再生可能エネルギーは原子力の影法師

シューベルト「白鳥の歌」より「影法師」

今日今晩は。
「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某で~~~す。

昨年10月31日の投稿で糾弾したのに、日本物理学会元会長の惚け爺が性懲りもなくしゃしゃり出てきやがったぞ。


原発の早期再稼働を提言=有識者グループ
2013/02/25-19:01
企業経営者や学者、元官僚でつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」の有馬朗人会長(元東大総長)は25日、首相官邸で安倍晋三首相と会い、原発の早期再稼働を求める提言書を提出した。有馬会長によると、安倍首相は「大変重要な問題と考えている」と語った。
提言では、原発の危険性に関して「ゼロにするという不可能な命題(の解決)を目指すのではなく、どのように軽減するかを検証すべきだ」と指摘。原子力規制委員会が具体的な安全基準を早期に策定する必要があると訴えた。再生可能エネルギーについては「安価かつ安定的な電源となることは当面困難」としている。


(時事ドットコム)

キャ~、すてき、有馬朗人大先生!
はよ、棺桶に入れ、惚け爺!!

片や、原発が必要と言い立て、片や、つまり、左翼は、再生可能エネルギーで脱原発依存、と喚き立てる。
一見、両者は水と油だけど、実は、違うんだな。
再生可能エネルギーが「安価かつ安定的な電源となることは当面困難」はそのとおりだけど、2011年4月26日の投稿8月30日の投稿2012年1月5日の投稿7月11日の投稿7月25日の投稿9月4日の投稿、そして、9月7日の投稿で指摘したとおり、原発が無くても、再生可能エネルギーが無くても、電力は足りている。
にもかかわらず、原発か再生可能エネルギーかと喚き立ててるのは、国民を欺く以外の何物でも無く、その意味において、原発依存派と「再生可能エネルギーで脱原発依存派」は同じ穴の狢。

原発依存派は311以前の状態を維持できれば満足。
一方、昨年9月10日の投稿9月12日の投稿、そして、11月11日の投稿で解説したとおり、再生可能エネルギーは、実のところ、「脱原発」を阻害するだけだから、「再生可能エネルギーで脱原発依存派」の「脱原発」もまやかし。
再生可能エネルギー買い取り制度で利を貪ることが目的だから、「脱原発」が実現できなくてもいいんだよ、「再生可能エネルギーで脱原発依存派」は。
だから、結局は、じゃあ、中間を採りましょう、てなことになる。
って言うか、原発か再生可能エネルギーかと喚き立てて、じゃあ、中間を採れば?、と国民に言わせる。
国民を騙して利を貪るという点において、両者の利害は一致しているんだね。

原発依存派と「再生可能エネルギーで脱原発依存派」は、実のところ、裏で手を握っているんだよ。
その証拠が人為的温暖化プロパガンダ。
朝鮮日刊新聞は、2011年3月25日の投稿で採り上げた2011年3月25日の社説で「太陽光や風力、燃料電池など新エネルギーの利用を増やし、地球温暖化防止に必要な低炭素社会への地ならしにもしたい」だの、2011年4月15日の投稿で採り上げた2011年4月4日の社説では「CO2を出す化石燃料依存へと、単純な先祖返りはできない。ならば太陽光、風力、地熱など再生可能な自然エネルギーを総動員する必要がある」だの、2011年8月6日の投稿で採り上げた2011年6月19日の社説でも「原発事故を目の当たりにしたいま、地球温暖化を防ぎながら、原子力への依存度を下げていくには、自然エネルギーの普及を急がねばならない」と喚き立てていたけど、2011年3月22日の投稿で紹介したとおり、有馬朗人を推し立てて温暖化対策を正当化しようと図ったんだね。
また、2月6日の投稿で紹介したとおり、WWFは温暖化対策を盾に石炭火力発電を妨害しようと図ったけど、2011年4月13日の投稿で紹介したとおり、311の直前、東電に第20回地球環境大賞を授与してた。

で、石炭火力に関して、この記事を見てちょ。


原町発電所、復旧 「被災火力」で電力供給 原発動かず、綱渡り続く東北
2013年2月22日(金)07:57
厳しい寒さと積雪が続く東北の電力需給は、東日本大震災から2年近くたったいまも綱渡りが続いている。東北電力は財務の悪化から値上げ申請に踏み切ったが、原発の再稼働がなければ供給力不足の改善は見込めない。被災地を含めた冬の電力供給を支えているのは、津波で破壊され、やっと復旧したばかりの石炭火力発電所だ。(田辺裕晶)
東北電力が21日に報道陣に公開した原町火力発電所(福島県南相馬市、出力200万キロワット)。白くて真新しい発電所の傍らに、骨組みだけになった建屋の残骸が残り、津波の爪痕をまざまざと見せつけていた。
当初は今年夏までを予定していた工期を約半年短縮し、原町2号機が昨年11月、1号機が今年1月に何とか発電を再開した。2号機は3月末にも正式運転に移行する。
震災で被害を受けた東北電の火力発電所4カ所全てが、ひとまず復旧を果たす。樋口康二郎所長は「一日も早く復旧するという皆の心意気が後押ししてくれた」と振り返る。
東北電力管内では今冬、需給が最も厳しかった昨年12月11日でも供給予備率は6.9%を保った。ただ、原町2号機の発電再開がなければ最低限必要な3%を割り込む恐れもあった。
平成23年3月11日、震度6弱の激しい揺れの後、18メートルの大津波が発電所を飲み込んだ。がれきと化した車がタービン建屋の壁を突き破るなど、さまざまな設備が被害を受け、所員1人が亡くなった。
水は翌12日に引いたが、原町は福島第1原発から30キロメートル圏内にあり、所員は待避を余儀なくされた。がれきの撤去など復旧に向けた動きが始まったのは、約2カ月後の5月に入ってから。昼夜2交代で工事を進めた。
東北電力では、東通原発(青森県)の再稼働が原子力規制委員会の活断層調査で計画した27年7月から遅れる可能性が高い。厳しい需給と火力燃料費の増大による経営圧迫が続く。
燃料に安価な石炭を使う原町1、2号機のフル稼働は、石油などに比べて1日当たり2億円の燃料費圧縮につながる。樋口所長は「正式運転再開に向け安全運転に努め、安定供給に貢献したい」と決意を述べた。


(産経新聞)

被災地の生活・経済再建を支えるため、懸命に働く電力会社社員。
本当に、本当に、頭が下がるな。

とうとう、東北電力も値上げを申請するようだけど、石炭火力で「1日当たり2億円の燃料費圧縮」ができないと、値上げ幅は大きくなり、被災地の生活・経済再建はますます遠のく。
ところが、昨年9月25日の投稿で紹介したとおり、張寿川は「国内で温室効果ガスが減らない要因の一つの石炭火力重視もおかしい」と非難したんだね。
それは原町発電所に頼る被災者を罵り、そして、切り捨てる以外の何物でも無いだろ。
人間のクズめ!
しかも、被災者を切り捨てようと図りながら、昨年9月4日の投稿で紹介したとおり、あべこべに「それは、後世に大きなツケを残す結果となると同時に、今回の悲劇を被った人への裏切りともなる」と言い放った!
どこまで卑劣な野郎なんだ!!

張寿川の卑劣さ邪悪さは突出しているとは言うものの、人為的温暖化を煽り立てている連中は皆同じ穴の狢。
2月16日の投稿で紹介したとおり、気候ネットワークの糞婆も、この期に及んで、京都議定書に復帰しろ、と喚き立てていたけど、やはり、原町発電所を誹謗し、被災者を罵る以外の何物でも無いな。
しかし、それはIPCC党が、そして、IPCC信者が被災者の生活と命を顧みないことを完全に露呈したんだね。
人為的温暖化プロパガンダが国民の財産・命を損なうことを完全に露呈したんだね。

被災地の生活・経済を再建するため、そして、真の「脱原発」を実現し国民の健康と命を守るため、IPCC党とIPCC信者を一匹残らず社会から駆逐しなければならない!