは、「IPCC made a very, very basic logical error」ということなんだね。

ホッケー・スティック曲線の虚実」で解説しているとおり、20世紀前半の気温上昇は太陽活動の活発化が原因だから、「IPCC第5次報告書の市民向け要約」の(13-12)式で計算しているとおり、「大気圏の二酸化炭素濃度が2倍になると、地球の平均気温が0.75度上昇する」だけ。
she got a factor of three larger」ということは、「IPCC got a factor of four larger」ということなんだね。
「IPCC got a factor of four larger」の結果が図1の青線だから、青線が20世紀第4四半期の気温上昇を再現できるのは見せかけにすぎず、それを論拠に人為的温暖化を煽り立てるのは「very, very basic logical error」。
「英オックスフォードで先週行われた会議では、地球の平均気温は産業革命前と比べて1度上昇しており、今後10年以内に1.5度の上昇となる可能性もあることが専門家から報告されている」は図1の青線が論拠だから、「They made a very, very basic logical error」
9月20日の投稿の図1に見えるとおり、NASA(GISS)では「地球の平均気温は産業革命前と比べて1.2度上昇して」いるから、「Gavin Schmidt made a very, very basic logical error」。
って言うか、「Gavin Schmidt made a very, very」データ改竄。
この論文はガビンちゃんがデータ改竄したことを証明したんだね。

2015060109

『3%の科学』vs『97%の宗教』」で紹介しているとおり、IPCC第5次報告書の政策策定者向け要約の執筆者に唯一人の日本人として名を連ねている江守正多は「その Nature や系列紙の Nature Climate Change、Nature Geoscience といった雑誌に、温暖化の科学が正しいことを前提とした論文が常に何本も掲載されているのだ。そのことを考えると、温暖化がウソだったり間違いだったり不正だったりすることを信じ続けるためには、よほど強い動機と思い込みが必要であるように筆者には思われる」と泣き喚いてたけど、9月3日の投稿で採り上げた論文も「その Nature」であり、この論文も「その Nature」
最近、頑張ってるな、「その Nature」。
この調子で頑張ってね、「その Nature」。
キャハハ!

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