黒い恋人たち

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

またぞろ、氷河が解けていますぅぅぅ~、と泣き叫んでいるようだな。


断熱シートで覆われるローヌ氷河、スイス
2015年7月17日 12:52 発信地:グレッチ/スイス
スイス・グレッチ(Gletsch)近郊のローヌ氷河(Rhone Glacier)が、照りつける真夏の日差しによる溶解を食い止めるために断熱シートで覆われている。

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スイス・グレッチ近郊で、断熱シートで覆われたローヌ氷河の横を歩き氷穴へ向かう観光客(2015年7月14日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI


(AFP)

けど、「真夏の日差しによる溶解」と書いてる。
「(人為的)温暖化による溶解」とは書いてない。
CO2(に因る温暖化)で氷河が解けているのではなく、実は、「真夏の日差し」で氷河が解けているんだね。
それなら、これまでも「真夏の日差し」で解けているはずだから、氷河はとっくに消えてなくなっているはずだけど、消えていない。
ということは、現在、何らかの原因で「真夏の日差しによる溶解」が著しく進んでいる、ということ。

そこで、上の写真をよく見ると、右側に見える氷河の末端が黒ずんでる。
さらに、左側に見える氷河の奥の方も黒ずんでる。

そこで、氷河全体の写真を見ると。

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くわっ!
氷河全体が黒ずんでる。

氷河は白いはずだろ。
なぜ、黒ずんでるんだ?
そこで、シートが被さっている部分を拡大してみると。

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はい!
ススですね。
ススが原因で「真夏の日差しによる溶解」が著しく進んでるんだね。

アルプスの氷河にススを撒き散らしているのは何処のドイツだ?
ドイツの電力の半分は石炭火力。
それが第1の原因。
第2の原因はポーランドだけど、2012年9月25日の投稿で紹介したとおり、我国の最新石炭火力を導入して、ススの排出を抑えようと努力しているんだね。
2013年11月20日の投稿で紹介したとおり、発電量の9割を石炭火力に頼っているから、第1の原因はポーランドと思うかもしれないけど、電力の絶対量はドイツの方がずっと多いから、そして、ドイツの方がアルプスに近いから、アルプスの氷河にススを撒き散らしている主犯はドイツ。)

にもかかわらず、左翼脱原発派は、昨年2月24日の投稿で紹介したとおり、「日本が国際的な流れから離れて独自の道を進む『ガラパゴス化』しつつあることを印象づけた・・・米国輸出入銀行や世界銀行、欧州投資銀行など国際的な開発金融機関は昨年、相次いで石炭火力への融資基準を厳しくした」だの、昨年6月17日の投稿で採り上げた記事に見えるとおり、「CO2を大量に排出する石炭火力発電を増やし続けたツケに見える・・・国際的な開発金融機関も相次いで石炭火力への融資基準を激しくした」だの、4月20日の投稿で紹介したとおり、「世界銀行や欧州復興開発銀行、欧州投資銀行、米国輸出入銀行などの国際金融機関は、途上国の石炭火力事業への投融資の抑制や規制強化を打ち出した。ところが、日本は世界の流れと逆に進んでいる・・・政府は温暖化防止を旗印に、高効率石炭火力技術の途上国への輸出を後押ししている」だの、6月29日の投稿で紹介したとおり、「海外の新しい石炭火力発電所への公的融資を段階的に廃止して行こうとする動きに、日本は強く抵抗している」だのと我国を罵り、7月9日の投稿で紹介したとおり、「1日現在、国内には新たな石炭火力の計画が計47基・・・昔と違って、環境影響には激しい視線が注がれている。発電量あたりのCO2排出量が多く」と喚き立てた挙句、7月17日の投稿で採り上げた「教えて!電源構成」の7回目では「原発の扱いは脱原発のドイツと・・・各国に共通するのは太陽光や風力など再生可能エネルギーが大きく増えることだ」と言い立てて、安倍こべにドイツを持て囃したんだよ。
IPCC信者の左翼脱原発派は、氷河融解の本当の原因から目を逸らし、氷河融解の責任を我国に擦りつけたんだね。
その結果、氷河融解の本当の原因が覆い隠されてしまい、環境悪化がますます進んでいるんだよ。

IPCC党と左翼脱原発派は環境の敵だ!
石炭と一緒に燃やしてしまえ!!