気象研究所のアホと左翼はよほど俺の否定論を味わいたいらしいな

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。
おお、さむ~。

前回の投稿で採り上げた「取材考記」で「いま、温暖化の影響ははっきりとしてきた。数十年に一度といわれる気象災害は毎年のように起きている」と泣き喚いてやがったけど、そう思い込ませるために、元旦の投稿で解説したにもかかわらず、年末になって尚も喚き立ててやがる!

2020年12月28日の朝鮮日刊新聞夕刊紙面より(論文はコチラ。気象研究所のプレスリリースはコチラ。もちろん、これにもシバきの女王が関与してる。)

「温暖化の影響で」、「降水量11%増」だと?
どこつかんどるんじゃ、ぼけ、気象研究所の土人」!
昨年7月10日の投稿でも指摘したとおり、この「1980年の条件でシミュレーションした結果」は天気予報で使うコンピュータシミュレーションと同じだけど、天気予報で11%の降水量の違いを正確に予報できるんか?
あ?
「台風19号の強さや降水分布もコンピュータ上で再現」と言い張ってやがるけど、台風19号の降水量を1㍉違わず再現できるんか?
あ?
天気予報では雨量が200㍉~300㍉などと予報してるのに、11%の降水量の違いを正確に予報できるわけねえだろ!
実際、データ(に基づいた解析結果)と「台風19号の強さや降水分布もコンピュータ上で再現」を見比べてみると、


図1 気象研究所のプレスリリースのPDFファイルの図1より

千葉県から茨城県の多くは、「解析雨量」が最大で150㎜だけど、「再現計算」の方は50㎜も多い。
300㍉以上の箇所は「解析雨量」の方が多い。
600㍉以上で「解析雨量」と「再現計算」が一致している地点もあるけど、地形の効果(山に気流がぶつかって大雨になる)にすぎない。
現に、600㍉以上の地点は「地形なし」なら300㍉以下。


図2 気象研究所のプレスリリースのPDFファイルの図1より

さらに海上を見れば、本質的な違いが明白。
「再現結果」(「地形なし」でも同じ)では、200㍉以上の降水帯が紀伊半島の南方から伸びてきてる。
ところが、「解析雨量」では、200㍉以上は陸地に近い伊勢志摩沖と遠州灘に限られてる。
「再現結果」はデータを全く「再現」できていない。
異常気象の全く不都合な真実」の第1節と第9節で解説しているにもかかわらず、そして、11月15日の投稿でも糾弾したにもかかわらず、性懲りも無く、「気温が1度上がると、大気中に含まれる水蒸気の量は7%増える」と泣き喚いてやがるけど、「再現結果」は、7%どころか、200%、または、それ以上に増えてる。
これは豪雨の原因の根本的な相違を、つまり、「温暖化の影響で」はなく、元旦の投稿で指摘したとおり、上空の寒気が原因で豪雨になったことを、ハッキリと示してるんだね。
(逆に言えば、この「再現結果」は寒気が原因であることを裏づけてしまったわけで、その意味において、この研究には価値があると言えなくもない。)
もちろん、プレスリリースは上空の前線に言及していない。

しかも、だ。
「海面水温の上昇によって台風の中心気圧が下がり、台風そのものが強まったことも、降水量が(さらに4%)増えた原因」と喚いてやがるけど、1月5日の投稿9月9日の投稿でも指摘したとおり、強い台風は70年以前の方が多かった。
8月30日の投稿で採り上げた8月26日の夕刊紙面でも、80年以降だけを切り出して、「太平洋側接近の台風 40年で2割増」と泣き喚いてやがったけど、またしても、80年以降だけを切り出して、「温暖化の影響で、降水量11%」と煽り立ててやがるんだよ。

もちろん、コヤツらが「1980年と比較」したのには、一応の理由がある。
それは10月の平均気温(の偏差)。


図3 10月の平均気温の偏差

青線を見ると、1980年代半ばまでは、気温は殆ど上がっていなかった。
これを論拠に「10月の平均気温が約1度低かった1980年の条件と比べて、シミュレーションした」わけだけど、それなら、CO2排出が原因で「80年から気温や海面水温の上昇」が起こった、ということになる。
(「また、工業化が進んでおらず、今より気温が1.4度ほど低かった1850年の条件でみると、降水量が13.6%減った」と、つまり、上図の赤線はCO2排出に因る温暖化、と言い立てているけれど、気温上昇は90年以降だから誤魔化しにすぎない。バカみたいに直線を引きたがるのは、コヤツらの非科学性をハッキリと示してる。)
けれど、年平均気温を見ると、「異常気象の全く不都合な真実」の図14-2で解説しているとおり、都市化の影響を除けば、現在の気温は1960年前後より少し高いだけ。
(暖冬なら、その後の気温も高めに推移するから、10月の平均気温はそれ以前の月の気温と無関係ではあり得ない。しかも、CO2で温暖化なら冬の気温の上昇が大きいはずだから、温暖化を論じるには年平均気温で評価すべき。)
12月7日の投稿でも指摘したとおり、「温暖化の影響で」と言い張る拠り所の気候モデルは図14-2を再現できない。
「80年から気温や海面水温の上昇」は自然変動と都市化が主因で、CO2の影響は弱い。
しかも、上図を見直すと、1998年以降は気温が上がっていない。
実のところ、気温が上昇したのは90年代だけ。
CO2の影響が大きいのなら、そんなことは起こり得ない。
「温暖化の影響(=CO2の影響)で、降水量11%増」はコンピュータゲーム上の絵空事にすぎん。

昨年5月23日の投稿で採り上げた記事でも「昨夏の猛暑、温暖化なければ発生せず」だの、9月24日の投稿で採り上げた9月22日の朝刊紙面でも「温暖化がなければ昨年のような猛暑は起こりえなかった」だの、9月21日の投稿で採り上げた邪説余滴でも「もし温暖化がなかったら、総雨量が6.7%ほど少なくなっていたかもしれない」だの、10月21日の投稿で採り上げた記事でも「西日本豪雨と同規模の大雨、温暖化で発生確率3.3倍に」だのと喚き続け、またしても、「昨年の台風19号 降水量11%増」と泣き喚いてやがるけど、真の科学を追求する否定論者にイベント・アトリビューションなどというエセ科学は全く通用しない!